配当株の運用は非効率って本当?私が投資でインカムを重視する理由

私の投資で年々割合が大きくなってきているのが、「インカム」に注目した投資。
ちなみに「インカム」は債券の利息や株式の配当金などを指します。

投資の難しい点は含み益の時点では利益が確定していない事。
途中経過で大きな利益があっても、売却時に暴落すれば失敗です。

それに対して配当や利息は商品を保有しているだけで収入が見込めるのが魅力。
売却タイミングを考えなくていいのは大きなメリットです。

では、配当株が無配株よりも運用で有利かと言えば、そんなことはありません。

理論上で言えば配当が支払われると、その分だけ株価も値下がりします。
※実際は配当金が注目されて上昇するケースもある。

また、配当金には税金が発生するので、再投資した場合はその分だけ目減りした金額で買付することになります。

単純に運用効率という点で考えると、マイナス面もあるのが事実。

ただし、それでも私は配当・利息収入を重視していく考えです。
今回はインカムを重視した投資の魅力について考えていきます。

抜群の安心感!配当金は心配性の日本人にあっている

少し前に『老後資金2000万円』なんて話がありました。
この時に、想定していなかった相談がたくさん寄せられました。

それが『本当に2000万円で大丈夫ですか?』という内容。

“2000万円なんて貯められない”という相談が増えると思っていたのですが、現実は違いました。

これは日本人の心配性の性格もありますが、長く続いた習慣とも関係していると思います。

預金が美徳とされてきたので、取崩しに抵抗を感じる人が多いのです。
これは、私も例外ではありません。

お金が目減りすると不安心理にスイッチが入ってしまうという事ですね。

おそらく“老後資金5000万円”と言っても『その金額で大丈夫なのですか?』という相談が一定数あると思います。

不安スイッチを持っている人は、インカムを重視した投資スタイルにした方が良いですね。

資産運用の目的は将来にわたって安心して暮らしていく事ですから、目標は資産額でなくても問題ありません。

配当や利息があった方が安心できるならば、それを目標にすれば良いのです。

資産が増えても不安が消えなければ意味がありませんからね。

例えばですが、老後資金2000万円というお金に対して、インカムが3%あれば『年間60万円の収入』と考えることができます。
※税金等は考慮していません

こっちの方が、安心感がありますね。

ちなみに、私も一定の収入があった方が安心できるタイプなので、インカム投資の割合を年々増やしています。

配当金の安心感は、投資成績にもプラス効果をもたらす?

世界経済が将来的に成長してくと考えた場合、長期投資ならば負ける確率は小さいと想像できます。

しかし、投資で失敗する人が多いのは何故でしょう?
答えは簡単!普通じゃないことを行っているからです。

短期で大儲けを狙ったり、難しい相場状況でも投資先を探したり・・
冷静とは言えない行動から失敗が発生します。

ただし、これは仕方が無いことです。

投資は将来が未確定なので、早く儲けてサッサと確定したい心理が働きます。
私も勝ち逃げを狙って失敗した経験があります。

しかし、配当金等が増えていくにしたがいミスは劇的に減ってきました。
冷静に市場に向き合えるようになったのが大きな理由です。

不透明市場で値動きは読めなくても、配当については予想がつきます
つまり、収入の見通しが立つのです。

慌てて買う事もありませんし、利益確定を急ぐこともなくなります。

どっしりと腰を据えた運用になるので、自然とパフォーマンスが良くなっていきます。

私は投資信託などは分配金なしが中心ですが、J-REIT・高配当株・債券など定期収入がある商品を意識的に保有するようにしています。

注意:配当株で失敗する人がいるのは何故?

配当収入があることで市場と冷静に向き合えると書きました。
しかし、配当株の運用で失敗する人もいます。

このパターンでは、配当を増やすことを急ぎ過ぎているケースが目立ちます。

簡単に言うと、高い配当を意識しすぎて危険な銘柄に手を出してしまっているという事です。

例えば、2021年5月だとNYダウの配当利回りは2%未満です。
この状態であれば、3%の銘柄でも高配当と言えます。

違う見方をすれば、4%や5%の利回りは高すぎ!リスクが高い企業も混ざっているという事です。

配当は基本的に利益から支払われるので、利益成長がある企業はどんどん配当が増えていきます。

しかし、そういった企業は投資家に注目されるので、結果的に株価上昇で配当利回りはある程度の水準で落ち着きます。

利回りが高い企業には、将来性に対して疑問符がついている銘柄が含まれていると考えるべきです。

高配当だと思ったら5年後に株価が半分、さらに減配なんてケースも少なくありませんからね。

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最初は誰でも配当0円!焦らずコツコツと積み重ねましょう

資産が数千万円の人、配当が年間50万円の人、ネットを見ていると凄い人がたくさんいます。

しかし、最初から大きな資産を持っているのは例外的な話。
普通は基本的に0円スタートです。

年間配当50万円と聞けば遠い目標に感じますが、毎年2万5千円の配当や利息収入を増やようにすれば20年で達成できます。

また、ジョンソン&ジョンソンのように毎年のように増配をしている銘柄であれば、さらに加速が掛かります。
※私の継続購入銘柄の一つです。

この企業のデータを見ると、2020年の配当は2009年から比べて2倍に増えました。

つまり、2009年の購入時は3%程度の利回りだったとしても、現在は6%の配当利回りになっているという事です。

現在の利回りに目が行きがちですが、こういう銘柄の方が結果的に大きなリターンを生んでくれるという事です。

インカム重視の投資では、配当金等が年々増やしていけることが魅力。
このことが安心感に繋がります。

その為には、配当が長期で継続する企業を選ぶことが大切です。

現在の利回りよりも10年後の利回りですね。

今回は『配当株の運用は非効率って本当?私が投資でインカムを重視する理由』について書きました。

記事の中で参考になる点があれば運用のヒントにしてみてください。

米国増配株式(VIG)を毎月20万円を積立しています

私の米国株で注力しているのは【VIG】バンガード・米国増配株式ETFです。

マネックス証券で、米国株定期買付サービス(配当金再投資・毎月買付)がスタートしたので、毎月2000ドル(約20万円)の定期買付を設定しました。

関連米国増配株式(VIG)の投資を強化!毎月20万円を定期買付。

このETFには財務体質が良い企業が多く含まれており、安定性と成長性が期待できると判断しました。

以下はマネックス証券で定期買付の設定が多いETFのTOP5です。
配当タイプのETFに人気が集まっています。

定期買付、人気上位ETFのTOP5
●ランキング調査期間(2021年6月6日~2021年6月29日)

順位 ティッカー ETF名 配当型
1位 SPYD SPDR ポートフォリオ S&P 500 高配当株式 ETF
2位 VYM バンガード 米国高配当株式 ETF
3位 QQQ インベスコQQQトラスト・シリーズ1
4位 VIG バンガード・米国増配株式ETF
5位 HDV iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF

また、この証券は 米国株で時間外取引ができる貴重な証券会社 

銘柄分析についても【銘柄スカウター】の利用価値が高いです。
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