私の楽しみは美味しい日本料理を食べる事。
いろいろな土地で食事をしていますが、仕事が丁寧だと感じるのは京都です。
過去に紹介したお店は知名度が高い老舗が中心ですが、【京料理 貴与次郎】はちょっと違います。
格安で絶品の京料理が食べらる地元の人気店。
オープンから10年程度なので、京料理のお店としては新しいですね。
こちらのお店は知人からの紹介がキッカケで訪問しました。
ちなみに、この人は毎月5万円~10万円の高級店で食事をするのが楽しみ(趣味?)で、その為に仕事を頑張っているという面白い人です。
Σ(゜c_゜;)マジッスカ!?
その人が教えてくれたのが 京料理 貴与次郎。
ここだけは、安くても例外だそうです。
この人が安いお店を紹介してくれるのは本当に珍しいので、関西に仕事へ行った時に予約を入れてランチを食べてみました。
最初に結論をいうと、『京都の穴場店としは最強系』です。
スッゲ━ヾ(*゚Д゚*)ノ゙━ェェ♪
京都に行ったら、ぜひ訪問して欲しいお店なので紹介させていただきます。
※観光客が増えると、予約を取るのが困難になるので注意
雰囲気は居酒屋みたいな感じです。でも、料理が凄すぎる
★Photo by kaoru:京料理 貴与次郎
京料理 貴与次郎 は二条城から歩いて5分くらいの場所にあります。
二条城は人気観光スポットなので、旅行コースにも組み込みやすいですね。
お店に訪問した最初の印象は、こじんまりとした小料理屋さんという感じでした。
過去に訪問した有名料亭と比べて、庶民的な雰囲気です。
カウンターやテーブル席もあり高級な居酒屋さんといった感じですね。
ただし、庶民的なのは雰囲気と価格だけです。
料理の質は、料亭レベルで驚かされました。
・・・と言うのも、こちらの大将は経歴が凄いのです。
京都御三家と言われる老舗旅館の一つ『柊家』で修業して、料理長まで務めた人でした。
食材のこだわりは尋常ではなく、野菜は上賀茂の契約農家より直送してものを使用。
さらに料理には柳の水と称される名水を使用する徹底ぶりです。
私は主人と二人で訪問して【貴与次郎コース】を注文。
価格は税込み3850円。
※個室料金も込み
本格的な京料理を期待するには、あまりにも安すぎます。
ハッキリ言って不安な価格です。
(;´・3・`)心配だなー
京料理で本当に美味しいものを食べようとすると、1万円くらいは覚悟しなくてはいけません。
3000円台では美味しい物は本当に難しい・・。
しかし、京料理 貴与次郎 は良い意味で期待を裏切ってくれました。
原価率の計算は大丈夫?【貴与次郎コース】の一部を紹介します。
食事が終わって主人との最初の会話は、『これは値上げしないとヤバイ・・』でした。
とにかく素材が3千円台のレベルではありません。
原価率が相当に高いと思うので、儲けが出ているか心配になります。
もちろん、料理の技術は申し分なしです。
出てきた白味噌仕立ての椀物を見た瞬間に美味しさを確信しました。
★Photo by kaoru: 貴与次郎 料理①
お造りも新鮮で、包丁技術の高さを感じます。
しかし、それ以上に驚いたのは焼き物です。
ドーンと大きいのですが、非常にふっくらしていて家庭ではまず再現できないレベルです。
焼き魚なのに口の中で溶けていくような印象でした。
★Photo by kaoru: 貴与次郎 料理②
これだけ品質が良いと料理数が少なくなるのが普通ですが、【貴与次郎】にはそんな常識は通用してません。
次々と料理が運ばれてきます。
そして、もう終わりかなと思ったところで筍が出てきました。
こちらも、柔らかくて美味しかった。
★Photo by kaoru: 貴与次郎 料理③
ここから、更に御飯やデザートが出てきます。
全部で7品もあったので、主人がコース内容を確認したくらいです。
(\◇\;)オカネガナイ・・・
税込み3850円なので少量だと予想していましたが、大きな間違いでした。
かなりお腹いっぱいになります。
料理は奇をてらうような誤魔化しは一切ありません。
食材の良さを引き出すような丁寧な仕事で、本物の実力店です。
京都に行く機会があれば、ぜひ利用してみてください。
これは、オススメ店ですね。
今回は「京料理 貴与次郎」ランチ訪問について書きました。
地元の人からも絶大な人気!さらに、全国からのリピーターも多いので事前予約は必須になります。
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