今回は、FP(ファイナンシャル・プランナー)についてです。
ブログの読者にはFPにとして独立したいと考えている人も多いようなので、その人達に向けての記事になります。
仕事の情報が少ない分野なので、時々ですがFP関連の記事を書いていきたいと考えています。今回はその1回目です。
FPで独立するにあたっての準備
「金融関係で仕事をしていないとFPになれませんか?」「どういった仕事につけばFPになれるでしょうか?」といった質問を多くいただきます。
私が独立に至った経緯は、チョット特殊なので経験談は語れません。ただし周囲の人たちを見る限り、異業種系からFPとして独立した人はとても多いです。
結論から言えば、何の仕事でも問題ありません。
重要なのは、どういった人を対象にしてFP業務をしたいか?という点です。
例えばですが、家計簿のつけ方をなどを中心に考えるならば、主婦経験は最大の武器。証券会社で20年働くよりも遥かに有利です。
FPで独立して収入を得たければ、現在の仕事内容よりも相談者の対象を明確にする方が大事。
このイメージが無い状況でFPになると、過去にどれだけ凄い経歴があっても成功は難しいと思います。
相談者のターゲットを絞り込んだ方が成功する
FPの知名度は数年前と比べて格段に上がっています。
しかし、実際にFPに相談するかと言えば、そういった人は少ないと思います。
この理由は簡単で、1つは「そんな事にお金を掛けたくない」という単純な損得勘定。もう一つは「FPに何を相談したらいいか分からない?」という問題です。
でも、ここに成功の大きなヒントがあります。
つまり、費用対効果がプラスで相談したい事と合致すれば、FPに活用する人もいるという話です。
そして、これは相談者のターゲットを絞る事で想像よりも簡単にクリアできます。
例えばですが、セミナーを参加する事をイメージした場合、「将来の資産運用」よりも「老後の資産運用」の方が分かりやすいですね。
当然ですが、後者の方が老後について関心を持っている人が来場してくれます。
さらに、「介護状態になっても安心の資産設計」にすると具体性がでます。
介護に関して不安がある人ならば、お金を出しても聞きたいという人が出てくる可能性がありますね?
失敗するケースは、相談者を増やしたくて「何でも屋」になってしまうパターンです。相談者の心理になれば、お金を払う以上は専門家に相談したいのが当然。
つまり、相談者のターゲットは絞り込んだ方が、関心を持つ人が増えるという事。
サラリーマンを対象とした場合も、「10年後にセミリタアする方法」なんて感じでターゲットを絞れば、リタイア希望者が殺到するかもしれません(笑)
セミナーを例にしましたが、これは個別相談でも同じです。顧客ターゲットを明確にして、その事をアピールしていくのが基本だと思います。
今回は「FPとして独立する為の最初の一歩は?資格や現状より先に考えるべきこと」について書きました。
記事の中でヒントになる点があれば参考にしてみてください。
自己投資:ファイナンシャル・プランナー資格
「お金に関する知識や判断力をつけたい人」「FP業務に関心がある人」は、FP資格を目指してみてください。
2級FP技能士/AFPは名刺に記載するなど、仕事への好影響も期待できます。
人生100年時代!今後の有望資格だと思います。
生活でもお金の知識を持っておくことは重要!
尚、資格がなくてもFP業務はできますが、ある・なし では信用度は全然違います。
FP技能士は国家資格と言う点も魅力!
更新も無いので、一生資格になります。
興味がある人は是非チャレンジしてみてください。