今年に入り世界市場の中心である米国が揺れています。
やはり、この国が混乱すると全ての資産に一定の影響が出ますね。
今後の見通しについてはインフレの高止まり、景気の失速など悪い話ばかり・・。
しばらく投資については静観(お休み)という人も多いようです。
さて、私は相変わらず投資についてはマイペースを維持。
従来通りの積立投資を継続しています。
直近では月200万円のペースですので、大幅に増額している状況。
この理由については、単純に現金が多くなりすぎているからです。
昨年から今年にかけて米国成長株は全て売却、さらに保有していた現物債券が次々と満期償還という事態となっています。
その結果、手元の現金は過去10年で最大。
更に12月には債券の1000万円程度の償還があるので、現金比率が高まるばかりです。
「次の株価急落で全力投資」という方法もありますが、相場が大きく下がるかは不明。
いつも通り時間分散で投資していくのが私の結論です。
今回は私の資産運用に対するスタンスについて書いていきます。
※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。
この記事の目次
投資する事への不安は小さい?淡々と買っていくだけです。
昨年後半から「米国市場の株価水準が高すぎる」とブログに書いてきました。
現在もその意見は変わっていません。
ただし、買う事に対する怖さはだいぶ緩和したと感じています。
8月までは米国株が割高なのは市場全体が認識していながら、どこかで「米国株なら大丈夫」という雰囲気がありました。
悪い経済指標が出ているのに「今が買いのチャンス」という言葉すら聞かれた状況です。
しかし、9月後半にFRBが徹底的にインフレと対峙する姿勢を見せた事で、投資家心理が変わったような気がします。
「米国株はまだまだ下がるかも・・」「しばらくは低成長を覚悟しなくては・・」みたいな意見が急速に増えてきました。
私はこの状況は、好意的に受け止めています。
投資で一番厄介なのは、必要以上に株価が高く評価されている時!
こういう時は、唐突に大きく崩れるので慎重になる必要があります。
しかし、悲観的になればマイナス要素は株価に織り込まれていくので、高値掴みの確率は減っていきます。
総悲観で投売り状態(急落)の可能性もありますが、その時は割安状態(売られすぎ)となるので買い場到来です。
尚、株価の底がいつになるかは不明。
基本的に下落トレンドですが、今が底の可能性もあります。
結論としては、何も分かりません。
分からないことを考えても時間の無駄!
下落や上昇のタイミングを考える必要もありません。
投資することへの怖さが低下してきたので、あとは買っていけば良いだけです。
バランスファンドへの投資を増額中です。
米国市場については暗い話が多いのですが、投資家心理が悲観的になっている点ではチャンスは増えてきています。
ただし、利上げが予想以上になれば更に株価下落もしていく可能性あり!
米国は低成長が続くので、1人負けとなっても不思議ではありません。
昨年までのように「米国株を買っておけばOK」という状況は終了です。
現在、私はバランスファンドをを強化しています。
分からない時は、分散投資ですね。
もともと私の資産運用は世界分散のセゾン投信がメイン。
投資の基本に沿った考え方なので、大きな信頼を寄せています。
さらに、9月になってからは【為替ヘッジあり】のバランスファンドも追加しました。
分散投資はリスク低減効果が期待できますが、リターンは株式集中と比べて低くなる傾向があります。
しかし、現在は株式だけでなく債券も含めた多くの資産が下がっている状態なので、買っていくのは面白いと考えています。
分散で下落リスクを抑えながら、リターンも狙える状態ですね。
先行き不透明な相場では魅力的だと思います。
ただし、相場が再び上昇に転じる時期は不明です。
来年は再び上昇軌道を描いているかもしれませんし、復活まで5年以上も掛る可能性もあります。
また、「下がった時にガツンと投資!」といって資金を温存しすぎるのも考えものです。
「下がったら買いたい」という投資家は一定数いるので、それが買い支えになり気が付けば上昇しているという事は過去に何度もありました。
つまり、狙いすぎると投資できないまま高値になっていく事があるのです。
時間分散だと大きなリターンは難しいのですが、買い逃しもありません。
積立投資は現在の市場環境にはピッタリだと考えています。
ゴールド(金)への投資は大幅に増額しています。
現在はドル高・円安となっています。
金利差拡大による反応なので、この状況がしばらく続く可能性がありますね。
ただし、極端な金融緩和・引締めが乱発されたことで、米ドルの信用度は将来的に下がっていくと想像しています。
そこで注目しているのが、世界通貨といってもよいゴールド(金)です。
ドルとは逆相関の動きをする傾向にあり、現在は金価格が低迷中。
金利上昇も向い風ですね。
しかし仕込み時期と考えると良い時期です。
現在は強気姿勢(スポット&積立の併用)でガンガン買っています。
実は・・、本来なら金は既に大きな保有額になっているはずでした。
以前から購入しているのですが、市場の値動きに翻弄されて利益確定を乱発!
目標比率に遠く及ばない状況で、慌てて買い戻しているのが実態です。
ゴールドについては、株式・債券・不動産(REIT)とも値動きが違うので分散投資では無視できない存在となってきました。
今後に向けて大きく増やしたい資産ですね。
足元は不透明感が高いので予想は難しいのですが、投資しないという選択肢は私にはありません。
1億円まで資産が増えた時にその理由を考えたのですが、その答えは「どんな時でも相場にしがみついた」という単純なものでした。
現在のスタイルを維持してしていけば、自然と良い結果に繋がっていくと考えています。
今回は「積立投資を増額中!投資することへの不安は小さくなってきました」について書きました。
記事の中で参考になる点があれば運用のヒントにしてみてください。
私の金投資!【1540】純金上場信託「金の果実」の積立
金投資については、初心者向きと言われるのが純金積立ですね。
少額をコツコツ買付できるのがメリットでです。
ただし、買付コストが高めなのか気になる点です。
総合的に考えると、マネックス証券の純金積立が優位性があります。
(現物の引き出しも100gから対応)
コストや手軽さでは金ETFが選択肢になりますが、 こちらだと積立ができないのがデメリット・・。
そこで私が利用しているのが、 SMBC日興証券の“キンカブ” です。
一般の株式やETF投資は基本的に100株単位などのルールがあるので、買付するタイミングで購入金額が変わります。
それに対してキンカブは、投資信託のように金額指定で売買できるサービスです。
例:5千円ぶんだけ金ETFが欲しい
さらに、投資信託のように積立設定(定期定額)もできます。
最大で月に5回に分けて買付できるので、非常に便利です。
私は5日、10日、15日、20日、25日の5回で各30,000円(月15万円)を購入する設定をしました。
買付けているのは、金投資で人気が高い『純金上場信託「金の果実」(1540)』です。
実際に地金の裏付けがある現物国内保管型のETFです。
キンカブはSMBC日興証券のオススメ機能ですが、あまり知られていません。
“知っている人だけが得している状態”ですね!
個別株やJ-REITでも可能ですから口座を持っている人は、積極的に活用してみてください。
この売買方法は投資の選択肢が広がるので、日興証券の口座は持っておいて損は無いと思います。
公式 SMBC日興証券の大逆襲!ネット証券を圧倒する5つの魅力とは?