コロナウイルスの猛威が止まりません。
世界の感染者数は5月に累計で500万人を超えて衝撃を受けましたが、7月現在は既に1500万人・・凄まじい増加ペースです。
1日の感染者数が25万人を超える日もあります。
日本においても東京・大阪といった大都市を中心に感染者数が再び増加。
当初は「秋から冬に第2波が来るかも?」という感覚でしたが、 今となっては楽観的な甘い予想だったと痛感しています。
ただし、 投資を抑えるような状況とは考えていません 。
感染に関するネガティブニュースが多いのですが、世界を見渡せば経済指標も改善してきています。
今回はウィルスが蔓延する中で、私の投資に対する取り組みについて書いていきます。
この記事の目次
経済最悪期は脱出? 景気の先行指数は改善しています。
テレビや新聞を見るとウイルスの暗いニュースが多いので、経済の先行きに対して不安になりますね。
日本では警戒感も強く、行動の自粛により経済停滞が長引きそうな雰囲気がありますね。
一方で世界全体で見ていくと、経済の先行きに明るさが見えてきました。
景気の先行きを示す製造業PMIの4~6月の推移を確認してみてください。
★PMI製造業:2020年4月~2020年6月の推移
※米国はISM製造業
※製造業PMIは景気動向を占う先行指標。50を上回れば景気拡大、下回れば景気後退。
地域 | 2020年4月 | 2020年5月 | 2020年6月 |
米国 | 41.5 | 43.1 | 52.6 |
ユーロ圏 | 33.4 | 39.4 | 47.4 |
中国 | 50.8 | 50.6 | 50.9 |
英国 | 32.6 | 40.7 | 50.1 |
インド | 27.4 | 30.8 | 47.2 |
景気拡大を示す50を超える地域が少しずつ出てきました。
50未満の数値となっている地区においても、 4月と比べて5月、さらに6月と大きく上昇しています。
残念ながら日本数値は6月も40くらいの水準に留まっており、数字の回復ペースも鈍いというのが実情です。
重要な事は、先行きに対して日本と世界とでは温度差があるということです。
現在は米国株などを含むグローバル投資をメインにしている人が多いと思います。
日本に住んでいると暗い雰囲気になりますが、世界の状況は違うということは頭に入れていきたいですね。
※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。
関心は『経済の落ち込み』から『回復までの期間』へ。
米国企業の4-6月期の決算発表見ると、事前予想が悪すぎたこともあり“想像してたよりも良い” という結果が目立ちます。
経済活動の再開状況などは、コカ・コーラ(KO)が分かりやすいですね。
販売量を見ると、4月は前年比で25%減と強烈ですが、6月には10%減まで回復しており、7月に関しては数%減に留まりそうです。
秋から冬に感染者数がさらに増えて経済活動を再び制限する動きはあるかもしれませんが、3~4月のような状況は想像できません。
さらに、ウイルスに対する ワクチン開発が進んでいる ことは見逃せませんね。
数ヶ月前までは『経済はどこまで落ち込むの?』という視点が、『コロナ前の水準に戻るのはいつ?』といった具合に変化してきているという事です。
市場の目線は回復後に向かっていますので、一時的な株価下落も想像できますが、そこから上昇に転じるのも早いと予想しています。
私は現在、最低でも毎月150万円以上は投資をしてます(過去最大に引上げ)。
今月や来月の株価は全くわからないのですが、少なくとも2年後には今よりも相当高い水準にあると考えているからです。
2年もすればワクチンや治療薬の開発でウイルスの脅威は小さくなると予想。
金融緩和によりマネーが溢れており株式が上昇しやすい環境も揃っています。
今年はウイルスや大統領選といった混乱要素が多いので、現在の投資が年内に報われるかは分かりません。
ただし、私は長期投資ですので短期的な答えは必要としていません。
混乱時期にシッカリ仕込むことが、今後の成功につながると考えています。
“割高”という声は無視!ハイテク関連は継続して買っていく
ちょっと補足的な話をしておきます。
私は基本的に世界分散投資ですが、近年はハイテク関連銘柄の買い付けも積極的に行っています。
コロナウイルスの影響で多くの銘柄が低迷する中で、ハイテク関連は力強く上昇しました。
割高水準で勢いが鈍っているという声もありますが、私は強気を維持したままです。
IT関連はずっと上昇していたので、決算発表前に利益確定をする動きがあるのは予想の範囲内!
ただし、これは短期的な話であって、中長期ではハイテク関連にマネーが集まってくる状況は変わらないと想像しています。
私の投資額が増えているのは、IT関連銘柄の買付が大きく増えたことが最大理由です。
やや不安なのは、高配当株(バリュー)ですね。
売られすぎから短期的な買い戻しはあると思うのですが、経済の回復が長引けば再び軟調になる可能性が高いです。
配当重視で買い付けるならば“配当利回りが高い株”より、“ 財務体質が良い連続増配株 ”の方が安心感があります。
長期視点で買っていけば、難しい相場ではない
毎日のようにウイルス関するニュースが流れていますが、この状況を完全に予想する事は不可能です。
それよりも、ウイルスの脅威がなくなれば 世界経済は再び成長路線に舵を切る という事を中心に考えた方が良いと思います。
私がハイテク関連で最大投資している銘柄はアルファベット(GOOGL)、 ETF ならばQQQを定期的に買い付けています。
財務健全性と配当という視点であればジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)、 ETFはVIGとDGRWを対象にしています。
毎月の買付金額は過去最高ですが、新しい銘柄の発掘や直近の話題銘柄を増やすようなことはしていません。
今まで買付していた 信頼できる銘柄を増やすだけで充分 だと思っています。
今回は「投資は警戒しながら大胆に行う!今期は過去最大の積立となります」について書きました。
記事の中で参考になる点があれば、運用のヒントにしてみてください。
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