年初から米国株、世界株・日本株は軒並み低迷していて元気がありません。
1年以内に投資を開始した人だと、含み損となってるケースもあると思います。
米金融政策に対する懸念や地政学リスクの高まりが株価の上値を抑え込んでいるので、しばらくは不安定な状態が続くと予想されます。
ただし、忘れてはいけない事があります。
株価を決定する最大要因は、会社の売上・利益といった「業績」という点です。
足元の株価低迷は、企業業績とは別の理由です。
長期視点ならば成長が期待できる企業に投資をするチャンスとも言えますね。
2022年について、来年・再来年への大きな飛躍に向けた【準備の年】になると考えています。
今回は株価下落に対する投資で、私が注意している事について書いていきます。
※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。
この記事の目次
昨年までとは違う!急いで買うのは失敗の原因になる
「今は仕込み買いのチャンス」
「大きく下がったから全力投資」
株価が下落してきたことで、反発を狙った強気な意見も出てきました。
年初からのマイナスを早く回復させたいと考えている人もいると思います。
ただし、今年は市場環境が変化しているので、スポット投資は慎重に行う必要があります。
昨年は、緩和マネーがどんどん市場に流れ込んできました。
バブルと言ってもよい状態だったと思います。
例えば暗号資産のDOGE(ドージコイン)が話題になりましたね。
テスラのイーロン・マスク氏がツイッターに投稿しただけで、価格が100倍以上になる事象が発生!
このDOGEは、かわいらしい柴犬のアイコンくらいしか特徴がありません。
(決済などでは、利用価値なし)
こういった実力を大きく超えるような価格が形成される状態は、バブルとしか言いようがありません。
おそらく、イーロン・マスク氏のつぶやきが今年だったら違う展開になったと思います。
株価についても、嵩上げがあったと考える方が自然ですね。
現在の市場では「株価下落で割安」という銘柄がある一方で、「割高水準から修正中」の銘柄も混じっていると考えるべきです。
大きく下落しているので割安だと判断して購入したら、そこから更に下げが加速する可能性もあります。
一括投資に対しては慎重に考えた方が良いでしょう。
割安に見える銘柄であっても、時間分散で買う事をおすすめします。
私が実践する【短時間・簡単】な方法は、以下の記事で紹介しています。
興味がある人は確認してみてください。
⇒ 投資情報はどうやって集めるの?私が実践するのは週20分の簡単術
株価回復に時間が掛る可能性あり!慌てずにユックリ投資
ここ数年の金融緩和が、投資家に悪い影響を与えている点があります。
溢れたマネーが株式市場に入ってくる環境だったので、下がっても短期間で反発する状態が恒常化した事です。
この経験が続いてことで、買いの仕掛けが早い投資家が目立ってきました。
しかし、以前の株式市場は「下がる時は一瞬、回復はユックリ・・」というのが普通でした。
今後は緩和から引き締めになり正常化が進んでいくので、元の状態へと回帰していく可能性があります。
焦って買って失敗リスクを高めるよりも、下値を確認してからのユックリ買う方が良いと思います。
また、今年は米金融政策は利上げだけでなくバランスシートの縮小も予定されています。
年後半には米中間選挙もありますね。
1年を通して株価が乱高下する可能性があるという事。
私は年末が最安値となるシナリオも描いているので、ジックリと投資をしていく考えです。
私は積立投資をマイペースで淡々と行っていくだけです。
今年は“相場の底”がいつになるか全く分かりません。
米国の利上げペースも物価上昇の状況次第で変わります。
ウクライナ情勢や中間選挙は、予想しても結論はでません。
年初が高値で1年を通して下がり続けることも考えられます。
ただし、企業の状況を見るとコロナから確実に回復へと向かっています。
相場の不透明感はしばらく続きそうです。
でも、企業見通しは明るい状態。
スポット買いのタイミングは難しいのですが、仕込み買いのチャンスだと考えています。
1年を通して株価が低迷する可能性があるなら、1年を通してコツコツ買っていけばいいだけですね。
今回は「株価低迷の時はユックリ買う!反転上昇を狙った投資に慎重な理由」について書きました。
記事の中で参考になる点があれば運用のヒントにしてみてください。
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