現金比率を高めることに賛成!全力投資のリスクは以前よりも高い

ウイルスの感染拡大は続いているので、世界経済が以前の状態に戻るのには年単位の時間が必要となりそうです。

ただし、世界の主要国では金融緩和が実施され、大量の紙幣が刷られている状況
この事は株式投資にとって追い風ですね!

実際に株式に関しては、経済が停滞してるにも関わらず力強く上昇しています。

残念ながら、預金(現金)はゼロ金利でリターンがない状態・・。

投資の方が有利な状況ということもあり、“預金はやめて全力投資すべき”という主張が広がってきています。

こういった考えは私の運用スタイルに近いので概ね賛成。

ただし、相談業務で投資比率を高めることを推奨しているかと言えば・・、 その答えは“NO” です。

投資には賛成ですが、比率を従来よりも高めるような話はしていません。

今回は現金が果たす役割について考えていきたいと思います。

株式は魅力だが、リスクが高いのも事実!

金融緩和で世界中にマネーが溢れており、株式の上昇要因となっています。
アフターコロナを想定して、積極的に買い付けている人も多いですね。

一方で超低金利で債券投資の魅力が低下しました。
これは、堅い運用するにあたっては残念な話です。

債券の魅力は買付時点で、金利と償還日(満期日) が決定している点
国や会社の破綻といった事情が無い限り、投資元本は償還日に戻ってきます。
※為替の影響は考慮していません。

安心感が強いので、昔は資産の7~8割は債券という富裕層も少なくありませんでした。

また、株式とは反対の値動きをする傾向が強いので、株式と債券を合わせて保有することで資産全体が下落するリスクを小さくする働きもあります。

債券は守りの投資の代表的な存在だったと言ってよいでしょう。

今後は株式が上昇する可能性は高いと思いますが、100%の話ではありません。
やはり一抹の不安は残りますね。

債券の魅力低下は、 堅い運用を実践する上ではマイナス材料・・ 

資産の大半を株式にして、老後に100年に1度の大暴落が起きれば資産が大きく目減りする事も否定できません。

世界経済が回復していけば株価上昇は期待できますが、“100%の確率で約束された未来では無い”ことは頭に入れておいてください。

補足:私が投資情報を確認するのは基本的に週1回だけです。

私の情報収集は、基本的に週1回「岡三グローバルウィークリー」を確認するだけ!

米国株や日本株、債券などの情報や今後の戦略についてコンパクトにまとめられているので重宝しています。

多すぎる情報は投資行動にマイナスに働く場合があるので、 信頼できる情報に絞り込む ようにしています。

詳しくは別記事にまとめていますので、興味がある人は覗いてみてください。

債券の代わりにゴールド(金)に投資!その問題点は?

債券投資の比率を小さくしていくと、株式が下落した時にその資産全体のダメージが大きくなってしまいます。

この代替なる投資として注目されているのがゴールド(金)ですね。

“有事の金”と呼び名が証明するように、戦争やテロといった世界的な不安が起きた時に上昇する傾向があります。

コロナショックが起きた過去1年を見ても、そのパフォーマンスはNYダウ(米国株)よりも良好で力強い上昇を見せました。
基準:2020年7月末現在

また、 各国の金融緩和でマネーが大量に増えていますので、 埋蔵量に限界があるゴールドは価値が高まっていく可能性が高い ですね。

私自身も債券投資の魅力が薄らぐ中で、その代替資産の第一候補はゴールドだと考えています。

デメリットとしては、ゴールドは債券と違って金利が付かない点があります。

また、ゴールドは想像よりも値動きが激しい商品ですので、債券投資のような安心感はありません。

株式とは違う値動きをするので資産全体の安定感に貢献しますが、これは長期運用の話です。

短期的にはゴールドが大きく下がる事も否定できません。

つまり、全財産を投げ込むような行動はとれない商品と言えますね。

“現金比率が高まればリスクが下がる”という当たり前すぎる話

投資全体のリスクを抑えたいときに、“資産配分をどうすれば?”と悩んでいる人は案外多いです。

実際にこういった相談は多いのですが、私は「現金比率を高めれば、リスクは下がります」という助言をします。

投資だけで考えると難しい話になるのですが、預金も含めた資産全体で見ると驚くほど簡単な話ですね。

「低金利だから預金はダメ 」という考えはありますが、 これは増やすことをイメージした時の話です。

預金は株式のように元本が目減りするリスクはありません。
※インフレになれば実質価値が目減りする可能性はあります。

さらに、 いつでも好きな時に必要な金額を引き出せる というメリットがあります。

その人の生活スタイルや今後の状況を考えて、現金(預金)比率を高めることは何も問題ないというのが私の考えです。

債券の魅力低下により、その資金を株式やゴールド(金)に移すのは有力な選択肢ですが、それが正解という保証はありません。

預金も資産運用の一つですので、こちらを増やして全体の安定感を高めるというのも、正しい選択だと思います。

ゼロ金利なので預金には向かい風ですが、損をしているわけではありません。

投資で資産を大きく増やす人が多いので、それと比較すると魅力が小さいというだけの話。

つまり「投資〇、預金×」ではありません。
 「投資◎、預金〇」 がFPである私の考えです。

今回は「現金比率を高めることに賛成!全力投資のリスクは以前よりも高い」 について書きました。

記事の中でヒントになる点があれば、資産運用の参考にしてみてください。

私の資産運用は『セゾン投信』の積立!丸投げするだけの簡単投資です。

私自身の運用について話をすれば、「セゾン・バガード グローバルバランスファンド」の積立がメインです(2020年の運用方針:改定版

世界分散投資を専門家に丸投げできるので、ズボラな私にはピッタリでした。
資産配分の修正も全部行ってくれますので何もする事はありません。

参考までに、過去10年の年率リターンは約5.8%となっています。
基準日:2020年4月末

私の資産は年々増えているので「凄い!」と言われる事もあるのですが、実際は丸投げしてるだけというのが本当の話です。

資産運用の王道的な資産配分ですので、興味がある人は確認してみてください。

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