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米エネルギー関連株の見通し!高配当だが継続保有には不安あり

投資で成功するには長期で行う方が良いと言われていますね。

机上の計算ですが、2012年に米国市場のS&P500に連動する海外ETFを購入していれば、2020年1月時点では約3倍になっています(配当含む・ドル)。

仮に700万円分を買い付けて長期運用をした人は、これだけで“老後資金2000万円”が準備きたということになります。

しかし、米国株なら全ての銘柄で成功したわけではありません。
この間に、 ほとんど上昇していない銘柄もあります。 

その一つが、原油を中心とするエネルギー関連株。
このセクターの代表銘柄としては、エクソンモービルシェブロンですね。

財務体質は非常に良いので、長期で期待している投資家も少なくありません。

ただし、エネルギー関連の銘柄については、過去のデータが参考にならない状態となっているので注意が必要。

今回はエネルギー関連の銘柄が抱えている不安点について書いてきます。

※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。

エネルギー銘柄の現実。株価低迷で配当メリットなし?

エクソン・モービルとシェブロンといった大型エネルギー企業は、財務体質がしっかりしていて配当利回りが高いのが魅力。

私自身もシェブロンを保有しています(10万円)。

高配当株のメリットは、株価が低迷しても“配当を貰いながら長期でホールド” という選択肢がある点ですね。

ただし、これは株価が現状維持で推移している場合の話。
慢性的に下落基調となってしまえば、配当でカバーするのも限界があります。

エネルギー株に連動するエネルギー・セレクト・セクター SPDR ファンド(XLE)とS&P500(VOO)を比較したので確認してみてください。

配当を含めた実績ですが、非常に厳しい結果となっています。

☆XLEとVOOの比較

運用結果に大きな差が出ていますね。

尚、XLEは直近5年では配当含んでもマイナスとなっており、このETFに期待した人はガッカリな状況となっています。

単純に配当利回りだけを期待するなら、iシェアーズ 優先株式 & インカム証券(PFF)のように値動きが緩やかな銘柄の方が今後の計画が立てやすいと思います。

補足:エネルギー関連株は乱高下が激しい

高配当株に関しては、ディフェンシブの印象が強いので景気低迷時の復活を期待している人もいるかもしれませんね。

ただし、エネルギー関連株については注意が必要。

基本的にエネルギー関連の企業は、原油価格によって業績が左右されます。
単純に言えば、原油が下がれば低迷、上がれば高騰。

経済活動が停滞する不景気では、エネルギーの需要が弱まり原油価格が下がる傾向にある点は憶えておいてください。

短期的な市場低迷であれば高配当株に買いが集まる可能性はあるのですが、本格的な 不景気となればエネルギー株には逆風 になります。

「高配当株=ディフェンシブ」ではありません。

原油関連は景気に左右されやすい景気敏感株ですから注意してください。

エネルギー関連の XLE は、ナスダック100に連動する インベスコQQQトラスト・シリーズ1(QQQ) よりも値動きが荒いというのが事実です。
※2012年1月~2020年1月14日で比較

シェール革命で変わった勢力図!原油価格の低迷は長期化?

原油価格は、ある意味では談合によって決められてきた過去があります。

OPEC(石油輸出国機構)が、事実上の価格誘導できるような状態が続きオイルショックの原因ともなりました。

しかし、シェール革命により米国が世界最大の原油生産国になったことで事態は大きく変化。

更にシェールオイルの採算ラインが下がったことで、OPEC(石油輸出国機構)の目論見通りに価格が動かなくなってしまったのが現在です。

先ほど見てもらった XLEとVOOのチャート表に、シェールの採算ラインを追記したので見てください。

2014年ごろは、シェールは1バレル=70~90$のコストが掛かりました。
この時点では原油価格に及ぼす影響は小さかったですね。

エネルギー関連企業(XLE)の値動きも、S&P500と似ています。

しかし、現在の採算ラインは50$未満!
一部では40$というところもあるそうです。

このような状況で、OPEC(石油輸出国機構)が減産して価格を上昇させると、シェールは増産してきます。

もちろん、生産が多くなれば供給過多になるので原油価格は再び下がってしまいますね。

つまり、 価格が上昇しずらい状況が出来上がってしまった のです。

この点をシッカリ認識していないと、投資で失敗する可能性があるので注意してください。

個人的にはエネルギー関連株については、シェールオイルが台頭する以前のデータは全く役に立たないと思っています。

また、電気や燃料電池などの自動車も拡大しており脱石油の動きもありますね。
わざわざ難しい株に手を出す必要は無いというのが私の考えです。

ちなみに、ウォーレン・バフェット(バークシャーハサウェイ)がエクソン・モービルを完全売却したのが2014年末でした。

シェールオイルの勢いが出てきた頃に、手仕舞いしたということですね。

産業の主役が変わってきた歴史を忘れてはいけない

私は年に1回は20年前の日米企業の時価総額トップ10を見るようにしています。

この時に感じるのは、“継続的にトップを走り続ける企業が無い”という事実。

この感覚を持っておくと、保有銘柄が自分の予想とは違う動きをした時に冷静に判断することができます。

現在は、 AI をはじめとする企業が強いですが10年後も主役であり続ける保証はありません。

私の場合は、購入銘柄に対して贔屓目になる傾向があるので、逆指値などを設定することで感情が入らない仕組みでトレードするようにしています。

無難な成績でも良いならば、VOOみたいな全産業をカバーする銘柄を選択するのも方法です。

関連【海外ETF】VOOやVT、VTIなどの買付手数料が実質無料!

今回は「米エネルギー関連株の見通し!高配当だが継続保有には不安あり」について書きました。

投資をする上で参考になる点があればヒントにしてみてください。

尚、私の米国株投資の基本戦略は「損小利大」です。
以下の記事で紹介していますので、興味がある人は確認してみてください。

 ★合わせて読みたい .
私の米国株投資のメイン手法です。

米国株はマネックス証券!チャンス拡大の独自サービスが魅力

私は米国株・海外ETFの取引では、マネックス証券をメインにしています。
その理由は、大きなリターンを得る為の条件が揃っているからです。

この証券は 米国株で時間外取引ができる貴重な証券会社 

時間外で【安く買えたり、高く売れたり】するケースがあるので、一般の証券よりもチャンスが拡大が期待できます。

尚、逆指値(リスクヘッジ)をしながら上値を追う戦略は私の鉄板手法です。

情報量も多いので、米国株を取引きをする人にとってはメリットが大きい証券会社だと思います。

興味がある人は公式ページを確認してみてください。

公式 マネックス証券(米国株)公式ページ


★補足

マネックス証券は、2024年から開始される新NISAでのすべての取引(日本株・米国株・中国株・投資信託)の売買手数料を無料とすることを発表。

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