私の運用は世界分散の積立をベースにしています。
複数の資産を組合わせているので、株式は多い時でも全体の50%程度。
保有する全ての資産が好調という事はないので、大勝ちする事はありません。
ただし、相場低迷時でも総資産がプラスとなるケースが多いのが強みです。
このスタイルでは各資産の動きがバラバラなので、特定銘柄の動きをチェックしても意味がありません。
結果的に値動きを気にしない運用ができています。
尚、毎月の定額買付(積立投資)がメインですが、一部のみ私が自由に投資しても良い枠も設けています。
もっとも、多くの場合は時間経過で積立投資の方が好成績になるという残念な結果・・。
そもそも私の運用が堅調な理由には、年々ホッタラカシ投資の割合を増やしてきた事があります。
最初は年間の積立投資とタイミング投資の割合は3:7くらいでした。
年を追うごとに積立比率を高めて、現在は大半がホッタラカシ投資となっています。
ただし、文字で書くほどホッタラカシ投資は簡単ではありません。
新しい銘柄を加えた時などは、やはり気持ちがザワつきますね。
今回は積立投資の魅力と、私が長く継続できている理由について書いていきます。
※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。
今が買いチャンス!これは、テキトウな言葉です。
足元を見ると株式相場が低迷しています。
年初から大きなマイナスになっている銘柄も多いので「安くなった今が買いチャンス」という言葉も増えてきました。
これは本当でしょうか?
以下は世界分散投資(セゾン投信)で毎月5万円を定期積立した結果です。
2018年10月から積立だけでスポット買いや増額は一切していません。
ちなみに現在(2023年6月21日)のtsumiki証券の状況は以下の通りです。
※2018年10月からスタート:毎月5万円を投資
※投資額は57ヶ月で285万円
★内訳:グローバルバランスFが約28%上昇、達人Fが約43%上昇。
さて、現在はプラスとなっているので3年半前は今よりも株価が安かったという事になりますね。
しかし、振り返ると当時は『こんな高い時に・・』と周囲に言われました。
私は10年以上前から積立をしていますが、途中で増額するたびに同じパターンとなっています。
現在はどうでしょう?
3年前よりも高い水準なのに『大きく下がった今がチャンス!』と言われています。
言ってることがメチャクチャですね。
専門家やネットの情報は、この程度のレベルという事です。
直近との株価比較のみで発信されているケースが少なくありません。
これは、私のスポット買いでも同様です。
タイミングを考えながらの投資が、積立投資(ホッタラカシ)に負けるのも当然と言えますね。
実際、私の投資で失敗するケースは「買うタイミングを探した時」が圧倒的に多いです。
本人はタイミングを狙っているつもりですが、他人からみると買い急いでいるだけというパターンも少なくありません。
ホッタラカシが良いのはわかるけど、気が付くと確認してしまう
「積立だけでOK」と言うのは簡単ですが、やってみると想像以上に継続するのは大変です。
特に最初はチョコチョコと値動きを確認してしまい、ホッタラカシとは程遠い状態になることも珍しくありません。
『楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)』も加えたのですが、これも思ったよりもストレスが掛かっている状態。
この理由は、証券口座のログインで自然と目に入ってしまうからです。
セゾン投信の場合は直販窓口とtsumiki証券で実施しており、それしか取引していない事からログインする機会はほとんどありません。
しかし、大手ネット証券だといろいろな商品を運用しているので、どうしてもログインする機会が増えてしまいます。
つまり、私のように気持ちが弱いタイプが積立投資で成功する為には、途中経過が確認しずらい環境も大事ということです。
これについては、実感していることがあります。
私はIPO投資も行っているので、10社以上の証券口座を保有しています。
さすがにIPOだけでは証券会社に申し訳ないので、開設時に50万円程度は投資商品を購入するようにしています。
その中には高コスト投信もあるのですが、何年も放置されていたので現在は軒並み2倍近くにまで増えています。
口座を確認しない環境がとても大切だと実感した例です。
先日、新たにセゾン投信のクレカ積立(セゾンポケット)を開始することをブログに書きましたがこれも同じ効果を期待しています。
セゾンポケットで他に投資する予定もないので、積立設定したら年末まで状況確認をすることは無いと思います。
もしかしたら、3~4年間はノーチェックという事も考えられますね。
私の中では、この環境が作れた時点で8割は成功です。
積立投資は設定だけすれば自動的に行われるので、理論上はとても簡単です。
しかし、人には感情があるので不安で気になってしまうのは当然とも言えます。
成果が見えてくるまでに最低でも3年くらいは掛かるので、そこを越えられるかがひとつの目安ですね。
どうしも値動きが気になる人は、積立投資についてはメイン口座以外とは別で運用するのも方法だと思います。
今回は「積立投資だけして値動きは気にしない!これが非常に難しいのです」について書きました。
記事の中で参考になる点があれば運用のヒントにしてみてください。
クレカ積立はマネックス証券!還元率1.1%(主要ネット証券で最大)
私の 運用方針 は【長期・分散・積立】が基本スタイルです。
そして、積立投資で活用しているのがクレカ積立!
積立の決済に対してポイントが付与されるのが魅力です。
このサービスで注目は マネックス証券 。
マネックスカードで決済すれば、投信つみたての還元率1.1%!
主要ネット証券でNO.1の水準です。
毎月5万円の積立した場合、年間で6,600円分のポイントが貰える計算になります。
仮に20年間の積立投資を継続すれば、累計13万円以上のポイントが貯まることになります。
どうせ積立投資をするならば、利用した方がお得ですね。
※マネックスカードは、証券口座のオンライン上で申込する方式。
※カード積立を希望する人は、最初に口座開設を行ってください。
★マネックス証券は米国株投資でもメリットが大きい
米国株で時間外取引が可能な貴重な証券会社!
また、逆指値(リスクヘッジ)をしながら上値を追う戦略は私の鉄板手法です。