積立投資で初心者が陥る罠 「セゾン投信」より低コストって本当?

資産運用で積立投資を利用する人がドンドン増えてきていました。

やはり、「iDeCo」や「つみたてNISA」といった長期投資を後押しする制度の出現が大きいと思います。

預金しか行ってこなかった人が、積立投資に興味を持ってくれるのは非常に嬉しい事です。

ただし一方で、「誤解を招くような表現」が蔓延してきている事実もあります。その典型的とも言えるのが「低コスト商品が有利」です。

この事はインデックスファンドにおいて正しいのですが、初心者に利用者が多いバランスファンドでは、必ずしも当て嵌まりません。

今回は投資の初心者に勘違いが多い、コストの考え方について紹介します。


2018年:積立を実施する投資信託

最優先はコストではない!先に確認すべきことがある

積立投資で初心者から人気が高いのが「バランスファンド」です。

「バランスファンド」は株式や債券、REIT(不動産)など複数の資産を組み合わせて一つにした投資信託です。

投資の初心者にとっては自分で資産配分を決めるのは大変な作業ですが、バランスファンドを利用すれば余計な手間が掛かりません。

私自身が積立を行っているセゾン投信もバランスファンドです。

セゾン投信の公式ページを見てみる

さて、私はセゾン投信で資産運用することが合理的だと考えていますが、それ以外にもバランスファンドには素晴らしいものがたくさんあります。これは最終的には自分自身の好みになりますね!

ただしバランスファンドの選択では注意が必要。それは「コストよりも重要な事がある」という点です。

「セゾン投資よりもコストが安い〇〇ファンドに乗り換えました」という話を聞くことがあるのですが、単純にコスト比較だけして決断しているケースがあります。

バランスファンドについては商品特性が違うので基本的に別商品。この点をシッカリ理解しておかないと「コストは最安を選択したのに・・」という結果になることもあるので注意してください。

以下で「セゾン投信」とバランスファンドでコスト最安値水準の「eMAXIS Slimeバランス(8資産均等型)」を比較していますので、これを見ると、今回の趣旨が分かると思います。

eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) 代名詞は“業界最低水準コスト”!?

「セゾン投信」と「eMAXIS Slime(8資産均等型)」の比較

eMAXIS Slimeシリーズは株式や債券などの各分野で常に最安コスト水準を目指す設計になっている事から、非常に人気が高い商品です。

低コストという点だけに拘るならば最良と言っても良い投信かもしれません?私自身も非常に好きな投資信託です。

eMAXIS Slime(イーマクシス スリム)のメリットをFPが解説

このシリーズにバランス(8資産均等型)があるので、それとセゾン投信(セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド)を比較してみましょう。

先ずは、今回の議題にもあがったコスト(信託報酬・税込)を比べてみましょう。

コスト比較:2017年10月31日

●eMAXIS Slimeバランス(8資産均等型)・・0.23%
●セゾン・バンガード・グローバルBF・・0.68%

やはり、eMAXIS Slimeシリーズは安いですね。セゾン投信もコストが平均以下で安いのですが、これだけ見たらボッタクリに見えてしまいます(笑)

では、次に過去1年、3年、5年のリターンを見てみましょう。

運用パフォーマンス(年率)の比較:2017年10月31日

ファンド名 1年  3年  5年
 8資産均等型  15.65%  4.81%  12.07%
 セゾン投信  19.27%  5.49%  12.70%

※「eMAXIS Slimeバランス(8資産均等型)」=8資産均等型と表記
※セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド=セゾン投信と表記
※eMAXIS Slimeの運用実績は、eMAXISバランス(8資産均等型)で代用

パフォーマンスはセゾン投信の方が良い内容です。
かなり差があるので、ビックリした人もいるかもしれません?

ここで感じて欲しいのは、どちらが優れているといった事ではありません。根本的に違う商品という事を理解して欲しいのです。

ちなみに、値動きの安定感ではeMAXIS Slimeバランス(8資産均等型)の方が良い結果となっています。

最安コストの商品を選択することは非常に重要。

ただし、それは同じ商品を選択する時の話です。バランスファンドはそれぞれ個性をもった別商品という認識が必要です。

バランスファンドはアクティブファンド?

バランスファンドはインデックスファンドとして紹介されるケースが多いです。

しかし、資産の種類や比率などは運用会社の投資方針によってバラバラ。つまり、各社の運用哲学を反映したアクティブファンドの要素があります。

例えば「eMAXIS Slimeバランス(8資産均等型)」は国内・先進国・新興国の株式と債券、それに国内・先進国REIT(不動産)を常に12.5%の配分で運用しています。

それに対して「セゾン投資」では、REITは含まず株式と債券のみで配分は時価総額をベースに決定しているので、経済状態によっては資産配分も変更になります。

バランスファンドという意味では共通ですが、中身を見ると完全に別商品。

積立投資の本などを読むとコストが強調されているものが多いです。しかし、その前提条件は同じ資産(インデックス)での比較。

投資では「運用成果の80~90%が資産配分で決まる」と言われていますので、この点を忘れてしまうと将来のリターンが大きく変わってしまいます。

バランスファンドで注目すべきは資産配分などの商品設計。コストはその次という事を理解すると、良い商品に出会えると思います。

分散投資のメインは、セゾン投信の積立で実行

私自身の運用について話をすれば、「セゾン・バガード グローバルバランスファンド」の積立がメインです。
これ以外にも投資は行っていますが、総資産額の割合では圧倒的!

世界分散投資を専門家に丸投げできるので、ズボラな私にはピッタリでした。
資産配分の修正も全部行ってくれますしので何もする事はありません。

【関連】なるほど!セゾン投信の株式と債券比率を75:25にする超簡単な方法

私の資産は年々増えているので「凄い!」と言われる事もあるのですが、実際は丸投げしてるだけというのが本当の話です。

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(資料を確認するだけでも長期投資の勉強になります)

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