資産運用は「長期・分散・積立」の3つが基本となります。
世界中の株式や債券を対象とする投資信託をコツコツ購入していく“積立投資”が、その代表例ですね。
投資経験がない人でもスムーズに開始できるので、初心者にはピッタリだと思います。
私自身も約10年前に積立投資に出会ってからズーッと運用方針の中心にしています。
もしも、この方法に出会えなければ“現在の資産は半分にも満たなかった”と思います。
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この積立投資については質問をたくさん頂くのですが、その中で特に多いのが買い付け金額の変更についてです。
今回は積立の増額や減額について私の考について書いていきます。
この記事の目次
積立投資の金額変更は問題なし!重要なのは継続する事
冒頭で資産運用は「長期・分散・積立」が基本と書きましたが、この中で最もテキトウでも良い部分は積立です。
確かに時間分散でリスクを抑えられる点はあるのですが、積立投資が一括投資よりも好成績かと言えば、そんな事はありません。
この手法のメリットは、少額(収入の一部)で実践できる点と買付けタイミングを考えなくて良い点です。
結論を先に述べると、積立投資の金額変更は気軽に行ってOK!
私自身は過去に何度も増額を実施しています。
お金に余裕があれば増額、負担になれば減らせばいい
積立投資の話では必ず出てくるのがドルコスト平均法の話ですね。
毎月一定額を継続購入していくことで、相場変動があっても価格を平準化できるので投資手法として推奨される事が多いです。
その結果として積立投資の金額変更に悩む人が出てきます。
金額を増やす時は前向きな行為なので抵抗感が少ないのですが、減額する時は罪悪感となってしまう人も少なくありません。
ただし、積立投資は少額の一括投資を繰り返し行なっているだけとも言えるので、悩むような話ではありません。
例えばですが、今月の積立に対して私がイメージするのは「今回の買い付けは10年後と比べれば割安だろうなぁ」ということです。
これは、来月や再来月の買い付けに関しても同じですね。
購入した事実が重要だと考えているので、金額が先月より多いとか少なとかは小さな話です。
重視すべきは「積立」よりも「長期・分散」 の方なので、金額に関しては神経質になる必要性はありません。
「長期・分散」の重要性については、別記事でも書いていますので興味がある人は覗いてみてください。
積立の中止をしてもOK!でも、無理の無い範囲で続けて欲しい
積立投資は“一括投資の繰り返しです”と書きました 。
その点から考えても、毎月の収入から投資をするのが苦しければ中止しても全く問題はありません。
ただし本音としては、数千円程度でも積立を継続して欲しいという気持ちはあります 。
私の経験で言うと、積立を中止してしまうと“現金化したい”という衝動が湧き上がってきてしまい早々に売却してしまう傾向があります。
投資は長期で実施するほど成功率が高まるので、小さな利益で確定してしまうのはチョット勿体ない気がしますね。
積立を継続してる間は売却に対して一定の歯止めになるので、売却衝動が強い人は検討してみてください。
また、少額でも積立投資を継続している人は、余裕が出来れば速やかに増額して以前の状態に戻そうとするので資産形成が成功するケースが目立ちます。
やはり、完全に中止してしまうと投資への気持ち一旦切れてしまうので、再開には時間が掛るパターンが多いですね。
補足:ボーナス時の増額や年2回だけの購入
積立投資に関しては毎月購入しなくてはいけないと考えがちですが、難しい場合はボーナスの時だけでも良いと思います。
先ほども書きましたが、私の場合は“今日の買付は10年後と比べれば割安”という考えが基本ですので、毎月でなくても問題ないと考えています。
また、 毎月積み立てに加えてボーナス時の増額というのも面白いですね。
余談ですが、数年前にセゾン投信の中野社長の講演を聞きにい行った時に「毎月積立とボーナス時のスポット買いを併用している」という話がありました。
積立投資の専門家でも毎月一定額ということに対しては拘ってはいないという 事ですね。
投資に固執しすぎて生活が苦しくなっては意味がありません。
生活スタイルに合わせて、積立投資の金額変更はサクッと実施して大丈夫です。
今回は「積立投資の金額は変更してOK!増額や減額はサクッと実施しよう」について書きました。
記事の中で参考になる点があれば資産運用のヒントにしてみてください。
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