大手ネット証券を中心に投信積立でカード払いができるサービスが広がってきています。
このサービスの魅力は投信の購入時にポイントが貯まる点!
ポイントは買い物や投信購入等に使えますので事実上のキャッシュバックですね。
また、積立投資は基本的にホッタラカシ運用ですので、手間が掛かるのは最初だけ!
積立投資をするならば、カード払いを選択したほうが格段にお得です。
各証券会社によって利用できるカードは限定されていますが、いずれも※年会費無料のカードに対応していますので余計な費用も掛かりません。
※一部、無料条件有り
今回は私が実施中(予定を含む)のクレカ積立を継続すると、将来的にどれくらいお得になるのかを考えてみました。
※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。
この記事の目次
クレカ積立をフル活用!年間2万円分のポイントを獲得できる予定
投信積立の引き落し方法は「証券口座」と「銀行口座」が主流でした。
これに新たなサービスとして加わったのが「クレジットカード」です。
ただし、クレカ払いに対応しているのは一部の証券に限られています。
証券会社によって利用できるカードや還元率に違いがある点は注意が必要。
また、クレカ積立の上限額は1社あたり月5万円が基本となっています。
それ以上の金額を希望する人は、複数の証券口座を利用する必要があります。
参考までに私は月20万円分をクレカ積立で計画しているので4証券の利用となります。
各社で還元率は違いますが、年間で2万円相当のポイントが貰える予定。
ここからは実際に私が利用する証券会社とサービスの違いについて説明していきます。
楽天証券:最大で年間6000円分のポイントが貰える
投信買付のクレカ払いでもっとも有名な会社です。
カード払いを目的に口座開設をした人も多いと思います。
利用カード | 利用可能額 | 還元率 |
楽天カード![]() |
月100円~5万円 | 1% |
楽天証券は同グループの楽天カード(年会費無料)でクレカ積立が可能。
ポイント還元率は1%で他社よりも高めなのが特徴です。
毎月5万円の積立をした場合は、1年間で6000円分のポイントが付与されます。
私は iFreeNEXT NASDAQ100インデックス を月5万円で設定。
1年で6000円分のポイントが貯まるので、20年なら12万円分になります。
投信の取扱いも多いので、クレカ積立を考える上では有力な選択肢です。
公式 楽天証券の公式ページを見てみるSBI証券:最大で年間3000円分のポイントが貰える
SBI証券はネット証券の最大手です。
総合バランスが高く、個人投資家から人気が高い証券会社。
2021年、ついに念願のサービススタートとなりました。
利用カード | 利用可能額 | 還元率 |
三井住友カード![]() |
月100円~5万円 | 0.5% |
2021年6月末から三井住友カードでクレカ積立設定が可能。
※私は初日に設定完了しました。
三井住友カード(NL)が年会費永年無料なので、積立を中心にカード利用を考えている人にはオススメです。
毎月5万円の積立をした場合は、1年間で3000円分のポイントが付与されます。
私は 楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型) を月5万円で設定。
1年で3000円分ですので20年なら6万円分の計算になります。
低コストインデックスファンド「SBI・Vシリーズ」など、他証券では取扱いが無い商品があるので注目です。
公式 SBI証券の公式ページを見てみるマネックス証券:最大で年間6000円分のポイントが貰える
マネックス証券は2021年の冬以降にクレカ積立のサービスを開始予定。
現在、分かっている点だけ説明します。
利用カード | 利用可能額 | 還元率 |
マネックスカード![]() |
? | 1.0% |
マネックスカード(アプラス)が対応していますが、カード申込はマネックス証券の口座を持っていることが条件となっています。
年会費は初年度無料で、次年度以降550円(税込)となっています。
ただし、年1回以上の利用で翌年無料となります。
還元率は1%と高いのが魅力です。
積立商品は検討中ですが、以下の2商品のどちらかで月5万円を設定する予定。
1年で6000円分のポイントで、20年なら12万円分の計算になります。
貯まったポイントはAmazonギフト券や他のポイントと交換が可能。
仮想通貨とも交換ができる点は他社にない特徴です。

tsumiki証券:最大で年間3000円分のポイントが貰える
長期投資で人気のセゾン投信のクレカ積立ができる貴重な証券会社です。
※大手ネット証券では取扱いがないファンド(iDeCoは除く)
セゾン投信は、私の資産運用で中心に据えている商品です。
利用カード | 利用可能額 | 還元率 |
エポスカード![]() |
月100円~5万円 | 0.1%~0.5% |
この証券会社は「エポスカード(年会費無料)」の保有者のみが利用できます。
※カード保有者のみ証券口座の開設が可能。
ポイント還元率は継続年数に応じて増える方式(0.1%~0.5%)。
月5万円の積立をした場合は、1年間(5年以降)で3000円分のポイントが付与されます。
ただし、条件次第でボーナスポイントが付与されます。
その場合は年間で最大5500円分のポイント。
この点については、以下の記事で詳しく説明しています。
私はセゾン投資の2つのファンドを各2.5万円、月合計5万円を積立しています。
私はボーナスポイントが付くので、1年(5年目以降)で5500円相当。
20年なら11万円分の計算になります。
セゾン投信を積立している人は大注目だと思います。
※tsumiki証券はエポスカードの保有が口座開設の条件となっています。
【驚愕】20年間で40万円分相当のポイント貰えると判明
今回は私がクレカ払いの積立を想定している4社を紹介しました。
各証券のポイントを合計すると年間で2万円以上のポイント付与になります。
※tumiki証券は年間5500Pで計算
長期投資を継続していけば、10年なら20万P・・20年なら40万P・・
計算したら凄いことになっていますね。
20年で40万円分を超えます!
我が家のインテリアや家具を一式買い替えができる金額。
贅沢旅行ができるインパクトです。
もっとも、現在のポイント水準が20年後も継続している保証はありません。
あくまでも現在の水準を前提とした机上の話です。
ただし、還元率が下がったとしてもポイント付与という点は維持されると思うので通常の積立よりもお得という点は変わりません。
長期継続のモチベーションにもなるので積極的に利用していこうと思います。
今回は「積立投資はカード払いがお得!20年で40万円分も得すると判明」について書きました。
積立投資を実践(検討)している人は、参考にしてみてください。
尚、当然の話ですが資産運用の主役は商品(投信)です。
ポイントは“おまけ”にすぎません。
もっとも注力すべきは商品選定という点はシッカリ頭に入れておきましょう。