インフレ圧力が強いので、米国の利上げ回数の予想が増えてきています。
当初は2月~3月にガツンと株価が下がる事を想定していたいのですが、1月から調整がスタートしました。
尚、過去データでは利上げが実施された後の株価は、堅調に推移することが多いです。
不透明感が払拭されることで、投資家が買いに向かうことが理由。
そういったデータから、過去のブログ記事では「利上げ前の停滞は、仕込みチャンス」というスタンスで発信してきました。
しかし、2022年については積極的な行動よりも、守りを重視する考えです。
株式相場は通年ではプラスになる事を予想しているのですが、私の投資スタイルは超~保守的という相反する状態です。
今回は、投資方針を守り重視にしている理由について書いていきます。
この記事の目次
2022年は、データが無いイベントがある⁉
利上げについては、相場波乱の要因ではありますが過去に何度も経験しているので不安はありません。
私が警戒しているのは、FRBが早期にバランスシート縮小に動く可能性がある点。
以前は来年以降と想定されていましたが、現状では年内スタートの可能性が高まっています。
リーマンショック以降は、基本的には金融緩和のマーケットでした。
市場にお金がどんどん増える構図です。
バランスシート縮小は、反対に市場のお金が減っていく話・・・
株式市場にとってマイナス材料であることは誰の目にも明らかです。
そして、困ったことに緩和が恒常的に続いてきたので、縮小に向かった時のデータがほとんど無いのです。
利上げから早期にバランスシート縮小へとなれば、異例の動きとなります。
私の年間プラス予想は、バランスシート縮小を除外して考えたものです。
反応が分からないので予想に加えられないというのが本音ですね。
こういった不透明感がある中で投資をしていくのが2022年という事です。
もしも?ウイルスが重症化が高いものへの変異したら・・
限りなく確率の低い不安要素の話をします。
現実化したら強烈なインパクトになりそうなのが新型コロナウイルスの変異です。
オミクロン株は感染力こそ強いですが、症状は弱いと推察されます。
私も含めてこの記事を読んでいる人の多くは「新型コロナが経済に与える影響は、小さくなっていく」と考えていると思います。
つまり、重症化するような変異株になる事はマーケットは想定していません。
株式市場が大きく下落する時は、想定外が起きた時が多いです。
仮に強毒化となれば、コロナからの経済回復を想定してマーケットは混乱が予想されます。
アルゴリズム取引などが反応した場合は、売りが売りを呼ぶ可能性もありますね。
コロナが強毒化する可能性は無いというのが市場の基本ストーリー。
これが壊れた時の市場インパクトは凄まじいことになると想像されます。
私がここで書きたかったのは、ウイルスの予想ではありません。
想定外のことが起きた時のインパクトです。
利上げやバランスシート縮小はネガティブ要素ですが、頭で描けている話。
相場が激しく荒れる時は、不意打ちのような出来事があった時です。
相場が下方向の時は、想定外の出来事への動きも大きくなりがちです。
万一の備えはシッカリと実施しておきたいですね。
私が運用しているお金は、無くなったら困るものです。
投資に対する考え方は人それぞれです。
市場平均を超える成績を目指している人も多いと思います。
私は資産運用の考えが強いので、負ける(資産が減る)可能性はできるだけ排除するようにしています。
「余裕資金で投資する」なんて話がありますが、そんな人は投資をしなくてもいいですね。
多くの人は、無くなっては困るお金で投資をしていると思いいます。
将来の為の大切なお金ですから、不透明要素が多い時は慎重になるのは当然の話。
私が例年以上に運用方針を保守的にしているのは、これが理由です。
守り重視だとマーケットが堅調な時には平均以下のパフォーマンスになりますが、私にとってはどうでもいい話。
平均以下であっても、増えていれば資産運用は成功です。
避けたいのは、欲張りすぎて大切なお金が目減りしてしまう事です。
今期は世界分散の積立投資、ゴールド(金投資)の増額などガチガチ投資を増やしています。
投資の未来を完全に予測することは難しいのですが、成功確率が高いのは世界の経済成長に乗っていくことだと思います。
確実性が高い物を選択して、資産を着実に増やしていくのが私のスタイルです。
今回は「投資は守り重視のスタイルで臨む!資産運用で失敗は許されません」について書きました。
記事の中で参考になる点があれば運用のヒントにしてみてください。
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私の 運用方針 は【長期・分散・積立】が基本スタイルです。
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どうせ積立投資をするならば、利用した方がお得ですね。
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