ここ数年は米国株が世界市場の上昇を牽引していましたが、今年は低迷しています。
ただし、それはドルベースの話です。
強烈に円安が進行していることで、円換算では年初来でプラスの人も多いと思います。
このアドバンテージのおかげで、私の資産も昨年から増えている状況。
ただし・・
私の投資予想については、ハズレっぱなしです。
下がると思った資産がプラス、上がると思った資産がマイナス・・
各資産の予想がキレイに正反対になった事で、プラスの結果になりました(笑)
更に直近でも私の予想シナリオが崩壊する事態が発生!
それが、先月末まで強気方針だった日本株。
そこから10日後に全売却となりました。
ズサーc⌒っ゚Д゚)っ
今回は日本株の売却理由、こらかの再投資について書いていきます。
※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。
この記事の目次
足元の日本株は良好!でも、円安が止まらない・・
今年は米国株よりも日本株の方が安心感があります。
米国市場の株価水準は過去と比べて割高ですが、日本株は反対に割安です。
22年については、世界株が不安定の中でも下値が限定的!
年初来の株式指数は、他のエリアと比べても良好です。
3月上旬には米国株に巻き込まれる形で日経平均株価は2万5000円を割り込みましたが、6月8日には2万8千円まで回復しています。
米国株は3月上旬よりも更に株価が下がっているので全く状況が異なります。
ここまでの状況は予定通りで、利益がどんどん膨らみました。
久々に予想通りに進んだと思ったのですが・・・
大きな誤算がありました。
それがドル円が134円突破、急激に円安が進行してた点です。
理論値から考えれば130円でも行き過ぎているので、私はそれを大きく超えることは想定していませんでした。
130円前後の横ばい、あるいは125円くらいまで円高に戻す可能性もあると考えていたのです。
しかし、結果は円安の急加速でした。
日本株が上昇した点だけみると予想が当たってるように見えますが、私の描いたシナリオは崩壊・・・。
中身としては大ハズレです。
ラッキーは続かないので、一旦リセットする事にしました。
保有していた800万円分の日本株投信を9日・10日の2日間で全売却しました。
円安は日本株に有利だけど、外国人投資家はどう考えるだろう?
相場の世界では「円安は日本株に好材料」と言われてきました。
大手企業に輸出関連企業が多いので、収益の改善が見込まれ点では充分に理解できる話です。
ただし、円安トレンドが続くと現在の日本市場の主要プレーヤーである外国人投資家の買い意欲が低下する可能性があります。
記事の冒頭で「米国株は低迷しているけど、円換算ならプラスの人も多い」と書きました。
しかし、ドルで取引している外国人投資家にとっては正反対です。
「日本株は円ベースなら堅調だけど、ドルベースなら下がりっぱなし・・」
株価上昇よりも円安の勢いが強すぎた結果、ドル取引だとチャートは完全な下落トレンドになっています。
つまり、外国人投資家が消極的になってしまう可能性があるのです。
更に日本人は節約志向が強いので、円安で輸入物価上昇が続け消費が低迷するイメージも湧き上がってきますね。
ネガティブ材料で日本市場への期待値が下がってしまう可能性あり・・
日本株が大きく上昇するためには外国人投資家の動向は無視できません。
急激な円安進行が株価の上昇期待にストップをかけています。
私の想定とは違う状況になったので、一旦売却という判断になりました。
日経平均株価3万円のシナリオは維持!では、今後どうする?
私は日本株の売却目標は2万9500円としていました。
為替が安定してくれば、年内の到達も可能だと考えています。
ただし、そこに至る過程はジグザグを想定しています。
注意したいのは8月~11月前半ですね。
米国のバランスシート縮小や中間選挙が意識される可能性があります。
日本株は割安とはいえ、米国株の変動は無視できません。
年末には3万円が見えてくると想像していますが、そこまでは上下に大きく揺れそうですね。
日本株への投資ですが、理想としては日経平均が2万5千円台まで下がった時。
ただし、下値が堅くなっているのでそこまで下がらない可能性も高いです。
私は2万6千円台まで下がれば徐々に買っていく考えです。
※円安が加速していれば見送りします。
さて、米国株は長期スタンスで保有維持なのに、日本株だけ短期的な対応している事に疑問を感じる人もいると思います。
この理由にも触れておきます。
私が日本市場で気にしてるのが、来年4月の黒田総裁が任期満了になる点。
ここをキッカケにして、日銀の金利政策に対する方針が変化していく事を想像しています。
マイナス金利政策を解除という予想が高まってきた時に、市場がどういった反応をしめすかは全く予想できません。
その為、日本株については年内で一旦終了したい気持ちがあります。
長期でジックリ運用する方針の米国株とは、考え方が違うという事ですね。
期間限定のスポット投資ですからシナリオが崩れたら即撤退!
半分だけ売って様子を見るといった選択肢はありません
中途半端な方法で利益を得ても、悪いクセが付くだけだと思っています。
今回は「円安加速でシナリオ崩壊!保有中の日本株投信を全て売りました。」について書きました。
記事の中で参考になる点があれば運用のヒントにしてみてください。
尚、日本株については条件が揃えば再投資に前向きですが、インデックス投資は考えていません。
市場環境から考えて、大型で価値がある企業に投資をするのが良いと判断!
買付商品は「スパークス・新・国際優良日本株ファンド」を予定しています。
【+α】投資の情報収集ってどうするの?
投資の情報について『調べる方法が分からない・・』という相談が多いです。
私は週に1回、「グローバルウィークリー」という情報を確認するのを習慣にしています。
これは、岡三証券で発行している情報誌ですが、岡三オンライン(岡三証券)の口座を持っているとWEBで無料で読む事できます。
「グローバル」「日本株式」「米国株」「債券」「為替」など各項目について、 直近の状況と今後の見通しがコンパクトにまとめられていてます 。
ユックリ読んでも20分程度!
私は週の頭にこれを読んでスタートします。
私の活用方法をまとめていますので、興味がある人は確認してみてください。
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