米国市場は成長株が失速!先行きが不透明な時に実施すべき事は?

米国は新型コロナウイルスの拡大により、経済が大きな打撃を受けました。

一方で株式市場は金融緩和などで溢れたマネーが流入して大幅上昇。

特にITを中心とするハイテク関連銘柄は活動自粛の影響が小さいこともあり(追い風)、買いが集まりました。

しかし、 2021年になりワクチン接種がスタートしたことで雰囲気は変化
経済回復が強く意識されるようになりました。

米政権もバイデン大統領を中心とする民主党になりましたので、今までとは考え方も違いますね。

投資の選択肢もITを中心とする成長株からバリュー株(従来型の産業)に移行してきています。

今回は市場変化がある中での投資方法について考えていきます。

※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。

相場を牽引してきた成長株がブレーキ!出遅れ銘柄の逆襲

先ずは足元の相場状況を確認してみましょう。

以下は、海外ETFの人気トップ10銘柄です。
基準日:2021年3月5日

2020年のトータルリターンが高い順番で上から表記しています。
2021年の年初来リターンを合わせて記載したので確認してみてください。

順位 ティッカー ETF名 2020年 2021年
1位 QQQ インベスコQQQトラスト・シリーズ1 48.6% -1.6%
2位 VTI バンガード トータル・ストック・マーケットETF 21.0% 3.1%
3位 VOO バンガード・S&P500ETF 18.3% 2.6%
4位 VT バンガード・トータル・ワールド・ストックETF 16.6% 2.9%
5位 VWO バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツ21.05.2  15.2% 4.9%
6位 VIG バンガード・米国増配株式ETF 15.4% -0.4%
7位 BND バンガード・米国トータル債券市場ETF 7.7% -3.2%
8位 VYM バンガード 米国高配当株式 ETF 高配当 1.1% 7.2%
9位 HDV iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF 高配当 -6.5% 6.0%
10位 SPYD SPDR ポートフォリオ S&P 500 高配当株式 ETF 高配当 -11.5% 16.6%

2020年と2021年(~3月5日)を比較すると大きく変化していますね。

昨年まで圧倒的な強かった成長株ETFのQQQは、今年に入ってからのリターンについては最下位に転落しています(債券ETFを除く)

逆に2020年は低迷していた高配当株ETFは年初からのリターンは市場平均を大きく上回っています。

この状況は個別株ではさらに顕著になります。
基準:2020年3月5日

例えばアップルは2020年の1年間で約80%上昇しましたが、年初来は-8.5%でマイナスとなっています。

アマゾンも同様で2020年は約75%も上昇しましたが、年初来では-7.8%です。

逆に昨年低迷したエクソンモービルは年初来リターンは+48%で強烈な上昇しています。

漠然と『ハイテク株が軟調、バリュー株が上昇』とニュースが流れますが、このように数字をみるとイメージよりも大きな変化が起きていることが分かると思います。

足元ではハイテク株も若干戻してきていますが、不透明感は続いています。

昨年とは市場の流れが変わったことを頭に入れた上で、投資戦略を考える必要がありますね。

成功体験はいったん忘れる!正しいのはマーケット

今年に入っても利益が出ている人は、そのままのやり方を継続するのが良いと考えています。

また、バリュー株や市場平均を狙ったスタイルの人は、何も変更する必要はありません。

ちなみに、ハイテク株が中心だったとしても、年初来リターンがプラスであれば継続でいいと思います。

利益が出ているならリスク管理ができているという事です。
好調な時は『変えない』ということも重要な戦略です。

再検討する必要がある人というのは、現状がマイナスであったり2021年になってから含み益が大幅に減っているようなケースです。

今年に限ってはハイテク株に集中している人が、このパターンが多いと思います。

こういった時は、インデックスやバリュー株の割合を3割程度まで増やすのが良いと思います。

投資では、自分のやり方が正しいと決めつけるのは危険な行為。

長く運用していれば『現在の相場は理論的に説明がつかない』ということに何度も遭遇します。

この時に『マーケットが正しい』と考えるのが成功の秘訣です。

自分の考えを全てを否定する必要はありません。『マーケットが正しい』という考えを3割くらい組込むだけで失敗する確率は劇的に減ります。

投資で失敗する人は“決めつけが強すぎる傾向”があります。

米国株は100年以上も上昇を続けてきました。

つまり、市場の流れに素直に乗っていれば(マーケットが正しい)、負けるほうが難しいのが投資の真実です。

先行きが不透明で迷った時は、基本の投資を心掛ける

最近の相場を見てみると、短期間で株価が大きく動く傾向があります。
ハイテク株が失速したり石油株が急騰したのもその一つです。

ただし、株価が短期間で20%くらい動いたとしても、 会社の業績がそれに連動して大きく変化しているわけではありません。

業績ではなく投資家の心理で株価が動いているので、明日には真逆の動きになっている事も考えられます。

短期の予想をしても意味が無いという事です。

このように市場が不透明な時は、 当たり前のことを行うのが鉄則です。

成功率が高い(失敗確率が低い)投資は市場全体を買う事ですね。

世界分散のVTや米国市場のVOOなどが候補になりますね。

個別株で市場平均よりも高いリターンを狙う場合は、急落リスクがあるので逆指値をシッカリすることが大切。

先行き不透明ということは過去に何度もありましたが、基本を継続している人の資産はシッカリと増えています。

迷った時ほど基本に忠実な投資が大切ですね

今回は『米国市場は成長株が失速!先行きが不透明な時に実施すべき事は?』について書きました。

記事の中でヒントになる点があれば、運用の参考にしてみてください。

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