今年の株式投資はたびたび暴落不安が囁かれましたが、ここまで順調に上昇。
年末相場についても経済活動の再開で強くなると予想しています。
しかし、下落を連想させる不安がいくつかあるのも事実です。
ワクチン接種により新型コロナウイルスの感染は抑えられていますが、人々の活動に比例して再拡大する可能性があります。
また、ウイルスが沈静化した場合でも、需要の急拡大に対して供給が追い付かずに景気回復が遅れることも考えられます。
インフレ懸念にしついても、モヤモヤした状態が続きそう・・。
投資家の心理としても『景気回復』と『成長鈍化』が日々グルグルと入れ替わっている状態で、マーケットの主役も絞りずらい状態。
漠然として不安が続くことが想定されるので、【為替ヘッジあり】の投資を強化することにしました。
※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。
この記事の目次
とにかく投資を継続する!不安ならリスクを下げればいい
私の投資スタイルを一言で表すなら『マーケットにしがみつく』です。
ハイリターンを狙えるような銘柄選定をする能力はありません。
投資タイミングがピタリと当てるようなセンスは皆無です。
資産が増えた理由を考えると、ひたすら投資を継続したことだけですね。
世間で「今の株価は割高水準」「そろそろ暴落があるかも」と囁かれている時でも、投資ペースを維持してきました。
そんな単純な方法ですが、今年の利益は過去最高を更新できるペース。
※リターン率でなく、利益額を重視
ただし、下落不安がある時の投資は心理的に抵抗がありますね。
当然ですが私もストレスが掛かります。
そういった時にどうするかと言うと・・
リスクを下げて継続していきます。
投資額を減らしたり中断するのではなく、リスクが低い商品を増やすイメージですね。
その手段の一つが海外資産への投資に対する「為替ヘッジ」です。
為替レート変動による影響を低減することで安定性を高めていきます。
S&P500(為替ヘッジあり)のETFの積立を毎月10万円実施
長期の積立投資では『為替ヘッジの有無』はそれほど気にする必要はありません。
余裕資金の投資であれば、円安の好条件を狙って売却すればいいのですからね。
ただし、おおまかでも使う時期が決まっている時は注意です。
売却しようと思った時に、株価急落に円高が重なるとダメージが酷くなります。
過去の株価大幅下落は、ドル安円高を引き起こすケースが多々ありました。
為替の影響で10%程度下がるのは普通ですので、相当なインパクトになります。
私は海外投資についてはヘッジ無しを中心にしてきましたが、最近は「為替ヘッジあり」を増やしています。
今年からは国内ETFでS&P500(為替ヘッジあり)の積立もスタートしました。
※SMBC日興証券のキンカブ定期定額売買で実施
毎月、ETFを自動買付する設定をしています。
月に2万円×5回を実施しているので合計で10万円ですね。
【NEW】先進国株式(為替ヘッジあり)のETFを月10万円追加
S&P500(為替ヘッジあり)の増額も考えたのですが、今回は先進国株式を選択しました。
米国株に割高感があるので割安な他の市場も買付したいという気持ちが理由です。
さらに、個別株のグーグルが今期は予想以上に上昇していて、米国資産の比率が大きくなりすぎています。
偏りを避けるために少しブレーキを掛けた感じですね。
尚、「先進国株式のヘッジあり」では投資信託も優良なものもあります(たわらノーロード 先進国株式など)。
私の場合は投信ではなく国内ETFで積立することにしました。
※SMBC日興証券
のキンカブ定期定額売買で実施
金額の設定は米国株式の買付と同じで月に10万円です。
尚、ETFでの積立を選択した理由は、リアルタイムでの売却や指値・逆指値ができるため出口戦略が広がると考えたからです。
ETFについては投信のように金額積立ができないデメリットがありますが、日興証券のキンカブサービスが開始してから状況は一変しました。
ETFで金額指定の積立できるようになると本当に便利ですね。
最近はこちらの比率を高める方針にしています。
尚、キンカブには定期定額買付(積立)についてばかり書いていますが、定期売却(取崩し)サービスもあえいます。
日興証券の口座を持っているのに、この機能を使っていない人(知らない?)が多いのですが、利用価値が高いので積極的に活用してみてください。
関連 SMBC日興証券の大逆襲!ネット証券を圧倒する5つの魅力とは?投資額は減らさない!今後も市場に居座ります
私は投資を継続することで、資産を大きくなりました。
現在は小さなリターンでも、それなりの利益額が得られる状態です。
以前はタイミングを考えて売買も行っていたので、リターン率は今よりも高かったです。
ただし、タイミングを考えすぎて、実際にはチャンスロスを連発・・。
また、再投資でも金額が消極的になってしまいリターン率が高いのに総資産が増えないことも経験しています。
現在の市場に居座るスタイルの方が、毎年の資産増が遥かに大きい状態とうことが判明!
そもそも世界経済は成長していく可能性が高いのですから、市場にしがみつくのが最も簡単な方法だと思います。
尚、市場に大きな資金を入れていれば、暴落によりマイナスになる可能性もあります。
しかし、今回のようにETFを使った投資ならば、逆指値も使えるようになります。
一定水準まで下がった時に強制売却できる仕組みがあるので、資産が大きく目減りする不安も解消されるという事ですね。
今回は「為替ヘッジあり」の投資を2倍に増額!月額20万円の定期買付を実施 について書きました。
記事の中で参考になる点があれば、運用のヒントにしてみてください。
尚、日興証券に関してはAIを活用して売却タイミングを見極めるサービスがあり、こちらも私のお気にいりです。
私のお気に入り!「理想の売却ポイント」が分かるサービス
投資の世界にも人工知能(AI)の活用が期待されていますが、SMBC日興証券は業界でもトップ水準の実力があります。
特に注目されているのがAIの予想と損小利大の戦略を組合わせた「AI株価見守りサービス」です。
国内でトップランクのAI技術を持つHEROZ株式会社と共同開発された期待の投資サポート機能です。
『高度な情報分析により株価の動向を予測し、適切な売買タイミングと判断された時にメールで知らせてくれるサービス』
普段は忙しくて株価チェックができない人や、株の売却タイミングが掴めない人は大注目。
SMBC日興証券のダイレクト口座(ネット取引)があれば無料で利用できます。
さらに、他証券で保有している銘柄に関しても銘柄を登録することが可能。
口座を持っている人は積極的に活用してみてください。
SMBC日興証券はネット証券に無いサービスが多いのですが、本来の実力が世間に伝わってない印象があります。
関連 SMBC日興証券の大逆襲!ネット証券を圧倒する5つの魅力とは?
AI関連サービスや情報面についても、他社よりも一歩先を行っている印象。
IPOや株主優待でもトップランクの実力ですので、興味がある人は公式ページを確認してみてください。