「個人向け国債 変動10年」5月募集の利率決定!キャンペーンも熱い

23年になって注目度が大きく上昇した商品と言えば債券投資!

定期的に利子を受け取れる(キャッシュフローが決まっている)のが魅力です。

その中でも、信用度が高いの国債。
特に日本の個人向け国債は、非常に評価が高い金融商品です。

個人向け国債 変動10年

その特徴は・・・

元本割れ無し
・1年経過でいつでも中途換金OK
1万円から購入可能
・半年ごとに金利見直し
最低金利保証(0.05%)

イメージとしては、いつでも解約できる定期預金みたいな感じですね。

しかも、発行元が国なので安心度は最大級

もともと金融専門家から評価が高い商品ですが、ここにきて注目度が急上昇しています。

今回は、個人向け国債の23年5月募集分の利率と商品メリットについて書いていきます。

※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。

「個人向け国債 変動10年」が注目される理由

「個人向け国債 変動10年」は国内金融商品の最高傑作といってもよい内容。

個人的には『変動10年よりも○○商品の方が優れている』と言う人がいたら距離を置いた方がいいと思います。

それくらい完成度が高い金融商品です。

しかし、ここ数年は日陰の存在となっていました。

素晴らしい商品なのに話題に上がらなかった理由は日銀の金融政策です。

10年物国債の金利がゼロ%程度で推移するように買入れを行う長短金利操作(イールドカーブコントロール)が実行されています。

変動10年は実勢金利に応じて半年ごとに適用利率が変わるのが魅力。

残念ながら、日銀の長短金利操作で、適用利率は最低保証である0.05%という状況が恒常化してしまいました。

金利上昇(インフレ)に対応する魅力が全く発揮できない状態という事ですね。

しかし、昨年末に日銀が政策修正を発表!

長期金利の変動幅を±0.25%から±0.5%に変更しました。

これを受けて日本国債は中期から超長期の金利が上昇!
「個人向け国債(変動10年)」も金利上昇となりました。

物価上昇の背景もあり、インフレ対応商品として注目が高まっています。

尚、将来的には変動幅制限の撤廃という流れになった場合、個人的には10年国債利回りは0.8%程度が適正水準と考えています。

インフレに対応する金融商品は「個人向け国債(変動10年)」以外にもあります。

ただし、元本割れ無し・最低金利保証・途中解約OK・・こんなワガママに対応する商品は変動10年くらいです。

途中解約OKで一般的な定期預金よりも金利が良いのですから、注目度が急上昇しているのは当然と言えますね。

「個人向け国債 変動10年」23年5月募集分の利率は?

「個人向け国債 変動10年」の金利が発表されました。

毎月募集(販売)が行われ、適用利率もその時の状況によって変わります。

財務省「変動10年」商品概要

今月の金利・募集期間は以下です。

★158回債 23年5月募集分
・初回の適用金利:0.28%(税引前)
・募集期間:令和5年5月11日~5月31日

昨年の同時期(146回債)は0.17%(税引前)でしたので大幅上昇!

ただし、23年4月募集分は0.30%だったので前月比では若干低下となりました。

さて、「将来的には利率が更に上昇するかもしれない?少し待とうかなぁ・・」と考えている人がいるかもしれませんね。

しかし、それは一般的な固定金利型の債券に対しての発想です。

変動10年の魅力は半年ごとに金利見直しになるので、これから金利上昇となった場合も恩恵が受けれられる仕組みです。

例えば、2年前の21年5月(6月から運用)に募集された個人向け国債(変動10年)の金利推移を見てみましょう。

21年6月 22年6月 23年6月
0.05% 0.17% 0.28%

21年に買付した分は、実績金利の変化に応じて保有期間中に見直しされていきます。

つまり、金利予想をしても意味がありません。

実勢金利が上がれば受取利子が自然と増えるのですから、タイミングなんて関係ないのです。

しかも、この商品は金融機関によっては、買付額に応じてキャッシュバックキャンペーンが実施される場合があります。

購入時期は金利を気にするよりも、こういったキャンペーン実施時に買付を行う方がメリットが大きいですね。
※キャンペーンは後半で紹介しています。

個人向け国債(変動10年)は、資産運用で利用価値が大きい

私が現在の安定的な運用スタイルを確立するにあたって、強力なサポーターとなったのが「個人向け国債(変動10年)」です。

投資用資金の1年分は普通預金にいれて、残りは「個人向け国債(変動10年)」で運用する方法を基本スタイルにしました。

個人向け国債は、直前2回分(1年分)の利子を払えば途中解約は自由。

1年経過すれば、好きな時に現金化できます。

しかも、一般的な債券とは違い価格変動がありません。

1年経過すれば1万円単位で売却可能です。
超高金利の普通預金みたいですね!

今後の日銀の動向を想像すると、現金の置き場としては最有力候補だと私は考えています。

日本の投資はハイリスク(株式)と預金という2つの組合せが主流。

これが、金融後進国と言われる理由の一つでもあります。

個人向け国債(変動10年)という中間的な堅い運用を加えることで運用効率が改善する期待があります。

この商品を利用すれば、チャンスまでの待機期間も運用が行えるようになりますね。

元本の目減りを心配しなくて良いのは魅力的だと思います。

個人向け国債のキャッシュバックキャンペーンでお得に購入!

今回の記事を見て「こんな条件が良いなら、すぐに買いたい」と考えた人もいると思います。

この商品は好条件に加えて更にメリットがあります。

実は、証券会社によっては買付金額に応じてキャッシュバックキャンペーンが実施されています

これだけ良い商品なのに、さらにキャッシュバック・・
本当に狂ってます(笑)

 

債券については大手証券が有利と何度か書いていますが、個人向け国債の買付も同様です。

100万円以上という条件がありますが、SMBC日興証券のキャンペーンが今回も好条件ですね。

個人向け国債

 

キャッシュバックの現金については、エントリーは不要で購入すれば2ヶ月後くらいに口座に振り込まれます。

 

SMBC日興証券のキャッシュバック率は最高水準。
やっぱり債券は大手証券が強いです。

 

各社の内容を確認しましたが、国債キャンペーンはSMBC日興証券が圧勝ムードですね。

 

インフレ対策と安全性(元本割れ無し)の両立という点でいえば、この商品よりも優れたものは見当たりません。

1万円から買付可能という利便性もあり、預金の代替えとしても魅力的!

安心・安全運用の選択肢として検討してみてください。

 

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