DMM.com証券と言えば、2017年7月にFX業界で初の60万口座を突破した事で有名ですね。「FXと言えばDMM FX」と言っても大げさでは無いほど強烈な存在。
そして、ついに2018年4月より株式投資の世界に参入する事を発表しました。
FXでは低コスト戦略で人気となりましたが、株式投資でも驚くような激安手数料を提示しています。
更に2019年2月にはIPOの参加も表明して魅力が拡大中!
(取扱い数は少ないですが、口座数が少ないので穴場かも?)
今回は株式取引に新規参入したDMM株の特徴や魅力について紹介していきます。
この記事の目次
DMM 株で注目したい5つのメリット
以前よりDMM.com証券は株式参入の噂があったので、FX口座を持っている人には待ち遠しかった人もいるのでは?
ただし、別の証券会社で株式取引を行っている人にとっては「何かメリットがあるの?」というのが本音だと思います。
DMM 株の5つのメリットを紹介しますので、口座開設を判断するヒントにしてください。
注目点.1 株式売買の手数料は3大ネット証券を圧倒!
DMM.com証券がFXの世界で驚異的な成長を見せた理由の一つにスプレッド幅(事実上の手数料)の狭さがあります。
この伝統は、株式取引でもいかんなく発揮されており、3大ネット証券を意識した強烈な手数料設定を仕掛けてきました。
●1約定ごとの手数料:2022年8月1日現在
証券会社 | 20万 | 50万 | 100万 | 300万 |
★DMM 株 | 106円 | 198円 | 374円 | 660円 |
SBI証券 | 115円 | 275円 | 535円 | 1013円 |
楽天証券 | 115円 | 275円 | 535円 | 1013円 |
マネックス証券 | 115円 | 275円 | 535円 | 1013円 |
4大ネット証券と比較して3割程度は割安な水準になっています。
投資家にとっては嬉しい限りですが、大手ネット証券にとっては困った事態ですね。
内容的には業界最安水準のSBIネオトレ
注文方法は「成行き」「指値」「逆指値」がシッカリ揃っています。
指値の注文期限は「日付指定」で30日後まで対応で合格。
注目点.2 信用取引の手数料も4大ネット証券を寄せ付けず!
信用取引の手数料は4大ネット証券を圧倒しており魅力的。料金体系プランが分かりやすい点も好評価です。
★DMM 株 信用取引手数料(一般コース)
1約定の売買代金が300万円以下 | 88円 |
1約定の売買代金が300万円超 | 0円(無料) |
※大口取引のVIPコースが適用されると、信用取引手数料は金額に関わらず無料。また、信用取引の金利も低下します。
一般コースを前提してに、3大ネット証券と比較してみましょう。
●1約定ごとの手数料:2021年8月1日現在
証券会社 | 50万 | 100万 | 500万 | 1000万 |
★DMM 株 | 88円 | 88円 | 0円 | 0円 |
SBI証券 | 198円 | 385 円 | 385円 | 385円 |
楽天証券 | 198円 | 385円 | 385円 | 385円 |
マネックス証券 | 198円 | 385円 | 385円 | 385円 |
2017年末に3大ネット証券を信用取引の値下げ競争を実施して話題になりましたが、DMM 株の手数料はそれを一蹴するような内容です。
信用取引の貸方金利と貸株料も確認しましたが、こちらも業界最低で4大ネット証券よりも優位性が高い状態でした。
参考までに信用取引の手数料が最も安いのは、SMBC日興証券の一律0円です。
⇒ SMBC日興証券 「特徴まるわかり」 手数料や専門家の評価は?
注目点.3 手数料の1%がポイント還元!実質コストが更に低下
DMM.com証券がFXで人気の理由に、手数料のポイント還元がある点があります。そして「DMM 株」においてもこのサービスは例外ではありません。
500円なら5ポイント、800円なら8ポイントといった具合で、取引手数料の1%がDMM株ポイントとして貯まります。
貯まったポイントは、1pt=1円として1,000pt以上から現金に交換可能!
交換したポイントは、証券口座に入金されます。
一般的に手数料が安い会社は還元サービスは行わないのですが・・「DMM 株」は凄いですね。ポイントは現金交換なので事実上のコストダウンになります。
コスト面を重視して会社を選択したい人にとっては、非常に注目です。
注目点.4 DMM 株 スマホアプリに注目!
個人的にDMM 株で注目しているのがスマホアプリです。
DMM.com証券はFXでは最大手!FXではスマホでトレードする人が主流になりつつあるので非常にアプリのレベルが高い印象。
DMM 株では1つのアプリで「かんたんモード」と「ノーマルモード」の切り替えが可能。
自分自身の取引レベルに合わせて選択できます。
【かんたんモード】
難しい用語や複雑な操作が一切なく初めての方も安心!
ランキングや、アナリストや個人投資家の予想もチェックできます。
【ノーマルモード】
投資情報、テーマ検索、ランキングなど、銘柄選びをサポートする情報が多数。
チャートからワンタップで発注可能です。
投資初心者にも対応した「かんたんモード」があるのはいいですね。
スマホでの取引に対して敬遠してきた人も挑戦してみてはどうでしょう?
ちなみに、パソコン取引についても「使いやすさ」を追求したブラウザ型の「DMM株 STANDARD」(通常タイプ)に加えて、インストール型の高機能取引ツール「DMM株 PRO」もあります。
注目点.5 FXと株式の資金振替が一瞬で行える
私自身の中では、資金振替がスムーズな点は凄い大きなメリットです。
冒頭で書きましたがDMM.com証券はFX業界では最大手でメイン口座にしている人が多いと思います。
「DMM 株」と「DMM FX」の口座を持っている場合は、資金を24時間いつでも振替が可能。しかも振り替えは一瞬の即時反映!
株式売買やFXの取引で、「チャンスなのに資金がぁ~」という経験は1度や2度はあるのではないでしょうか?私は何度もあります(笑)
株とFXの両方を取引する人は、DMMでまとめてしまえば事実上の資金共有。その時の状況に応じて迅速に資金を動かせます。
DMM FXで既に口座を持っている人や、これからFXを開始したいと考えている人は注目ですね!
【朗報】IPOの取扱いを開始!0円申込み&完全平等抽選
大きなリターンが得られる可能性があること個人投資家から人気が高いのがIPO(新規公開株)です。
IPO株は欲しい人が多いために、原則として抽選で当選することで獲得できます。
ただし競争率が非常に高いために、複数の証券会社から申込むのが当選の近道と言われています?
【DMM 株】のIPO申込条件
●申込時の購入資金が不要(0円申込)
●機械を使った完全平等抽選
資金不要で平等抽選ですので、最高レベルの好条件といえます。
(通常の証券は一定資金が必要で抽選割合は10%~)
IPO取扱いを開始してから日が浅いので取扱い数は少ないと思いますが、資金不要ですから申込みを行って損はありません。
また、口座数も少ないので抽選の競争率に関しても低めだと思います。
DMM 株 は格安コストが魅力です。
今回は「DMM 株ってどうなの?気持ちを揺さぶる5つのメリット」について書きました。口座開設を判断する時の参考にしてみてください。
「DMM 株」はコスト面での優位性が非常に高いので株式売買や信用取引を中心に行っている人にとっては大注目です。
また、「DMM 株」と「DMM FX」の資金融通がスムーズにできるので、株とFXの両方を取引する人にとってはメリットが大きいと思います。
更に2019年からはIPOの取扱いが開始で魅力が大幅にアップしています。
興味がある人は、この機会に口座開設をしてみてください。