5月は4月に引き続き30銘柄程度しかない優待の閑散月です。
思い切ってスルーするのも方法だと思います。
各月の大まかな優待数(2019年) | |||||||
1月 | 30 | 4月 | 30 | 7月 | 30 | 10月 | 30 |
2月 | 140 | 5月 | 30 | 8月 | 100 | 11月 | 35 |
3月 | 800 | 6月 | 105 | 9月 | 420 | 12月 | 170 |
ただし、ちょっと面白い月でもあります。
実は5月の優待は金券系の割合が高く、全体の4割くらいの企業がQUOカードなどを扱っています。
QUOカードは大手コンビニチェーンなどでは支払いで使えるので、事実上の現金と考えていいですね?
5月は銘柄数こそ30強ですが内容はキラキラ。
ただし、5月は株価変動の警戒すべき月でもあります?
その点は次に説明します。
5月の優待買いは慎重に?株価の急落には注意
5月は『セルインメイ(Sell in May)』という有名な格言があります。
米国市場やNYダウの株価が5月をピークに夏場に向かって停滞することが多いので、保有株は全て売却して9~10月くらいまでは休んだ方がいいよ
あくまでも格言で、過去データを見る限り近年は曖昧な雰囲気?
ただし、多くの投資家が頭の片隅に留めている言葉なので、『Sell in Mayだ・・』という心理が株価を引っ張ってしまう可能性があります。
下がりだすと売りが売りを呼ぶ可能性は否定できません。
投資信託の積立のような長期投資には関係ないのですが、個別株の場合は銘柄研究がシッカリできてないと痛手を被ることがあります。
私の基本戦略は、手数料だけで優待が獲得できるクロス取引。
株価変動が心配される5月などはピッタリですね!
⇒ 株価の動きを気にせず、優待だけが貰える裏技《クロス取引》
(私の優待取りのメイン手法!株価の変動リスクが抑えられる)
この投資はauカブコム証券の独壇場だったのですが、3月にSMBC日興証券が加わり選択肢(チャンス)が増えています。
SMBC日興証券はクロス取引で必須の一般信用取引が手数料0円で銘柄数もトップ水準なので大注目!
今、もっとも勢いに乗っている証券会社だと思います。
kaoruが注目する5月の株主優待は?
5月は優待数は少ないのですが、金券系が多い月です。
私が注目している銘柄をピックアップしましたで参考にしてみてください。
●岡山製紙(コード3892)
板紙、美粧段ボールの製造をしている会社。
保有株数に応じた金額のQUOカードが貰えます。
100株 | 500株 | 1000株 |
500円分 | 2000円分 | 4000円分 |
株価は100株で8万円前後ですので、頑張れば500株も狙えそうですね!
※2019年4月22日現在を基準
この企業の優待は、前回まで『100株以上でQUOカード1000円分』だけでした。
新しい仕組みでは100株だと還元率低下ですが、保有株数で貰える金額が大きくなる内容に変ったので500株や1000株の保有だと改善となります。
●ライク(コード2462)
人材派遣の会社で最近は介護事業にも積極的です。
保有株に応じてポイントが貰えます。
このポイントは株主様限定サイトで、1000種類以上(食品、電化製品、ギフト、旅行・体験、雑貨等)の中から交換できます。
200株以上からが対象で300株、400株、500株・・10000株と貰えるポイントが細かく分かれています。(1P=1円?)
200株 | 300株 | 400株 | 500株 | 600株 |
2500P | 4000P | 6000P | 7000P | 8000P |
700株 | 800株 | 900株 | 1000株 | 2000株 |
10000P | 12000P | 15000P | 20000P | 45000P |
株数とポイントの増え方は一定ではありませんね(還元率が違う)。
100株が10万円前後なので、個人的には400株が狙い目だと感じました。
●番外編:小津産業(コード7487)
不織布や日用雑貨で有名な会社です。
100株保有でクオカード1000円分が貰えます!
しかし、ここの人気は200株で貰える自社商品の方です。
200株保有で2500円相当の【トイレットペーパーとティシュペーパーの詰め合わせ】が貰えます。
このトイレットペーパーが、届くと予想以上の超高級品で驚きます。
バラの模様が入っていて、贈り物にしても喜ばれそうな雰囲気!
金券よりも自社商品の方が好評という珍しい優待なので紹介させていただきました。
100株だと20万円くらい、200株なら40万円くらいです。
証券会社の検索機能を利用しよう!
5月に関しては銘柄数が少ないので、全てに目を通しても30分もかからないと思います。事前にチェックしておくことをオススメします。
ちなみに銘柄の選定に関しては、SBI証券とauカブコム証券の2社は優待検索が見やすいので注目。
上記以外で個人的に気になった銘柄は、以下にまとめています。興味がある人は覗いてみてください。
優待クロス取引の比較 現在のNO.1証券は?
優待は非常に魅力的ですが、株価変動でそれ以上の損失を出しては意味がありません。この値動きリスクを避けて株主優待を取れることで人気なのが『優待クロス取引』です。
優待クロス取引は、株価の値動きを気にせずに優待だけが貰える裏ワザです。
クロス取引の方法については別ページで詳しく説明していますので、興味がある人は覗いてみてください。
さて、優待のクロス取引については、一般信用売りの取扱い数が多い証券会社ほど有利になります。
2019年11月15日時点で人気のネット6証券の取扱い数は以下の通りです。
SMBC日興証券 | auカブコム証券 | 楽天証券 |
約2100銘柄 | 約2400銘柄 | 約1300銘柄 |
松井証券 | SBI証券 | マネックス証券 |
約900銘柄 | 約800銘柄 | 約350銘柄 |
auカブコム証券のSMBC日興証券の強いですね。
私自身も優待取りに関してはSMBC日興証券とauカブコム証券の2社を中心に実施していく予定。
大手証券の日興と三菱系のカブコムは、株調達の優位性で他証券より一歩先を行っている印象。一般信用売りの品揃えみたいな力勝負では大手が強いですね!
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関連:auカブコム証券はガチ使える! 知らないと損する3つのメリット
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