株価が急落したら保有株はどうする?損失を膨らませるヤバい判断

世界の株式市場は長期スパンでは順調に上昇していますが、一本調子で右肩あがりというわけではありません。

短期的に下落することは日常茶飯事です。

現在は金融緩和のマネーが流入していることもあり、実力よりも遥かに高い水準になっている銘柄もあります。

短期間で大きく上昇した時は、下げる時も大きくなることがあるので注意が必要。

さて、株式市場が不安定な事は理解していても、実際に下落した時に平常心を保つのは簡単なことではありません。

特に保有株に含み損が発生した場合は、冷静な判断が難しくなってきます。

今回は株価が大きく下げた時に、やってはいけない事について書いていきます。

※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。

株価が下落した時は注意!予想外のミスが出てしまう

普段は合理的な判断ができる人でも、保有株がマイナスになると通常では有り得ないようなミスをすることがあります。

これは、その人が未熟ということではありません。
行動心理学的に考えても、普通の話です。
(私も例外ではありません)

大切なのは、普通の精神状態では無いことが多い点を頭に入れておくことです。

損失が絡むと自分が不思議な行動をしてしまう事を認識しておけば、株価が下落した時でも立ち止まることができます

それでは私の経験をもとに、具体的に注意したい点について書いていきます。
※米国株を例にしています。

謎の行動:損切りルールを中止して長期保有に転換してしまう

プラス利益とマイナス損失では後者の方が心理面に与える影響が甚大。
同じ金額でも損失の方が、2倍のダメージになると言われています。

年初から20%くらい上昇しているにも関わらず、たった5%くらいの下落で不安になる事もありますね。

多くの人が、マイナスに関しては弱いという事です。

そして、含み損となった場合は更に精神的な圧迫が強くなります。
これが損切りが難しいと言われる理由。

更に厄介なことに、自分の保有株に対して現実よりも高く評価してしまう心理があります。

こういった複雑な心理が絡みあった結果として、下落したら損切りと決めていてもルール変更(継続保有)をしまうのです。

「今回だけは特例で・・」といった事をしだすと、それが癖になって常態化する事が多いので注意してください。

ルール変更が吉になるケースもあるのですが、それを繰り返すと長期的にはマイナスになる可能性が高くなります。

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短期リターンを狙った銘柄を長期保有にしても成功しない?

損失確定を避けたい心理により、損切りをしないで長期保有に変更してしまうケースは誰もが一度くらいは経験していると思います。

どんな銘柄でも、情報を探せば良い点はあります。
私は、それを言い訳に長期保有に転換するパターンが過去に何度かありました。

ただし、このパターンは時間経過で損失拡大につながる事が多いので注意。

短期投資から長期保有に方針変更することで成功することもあるのですが、ほとんどは良い結果になりません。

なぜならば、長期投資なら他にも良い銘柄があるからです。

わざわざ含み損を抱えるような下落トレンドの銘柄で長期投資をする必要はありません。

いったん売却して、長期有望の銘柄に切り替えた方が最終的にリターンも大きくなるのは誰もが想像できると思います。

含み損のある銘柄に対してプラスになってから売却したい心理もありますが、それを待っている時間が既にマイナスという事です。

短期売買の方針で選択した銘柄で思ったような結果がでなかった時は、スパッと切り替えることが大切です。

損失確定では税金が発生しませんので、銘柄入れ替えのチャンスと考えるようにしましょう。

関連米国株 注目の50銘柄

補足:長期保有の銘柄がマイナスになったら?

長期保有を前提として選んだ銘柄が含み損になった場合は、慌てる必要はありません。

成長ストーリーが壊れていなければ、時間経過で回復していく可能性が高いからです。

一点だけ確認したいのは、ライバル企業の状態。

同業他社の株価が好調でその銘柄だけが下落していれば、重大なマイナス要素が隠れている可能性があります。

株価が低迷しいる場合は、ライバル企業と比較した上で判断することが重要。

例えば、『VISA』ならば『マスターカード』『ペイパル』ですね。

尚、米国株のライバル企業を知りたければ 米国会社四季報 を見れば乗っています。
個別株を売買する人は手元に置いておくと良いと思います。
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マイルールに従って損切りできる人は一部だけ?

投資が上手な人は、損失は最小限におさえて利益を最大限に伸ばしていきます。
小さな損失は気にせずにトータル利益を増やす戦略です(損小利大)。

理屈としては簡単な話です。
しかし、実際に行うとメチャクチャ難しい・・

10%下がったら売却というマイルールを作っても、その時になったら心理的な負担が大きくて損失確定はスムーズにできません。

それどころか、下がるたびに買付(ナンピン買い)して泥沼にはまるケースすらあります。

私は気持ちが弱いので、その典型例ですね。

そこで、【設定した価格より低くなったら強制的に売る】という事(逆指値)を徹底するようにしています。

下がったら強制売却という点は最初こそ抵抗がありましたが、継続していくうちに運用成績が明らかに良くなりました。

今では逆指値をしていないと不安になるような状態です。

マイルールを決めても、自分の意志で実行するのは容易ではありません。

現在は証券各社ともリスクを小さくする注文方法が用意されているので、そういった機能を積極的に活用すると良いでしょう。
※私の定番手法は以下の記事に書いています。

関連米国株は簡単!「売却タイミング」の悩みを1秒で解決する方法
(私が個別株で実施する攻防一体の鉄板手法です)

投資で100%の勝率を得るのは不可能です。
どんな凄い投資家でも予想が外れる事は経験はしています。

重要なのは“ハズレた時にどういったアクションを起こしたか?”という事。

今回は『株価が急落したら保有株はどうする?損失を膨らませるヤバい判断』について書きました。

記事の中で参考になる点があれば、運用のヒントにしてみてください。

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