利回り6%って本当?「上場インフラファンド」は資産運用の隠し玉

投資で最も儲かるのは値上がり益を得る方法です。

ただし、これはプロと真っ向勝負する事になるので、経験が浅い人にはちょっとハードルが高いかもしれません?

そこで注目されるのが、長期でジックリ保有して配当や分配金を得る方法。
定期的にアパート家賃収入を得るような感覚の運用ですね。

ガチガチは銀行預金ですが、現在は超低金利では物価上昇率や増税に負けてしまうので対象外・・。

ちなみに、私は米国債(外貨投資)などの金利が高い商品で定期収入を確保しています。

★関連:賢い人は預金をしない?ガチガチの債券で利回り3%を確保せよ!

ただ、「できたら・・国内商品で運用したい・・」という希望を持っている人もいると思います。

今回の記事で紹介する“上場インフラファンド”は、そんな人達にとっては注目の商品です。

放置された優良商品?上場インフラファンド

上場インフラファンドって何?という人は多いと思います。
これは不動産投資信託のJ-REITと似たような仕組みの商品です。

J-REITはオフィス、住宅などの賃貸収入が分配金の原資ですね。

上場インフラファンドは主に太陽光発電所が中心となっていて、その売電収入が事実上の配当(分配金)原資となっています。

個人の家でも屋根に太陽光発電システムを設置して『電気を電力会社に売って現金収入を得ています』なんて話がありますよね。

このスケールを大きくしたのがインフラファンドの投資法人です。

現在は4社が上場しています。2018年8月6日現在

銘柄 基準価格 利回り
タカラレーベン・インフラ投資法人(9281) 117,800円 6.6%
いちごグリーンインフラ投資法人(9282) 66,400円 5.36%
日本再生可能エネルギーインフラ投資法人(9283) 103,300円 6.20%
カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9283) 108,100円 6.66%

今回の記事で初めて存在を知った人も炒るかもしれませんが、東証インフラファンド市場に上場していますので、株式やREITと同じように普通に売買できます。

ただし市場規模が小さいので、プロの機関投資家は事実上参加していません?

個人投資家を中心とした限られた人だけで細々と取引されているのが実情。

つまり、“凄い利回りにも関わらず安値で放置されている?”可能性があります。

ちなみに、私自身も約300万ほど保有しており配当(分配金)は6%超えで推移しています。国内投資においては“秘密兵器”と言っても良いかもしれませんね。

次に私が保有を決めた理由(メリット)について説明します。

10年先まで読める?ガチガチの分配金

インフラファンドのメリットは、太陽光から生み出される売電収入が分配金の事実上の原資となっている点です。

例えばオフィスのREITであれば、企業が退去すれば賃料収入が入ってきません。しかし、太陽光発電の場合は年間の日照時間は大きくは変わらないという点で安定しています。

<注目ポイント>
太陽光発電設備は国の制度により売電価格が20年間固定(FIT制度)。これはガチガチの分配金を期待する人には大きなメリットだと思います。

ちなみに、日照時間と売電価格の固定化で収益予想がたてやすことから、いちごグリーンインフラ投資法人(9282)は10年先までの分配金予想を出しています。

こんな事は、通常の企業やREITでは考えられない事です。
私が購入に踏み切った理由は、この抜群の安定感に魅力を感じたからです。

インフラファンドの注意点は?

分配金の安定感が期待できるインフラファンドですが、デメリットもシッカリ確認しておく必要があります。

メリットで10年先まで収益予想がたてらえると書きましたが、これは逆に言えば好景気でも収益が増えないという事です。

株式がどんどん上昇したり増配が発表されていても、インフラファンドの分配金は変化しません。

また、金利上昇時には借入金の利息負担が増えるので、分配金が減る可能性があります。

ちなみに、“いちごグリーンインフラ投資法人(9282)”などは借入金が固定金利の比率が高いので、金利上昇リスクはグッと下がります。

そして、これはJ-REITにも言える事なのですが、日本は地震大国です。

太陽光の発電所が一つの地域に集中していると、万が一の時に大きな損害が出る可能性があります。

発電所が全国に分散されている銘柄を選択したり、複数の銘柄を購入することでリスクは緩和しておいた方が安心ですね。

あとは、マニアックな市場で参加者が少ないので急落するリスクはあります(購入は分けて購入した方が安心)。

また、成行き注文だと予想外の価格で成立する事がありますので指値注文が基本です。

インフラファンドは積立買付(ドルコスト)が好相性です。

インフラファンドは1口10万円程度となっています。
一括購入でも良いのですが、ちょっと不安点があります。

価格は概ね安定的なのですが、市場が小さく取引も少ないので 瞬間的に価格に飛ぶ ことがあるのです。

まとめて購入よりも小分け買付の方が無難ですね。

ちなみに、私は個別株でもドルコスト平均法が可能な、SMBC日興証券のキンカブを利用して投資をしました。

J-REITに関しても同じ方法で購入しています。
J-REIT投資の新戦術!ドルコスト平均法が可能になりました

金額指定で購入できるので投信の積立設定と同じです。
買付価格を平準化できるのがメリットですね。
※1回の買付は100円から対応しています。

例えば、私がJ-REITで現在買付している『日本ビルファンド投資法人(8951)』は以下のような感じです。(1口は約60万円)

※私が実際に設定している内容です。

月に一回の買付け設定も可能ですが、価格が日々不安定なので月5回(10000円×5回)の買付けとしました。

こういった感じで、インフラファンドも細かく買うほうが価格がブレが抑えられて良いと思います。

SMBC日興証券のキンカブは凄く魅力的なサービスなのですが、口座を持っている人でも知らない人が多いですね。

これは、本当に利用価値が高いので積極的に利用することをオススメします。

⇒ SMBC日興証券の大逆襲!ネット証券を圧倒する5つの魅力とは?

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記事の中で参考になる点があれば運用のヒントにしてみてください。