インドは長期投資の本命!注目の個別企業やETFをピックアップ

資産を堅く増やしたい場合は、10年単位の長期投資がおすすめです。

一般論として株価は経済成長と同じ道筋を頼むと言われているので、長期的に成長期待が高い国や産業に投資するのが良いとされています。

IMFの世界経済の成長見通しでも、目を引くのはインドの成長力の高さです。

2019年 ※2020年 ※2021年
世界 2.9% ▲4.9% 5.4%
先進国 1.7% ▲8.0% 4.8%
米国 2.3% ▲8.0% 4.5%
ユーロ圏 1.3% ▲10.2% 6.0%
日本 0.7% ▲5.8% 2.4%
新興国 3.7% ▲3.0% 5.9%
中国 6.1% 1.0% 8.2%
インド 4.2% ▲4.5% 6.0%

※2020年、2021年はIMF予想(2020年6月24日)
※新型ウイルスの拡大懸念で2020年4月より全地域で下方修正となりました。
(2021年は新興国の回復が当初の予想よりも遅れる見通し)

インドの経済成長は、直近はやや弱いですが長期的に右肩上がりと言われています。

参考までに日本経済研究センターの資料では、 2029年にインドのGDPは日本を抜き世界3位 になる予測です。

この理由は、経済成長の基盤となる人口動態が他国と比べて圧倒的な優位性を持っているからです。

今回はインドの潜在パワーと投資方法(ETFや個別株)について紹介します。

インドの経済成長が今後40年間も続くと言われる理由

各国の将来性を考えるときに重要なのが、その国の人口推移や年齢構成です。
人口増加は勿論ですが、消費活動が活発な年齢層が多いことが重要。

国の経済成長への期待が最も高いのは、 15歳~65歳未満(生産年齢人口)が他の年齢層の2倍以上 にある時だと言われています。
※この状態を「人口ボーナス期」と呼びます。

以下は主な地域や国の「人口ボーナスの終了時期」と「2040年の中位年齢」をまとめたものです。

国・地域 人口ボーナス終了 2040年の中位年齢
日本 2005年(終了) 54.2歳
アメリカ 2014年(終了) 41.2歳
インド 2060年 34.5歳
中国 2038年 47.0歳

※国連・ジェトロ・総務省など複数の情報を独自集計

表を見ていただくと分かると思いますが、日本は非常に厳しい状態。
また、世界の主役である米国も人口ボーナス期が2014年に終了しています。

ただし、 米国は高齢化の進展がとても緩やかな国なので2040年の段階でも中位年齢が41歳となっています。

このような状態であれば、経済成長が維持される可能性が高いと思います。

また、中国に関しては人口ボーナス期が続くのですが、2040年の中位年齢は47歳と高くなっています。

将来的には、一人っ子政策の副作用が不安視される状況ですね。

それに対してインドは長期的な人口ボーナス期が見込めることに加えて、10年以内に層人口が中国を抜く予想となっています。

ちなみに、2040年の中位年齢は35歳!

この年齢は、 日本だと1980年~1990年ごろのバブル景気 の頃と同じです。

単純に「人口増=経済成長」とは言えませんが、これが大きなアドバンテージであることは間違いありません。

では次に、インドに投資をする方法や個別銘柄について書いていきます。

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インド投資:注目の海外ETFや個別銘柄をピックアップ

将来性を考えると早く投資をしたくなりますが、 インドでは外国人投資家による投資が規制されているので、直接株式を購入することはできません。

投資方法としては、国内市場からであれば投資信託やETFを活用する方法があります。

ただし、投資信託に関してはコスト(信託報酬)が2%前後となっているので、ちょっと買いづらいのが本音です。

インド市場全体ということであればETFを活用した方がコストを抑えることができます。

ETF(国内・海外ETF)

個人的に面白いと感じるETF を2つピックアップしました。

国内 ETFであれば、「NEXT FUNDS インド株式指数・Nifty 50連動型上場投信(1678)」ですね。

インドを代表する株価指数(Nifty 50指数)に連動。
代表的な50銘柄で構成されていて、信託報酬は年率0.95%(税抜)です。

ただし、米国株などを実践している人は海外ETFの方が選択肢は広がります。

私が利用しているのは「ウィズダムツリーインド株収益ファンド(EPI)」。

銘柄数が約300銘柄と多い事に加えて、管理コストは年率0.85%で許容範囲。

さらに、マネックス証券とSBI証券では買付手数料が無料となっています。
1口3千円程度で購入できるので、小口でコツコツ購入するのも良いと思います。

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尚、コツコツ購入するのが基本だとは思いますが、インドのような新興国は株価の乱高下が大きく短期的に10%くらい下がることも多々あります。

低い水準に買い指値をしておいて、急落を待つのも選択肢。

この戦略の場合は時間外取引が可能なマネックス証券が有利です(通常市場よりも安く買えることがある)。

個別株:ADR(米国預託証券)

インド株は外国人規制があるので現地の市場で直接購入することはできないのですが、 米国証券取引所に上場しているADR(預託証券)があります。

正確には株式では無いのですが、 原則として発行市場の価格に連動がありや配当も同等なので取引としては通常の米国株と考えて問題ありません。

個人的に気になっている企業を2社取りあげてみました。

☆ HDFC銀行(HDB)
インド中央銀行から独立した民間銀行です。

人口増加で中間層も今後増えていくインドにおいては、各地で預金口座、クレカ、ローンなどを扱っているHDFC銀行は伸びシロが大きいと予想しています。

直近1年は20%以上のリターンとなっておりインドの市場平均よりも強い。
2010年に投資をしていれば、株価は5倍以上になっています。

☆インフォシス・テクノロジーズ(INFY)
インドの大手ソフトウェア開発企業。

安定的に成長している企業なのですが、不思議と株価が上昇してきません。
PERは20倍程度、新興国のIT関連株としては割安です。

ただし、直近1年のリターンは市場平均を下まわっています。
過去5年をみても好業績なのに株価は横ばい。ダークホース的な存在。
※大きく上昇する可能性は秘めていますが、永久に低迷の可能性も?

いずれも大手ネット証券3社(マネックス証券・SBI証券・楽天証券)で取扱いがあります。

個別株に関しては、情報が取りずらい面があるので、買付後は逆指値をして下落リスクを限定するほうが安心です。

※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。

20年後を見据えるならば、インドは注目の投資先!

現在から今後10年ということであれば、やはり米国中心に考えていくのが良いと考えています。

ただし、 20年先をゴールとするならばインドは無視できない存在。 

個人的にはインドの本格成長は今からだと思っていますので、20年後をターゲットに少しずつ投資をしていきたいと思います。

新興国は、先進国の金融政策によっても株価が振り回られるのが難しい点。

目先の株価変動を気にせずに、成長力や経済状況を確認してジックリ運用していくのが成功の鍵となります。

私は新興国株への投資に関しては基本的に消極的なのですが、インドだけは例外として捉えています。

個別株を細かく追いかけることは難しいので、基本的には「ウィズダムツリーインド株収益ファンド(EPI)」を中心に投資をしていく予定です。

今回は「インドは長期投資の本命!注目の個別企業やETFをピックアップ」について書きました。

投資をする時のヒントになる点があれば参考にしてみてください。

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※2020年9月20日現在