11月の株主優待は、10月同様に優待が少ない月です。
銘柄数は40にも届きません。
直近で多かった9月と比較すると10分の1以下ですね。
各月の大まかな優待数(2020年) | |||||||
1月 | 30 | 4月 | 30 | 7月 | 30 | 10月 | 35 |
2月 | 140 | 5月 | 30 | 8月 | 105 | 11月 | 40 |
3月 | 810 | 6月 | 110 | 9月 | 410 | 12月 | 180 |
優待数から考えると無理しなくよい月ですね。
11月は動かないで12月に全力を尽くす戦略もありです。
※12月は『すかいらーく』『マクドナルド』が人気。
もっとも、優待取りに参加する人も少なくなるので穴場となる可能性もあります。
実際に面白いと感じている銘柄もあります。
ただし、米大統領選挙が大詰めで株価の方向性はハッキリしません。
投資を強気に実行するには不安要素が大きいですね。
個人的には、株価の値動きの影響を受けないクロス取引だけにするつもりです。
⇒ 株価の動きを気にせず、優待だけが貰える裏技《クロス取引》
また、11月の株主優待は少ないので、ふるさと納税に注力するのも方法です。
ふるさと納税の申込みに関しては12月に集中するのですが、ギリギリだと人気の返礼品が終了しているケースが目立ちます。
ふるさとチョイスは、いつもと同じ寄付額でより多くの返礼品が貰える【 ニコニコエール品の第4弾】が開始したばかりです。
※期間:10月22日~11月21日
こちらは生産者の応援にも繋がる優良企画!
期間限定で数量も限定されていますが、今ならば選択肢は充分にあります。
ふるさと納税の枠が余っている人はチャンスだと思います。
⇒ ニコニコエール品の一覧を見てみる
(期間限定の超得企画)
《好調》少額を毎月積立して優待銘柄を獲得する方法
私のメイン手法である株主優待のクロス取引は、利用する人が増えてきており競争率が年々高くなっています。
人気優待だと1ヶ月以上も前から仕掛けないと獲得が難しくなってきました・・。
このような状況もあり、最近は積立買付も併用しています。
積立だと平均取得価格が平準化するので、買付タイミングを悩まなくてよいのがメリットです。
個別株で積立って出来るの?と疑問に感じる人もいると思いますが、限らて証券においてだけ可能です。
私はSMBC日興証券の【キンカブ】サービスを利用して「J-REIT」などの個別銘柄をドルコスト平均法で買付しています。
※【キンカブ】は、100万円以下は買付手数料が無料。
優待銘柄など長期保有をする株式の買付に相性が良いので、こちらも選択肢の一つとしてオススメです。
この手法でJ-REITを買付して利益は約40%も出ており満足する結果になっています。
※価格を平均化するのが目的て利益を狙っているわけではありません。
⇒ 株主優待の新常識! 買付タイミングを悩まない『キンカブ』に注目せよ
SMBC日興証券 公式ページkaoruが注目する11月の株主優待は?
11月は優待数は少ないこともあり、やや魅力に欠ける印象。
強烈な人気銘柄があるとかというと・・微妙ですね。
だた、 【サムティ:3244】 が優待内容を改変して面白い内容となっています。
保有株数に応じてホテルの無料宿泊券がもらえる内容で、旅行好きの方や出張の多い会社員から人気あります。
200株 | 1枚 | 2000株 | 6枚 |
300株 | 2枚 | 5000株 | 8枚 |
600株 | 3枚 | 10000株 | 10枚 |
1000株 | 4枚 |
以前は100株で宿泊割引券もありましたが、それは廃止となりました。
多くの人が無料宿泊券を希望していたので問題ありません。
嬉しい改変として、今まで利用対象ホテルが3軒だったのが、 12軒(13施設)に大幅増加 した点です。
・センターホテル東京
・エスペリアイン日本橋箱崎
・エスペリアイン大阪本町
・エスペリアホテル博多
・エスペリアホテル長崎
・エスペリアホテル京都
・ネストホテル広島八丁堀
・ネストホテル広島駅前
・ホテルサンシャイン宇都宮
・イビススタイルズ名古屋
・オーベルジュ天橋立(天橋立ホテル 別館)
・メルキュール京都ステーション 1泊につき2枚必要
・天橋立ホテル 1泊につき3枚必要
従来は東京と大阪にある3軒でしたので出張時に会社員が利用するケースが多かったのですが、今後は観光目的としても使えますね。
この会社は不動産系でビジネスホテルも拡大していたので、新型コロナウィルの影響で株価が低迷しています。
2020年10月23日時点、年初来リターンは▲23%で配当利回りは4.8%です。
株価は約1700円なので、優待獲得の200株だと35万円程度が必要となりますね。
余談ですが、REITのスポンサーにもなっており、私はそちらを保有しています(優待なし)。
関連【3459】サムティ・レジデンシャル投資法人 株価・利回り・格付け
(現在、3口保有中のJ-REITです)
これ以外で個人的に気になった銘柄は、以下にまとめています。興味がある人は覗いてみてください(串カツ田中など)。
優待クロス取引の比較 現在のNO.1証券は?
優待は非常に魅力的ですが、株価変動でそれ以上の損失を出しては意味がありません。この値動きリスクを避けて株主優待を取れることで人気なのが『優待クロス取引』です。
優待クロス取引は、株価の値動きを気にせずに優待だけが貰える裏ワザです。
クロス取引の方法については別ページで詳しく説明していますので、興味がある人は覗いてみてください。
さて、優待のクロス取引については、一般信用売りの取扱い数が多い証券会社ほど有利になります。
2021年3月2日時点で人気のネット6証券の取扱い数は以下の通りです。
SMBC日興証券 | auカブコム証券 | 楽天証券 |
約2100銘柄 | 約2100銘柄 | 約1400銘柄 |
マネックス証券 | 松井証券 | SBI証券 |
集計中 | 約950銘柄 | 約350銘柄 |
auカブコム証券のSMBC日興証券の強いですね。
私自身も優待取りに関してはSMBC日興証券とauカブコム証券の2社を中心に実施していく予定。(この2社は優待の必須証券)
公式 SMBC日興証券
公式 auカブコム証券
大手証券の日興と三菱系のカブコムは、株調達の優位性で他証券より一歩先を行っている印象。
余談ですが、私は 日興証券の『キンカブ』がお気に入り です。
個別株やETFを投資信託みたいに金額買付(A株を1000円だけ買いたい)ができるのが魅力!
個別リートで積立買付ができる貴重な会社としても注目です。