先進国株に過剰な期待はNG!今年はどん底に落ちる可能性もある

「今後の投資先で、最も期待できるのは?」
こんな質問があれば、私は迷わずに米国株(先進国株)と答えます。

100年以上にわたって株価は右肩上がりという実績に加えて、経済の基盤となる人口は右肩あがりです。

専門家の多くも、似たような理由から投資の有望先として先進国株(米国株)を挙げています。

ただし、これらの予想が参考になるかと言えば、 その答えは【NO】 

単年ベースの予想だけで考えれば半分はハズレます。

2020年に関しても新型ウイルスという想定外の出来事を予想できた人はいません。
株価は戻ってきていますが、私は厳重警戒を維持したままです。

‥と言うのも、経済への悪影響が出るのは今からだと思っています。

米国では直近の1ヶ月で新規失業保険申請件数で2200万人。
※米労働省:2020年4月16日

また、日本においても夏(冬)の賞与が大幅に下がることが予想されています。

今すぐにウイルスの脅威が無くなった場合でも、明日からは経済は元通りという事ではありません。

生産活動や消費活動が元に戻るペースが、マーケットの予想よりもユックリになることも充分に考えられます。

私は株式がこのまま一本調子で上昇するよりも、再度下落をするシナリオのほうが自然だと考えています。

今回は分散投資の重要性について書いていきます。

※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。

株で儲かってる人が多いのは事実!ただし、全ての人では無い

米国株や先進国株への投資を継続して、資産を増やした人が多いのは事実!
ただし、損している人がいるのも事実です。

私は「米国株が日本株よりも簡単だなぁ」と強く感じています。
その理由は、大型の有名企業の株価が強い点。

日本株の場合は有名企業が成長鈍化・・、大きく儲けている人の多くは中小型株から優良銘柄に投資するスタイルです。

これは相当な経験とセンスが要求されるので、簡単な話ではありません。

一方で米国株の場合は大型優良株・成長株が市場を牽引しているので、銘柄選定に関しては格段に優しいと思います。

これが投資で成功している人が多い理由です。

ただし、米国株(先進国株)が常に一番を維持しているかと言えばそんな事はありません。

右肩上がりの過程では当然下落もあります。

ジグザグしながら上昇を継続してきていますので、タイミングによっては運悪く損失ということは否定できません。

先進国株(米国株)の優位性が高いことは事実ですが、1年だけで見れば最良の選択肢になるかは疑問です。

上昇していく過程では、利益確定する動きも出てきます。
※プロ(機関投資家)の大きな売りには注意。

ガッツリ下がる可能性も頭の隅に置きながら投資をしていく方が良いでしょう。

【休憩】米国株のヒント
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※私も米国株の情報源として利用しています。
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資産運用の基本は分散投資! 常に1番上昇する資産なんて無い

大きなリターンを目指すならば、成長株に一括集中投資が有力ですね。
ただし、値動きが激しいので、途中はヒヤヒヤする場面も多いです。

ハラハラドキドキとの引き換えとして大きなリターンがあるので、ハートが強い人はこの方法でも良いと思います。

私はと言えば、リターン率が下がってもいいので落ち着いて運用をしたいタイプ
その場合は、やはり分散が重要ですね。

2015年~2019年で 最も好成績だった資産 を記載しましたのでか確認してみてください。

2015年 2016年 2017年 2018年 2019年
日本株 J-REIT 新興国株 J-REIT 先進国株

※株式(日本・先進国・新興国)、債券(日本・先進国・新興国)、J-REIT、海外REITで比較
※8資産を円ベースで比較

2019年は 先進国株 のパフォーマンスが良かったのですが、他の年は別の資産が1位になっていますね。

過去の例から考えても、連続首位というのは凄く稀なケースです(2020年は別の資産が1位になる?)。

次に8資産の中で先進国株の各年順位を確認してみましょう。

2015年 2016年 2017年 2018年 2019年
4位 4位 3位 6位 1位

1位になったのでは過去5年で1回だけ・・
ただし、5年のうち4年間は半分よりも上の順位です。

ここで理解したいのは、先進国株の優良というのは“この程度”の話だということです。

先進国株の成績が安定的に上位であることに加えて、上昇時の勢いの強さなど総合的に考えると有力な選択肢であることは間違いありません。

ただし、そこには“過去のデータ通りであれば”という言葉が常につきます。

確率が高い事と、今後も同じ結果になる事は全く別の話だということは肝に銘じておく必要があります。

お金持ちほど分散投資をシッカリ実践している

最後に仕事上の経験からお話をします。

私は仕事柄、富裕層と呼ばれる人達と接する機会が多いのですが、 こういった方々で集中投資をするケースは少数派です。

投資の部分だけき切り取ると集中投資をしてる人もいるのですが、資産全部でみると不動産や保険、国債などにシッカリ分散しています。

リスクをとって攻める部分と守る部分を分けて考えている人が多いですね。
つまり、 失敗しても一定の資産が残るような設計 にしているという事です。

では、普通の人達が集中投資で失敗した場合を考えると・・
今後の生活資金まで無くなってしまう可能性があります。

そもそも、資産目標が数千万円ならば分散投資で充分に達成可能!
私は今後も世界分散・資産分散・長期積立をメインに考えています。

もちろん、米国株(先進国株)のパフォーマンスは魅力的なので投資を継続していきますが、それが世界分散よりも高い比率になることはありません。

今回は「先進国株に過剰な期待はNG!今年はどん底に落ちる可能性もある」 について書きましたに。

記事の中で参考になる点があればヒントにしてみてください。

私の資産運用は『セゾン投信』の積立!丸投げするだけの簡単投資です。

私自身の運用について話をすれば、「セゾン・バガード グローバルバランスファンド」の積立がメインです(2020年の運用方針:改定版

世界分散投資を専門家に丸投げできるので、ズボラな私にはピッタリでした。
資産配分の修正も全部行ってくれますので何もする事はありません。

参考までに、過去10年の年率リターンは約5.8%となっています。
基準日:2020年4月末

私の資産は年々増えているので「凄い!」と言われる事もあるのですが、実際は丸投げしてるだけというのが本当の話です。

資産運用の王道的な資産配分ですので、興味がある人は確認してみてください。

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資料を確認するだけでも、勉強になるファンドだと思います。