以前に「個人投資家の9割は負ける」と言われる理由は、株価が下がっている時に買う逆張りが原因という記事を書きました。
⇒ 「安く買って高く売る」は危険?個人投資家の9割が負ける理由
正確に言うと、漠然として“値ごろ感”で購入を決めてしまうことが危険だという事です。
ただし、“値ごろ感”の買いもチョットした工夫をするだけでも勝率はかなり改善すると思います。
今回は私の下落時に買いを入れる時の考え方を書いていきます。
この記事の目次
日経平均株価から考える買いのポイントは?
日経平均株価を中心に見ている人が多いので、それを例にして考えてみます。
ちなみに私は日本株は取引をしないので、「取引をするならば・・」という仮定の話になります。
※日本株はスパークス・新・国際優良日本株ファンドに丸投げしています。
指値はグダグダの中途半端な価格が良い!
“安く買って高く売る”が株式投資の基本なので、個人投資家は下値で指値を入れる人が多いです。
この点を否定する気は無いのですが、“超危険ゾーン”で指値をしている人が多いのが気になります。
極端な例だと日経平均株価『2万円』などの節目(ピッタリ数字)です。
この位置は大きく下落する危険がある点は頭に入れておいてください。
確かに割安地点は買いが多いのですが、2万1000円~2万2000円で買っていた人にとっては損切りのポイントです。
つまり、売りパワーも凄いのです。
そして、※信用取引を行っている人は、このパワーを利用して一気に儲けようとするので、その地点に売りを仕掛けてきます。(下がったら儲かる取引)
※信用取引はSMBC日興証券が手数料0円で注目です。
2万円などの節目金額を下回った時に、雪崩のように下落する事が多いのはこれが理由です。
これは個別株式でも同じで、「A株の1500円、B株は2000円まで下がったら買い」みたいな分かりやすい節目で指値をいれると、そこからガタガタ崩れる事があります。
指値についてはキリが良い価格で入れる人が多いのですが、私は中途半端な「グダグダ指値」にした方が良いと思っています。
キリが良い価格は、買いのポイントであると同時に売りのポイントです。
値動きが読みずらい地点での指値は避けるべし。
遅刻OK?ノロノロ仕掛けが勝利を生む!
先ほどは、2万円(ピッタリ数字)を境にして大崩れになる可能性があると書きましたが、こういった節目の金額は下値の抵抗ラインでもあります。
つまり2万円(ピッタリ数字)にタッチせずに上昇に転じる事も多いのです。
私は、こういった反発を見届けた後は2万円より上(2万300円など)でも買っていきます。
そもそも、2万円で割安ならば300円は誤差の範囲。2万3000円や2万4000円への反発を期待しての買いですから躊躇は不要。
また、2万円を下回った時も同じです。下がっている途中では手を出さず反転してから買いを入れます。
大底を狙うのをやめて、反転しから買うスタイルに切替えると勝率はグッと上がってくると思います。(ノロノロ仕掛け)
損小利大が基本!逆指値は徹底せよ
今回は【「グダグダ指値」と「ノロノロ仕掛け」で勝率アップ!株式投資の仕掛けポイントとは?】について書きました。
ワンテンポ遅く仕掛けることでグット勝率が良くなると思いますが、投資で100%はありませんので損切り設定は必須です。
投資で継続的にリターンを出している人は損切ルールをシッカリと持っています。これを決めていれば(例:8%の下落で損切)、大損なんてありえません。
ただし、損失確定を自ら行うは精神的に負担が大きいので、逆指値の設定を購入と同時に行って機械的に対応するのが良いと思います。
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関連 SMBC日興証券の大逆襲!ネット証券を圧倒する5つの魅力とは?
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