私の資産運用では、リスク低減を目的に投資対象を多様化しています。
メインは株式ですが、全体の50%以内にするのが基本方針です。
残りの50%は債券・不動産(REIT)・ゴールド(金)といった株式とは値動きが異なる資産を組み合わせるようにしています。
これらの資産の中で、近年になって比率を高めてきたのが不動産(REIT)・ゴールド(金)です。
インフレに強い資産なので強化していると言えばカッコいいのですが、これは表向きの話です。
単純に債券が金利低下して、追加購入が難しいのが理由。
株式が下落した時に、債券だけでは資産を守りきれないと判断しました。
そこで、不動産(REIT)・ゴールド(金)を強化してきたのですが・・
先週末にゴールドは全売却しました。
今回はゴールドを売却した理由と、これからの金投資について書いていきます。
※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。
この記事の目次
金投資は1500万円が目標!半分の達成状況で全売却となった理由
私の金投資に対する目標額は1500万円です。
以前はもっと低い金額を設定していたのですが、債券の保有比率低下に合わせて目標設定を引き上げてきました。
ゴールドについては積立投資とスポット買付で約800万円(利益含む)まで増えていましたが、先週末にほぼ全てを売却しました。
この行動に対して『何か深い考えがあるのでは?』と想像した人がいれば、完全な課題評価です。
私は金価格の予想ができるような優秀な人間ではありません。
単純に自分で決めた投資ルールを実行しただけです。
拍子抜けのガッカリした理由ですね。
保有していた 金ETF に逆指値を設定した。
ゴールドに対しては守りの資産と考えており、短期的なリターンを投資とは考えていませんでした。
10年単位のユックリ上昇するというのが私の描いたシナリオです。
しかし、インフレ懸念の急拡大とロシアのウクライナ進行で金価格が急上昇!
上昇スピードが私の予想を大きく超えています。
たまたま良い方向にハズレてくれたのは、ラッキーでした。
さすがに、これを実力と勘違いするほど愚かではありません。
金価格の上昇が完全にスピード違反状態!
反動から下落も想定される状態ですが、そのタイミングについては分かりません。
予想以上に上昇しているので、リスクヘッジをしながら上値を追う事にしました。
1オンス=2000ドル台を越えたことをキッカケに、直近高値から-3%の位置に逆指値を設定。
尚、-3%については特別な意味はありません。
売却時に、目標とする利益を確保できる水準にしただけです。
金投資にはいろいろな方法があるのですが、私は逆指値が可能という理由もETFを選択している理由の一つです。
さて、逆指値については高値更新ごとに切り上げていく予定でしたが、その作業も短期間で終了。
3月10日に3%下落で売却・・・。
保有するほぼ全てのゴールドが逆指値で自動決済となりました。
長期的に考えるとこの結果が正解だったかは分かりません。
保有継続でもっとリターンを得られて可能性もあります。
しかし、価格動向を読めていないのですから、成否を考えることが無意味ですね。
目標とする利益がとれたので良しとします。
ゴールドは再び1500万円を目指して買付していきます。
1500万円を目指して金投資を行ってきましたが、今回の売却でスタートラインに戻ってしまいました。
今後はどうするかというと、再び1500万円を目指して買付していきます。
直近の金価格動向については描いたイメージから乖離しました。
ただし、私がゴールドを買付している動機に対しては期待通りの結果!
【ゴールドは株式とは違う値動きをする】
私の資産運用は、市場平均の勝ち負けは一切考慮していません。
その代わりに、株式市場が悪くても資産が目減りしない事を目指してます。
これを達成するにあたって、ゴールドを組み合わせる事は有力だと分かったことは大きな収穫です。
金価格の動向が掴めないので、基本的には積立買付を中心に行っていく予定。
ただし、現金が大きく余っていますので調整等で大きく下落すればスポット買付もしたいと考えています。
今回は『資産運用の方針転換?ゴールド(約800万円)を売却しました。』について書きました。
記事の中で参考になる点があれば運用のヒントにしてみてください。
金ETFでドルコスト平均法が可能!月10万を積立しています。
金投資について身近なものであれば純金積立ですね。
少額をコツコツ買付できるのがメリットでです。
ただし、若干コストが高めなのか気になる点です。
コストについては金ETFの優位性が高いのですが、 こちらだと積立ができないのがデメリット・・。
そこで私が利用しているのが、 SMBC日興証券の“キンカブ” です。
一般の株式投資は基本的に100株単位で売買ですので、買付するタイミングで購入金額が変わります。
それに対してキンカブは、投資信託のように金額指定で投資ができる画期的なサービスです。
例:5千円ぶんだけA株が欲しい
さらに、投資信託のように積立設定(定期定額)もできます。
最大で月に5回に分けて買付できるので、非常に便利です。
私は5日、10日、15日、20日、25日の5回で各2000円(合計10万円)を購入する設定をしてホッタラカシにしています。
こちらは、実際の設定内容です。
キンカブは100円以上100円単位の金額を指定できますし、持ち分数量に応じて配当金も入金されるので便利。
個別株式でも可能ですから口座を持っている人は、積極的に活用してみてください。
買付タイミングを考えなくていいので非常におススメです。
金ETFだと売却時に指値(逆指値)ができるのも魅力です。