レバレッジETFってどうなの?長期投資家は相性が良くない商品

投資には流行みたいなものがあって、似たような質問が集中することがあります。
最近は「レバレッジ型の商品ってどう思いますか?」といったものが増えています。

レバレッジ型は日々の市場騰落率に対して2倍や3倍の値動きをする商品。

このタイプで最も有名なのは日経レバ(1570)ですが、最近は米国市場(S&P500)のレバレッジETFも注目されています。

Direxion デイリーS&P500ブル3倍 ETF(SPXL)

少ない資金で大きなリターンを出せることが魅力です。
ただし、予想と逆方向に動けば損失が大きくなるので注意が必要。

レバレッジ型に関しては一定期間ごとに質問が集中するので、“またブームが来たのかな?”と思っています。

私自身の考えとしては、 長期投資家は手を出さない方が良い商品 だと考えています。

レバレッジ型が良い悪いという話ではなくて、単純に長期投資家との相性が悪いというのが理由です。

今回は レバレッジ型の商品に対して、私の投資スタンスを書いていきます。

レバレッジETFは長期投資家に相性が悪い?

最初に厳しいことを書きますが、「レバレッジ型ってどうでしょう?」と誰かに質問するようなタイプの人は、この商品は避けた方がいいです。

この商品は上昇トレンドを見つけて、それに乗っていく事で大きなリターンを目指す商品。

逆に言えばトレンドが反対になった瞬間に、即売却しなくてはいけません。

この時に「長い目で見れば・・」なんてノンビリ構えていたら、損失がどんどん膨れ上がってきます。

つまり、 損切りがスパッと出来る人ではないと難しい商品ですね。

投資手法も市場の動きに沿った順張りが基本ですから、「下がったら買う(逆張り)」が好きな人は止めた方がいいと思います。

ここまで読んで気がついたと思いますが、長期投資家タイプとは正反対の人(短期売買の投資家)に向いている商品。

ただし、“少し試してみたい”という人の気持ちも分かります。
私自身も儲けたい欲に駆られて挑戦したことがありますからね。

ちなみに結果は大失敗で、1日で損切りまで追い込まれました。

リスクが非常に高い投資なので、どうしてもチャレンジしたい人は逆指値(損切り設定)だけは忘れないでください。

レバレッジ型の逆指値:限界ラインはマイナス10%

逆指値をするにあたって「損切りラインはマイナス〇%なの?」という疑問があると思います。

私の場合は基本的にマイナス8%損切りで、強気設定の時でも マイナス10%まで下がったら即売却 して損失を確定させます。

勘違いで多いのは、3倍レバレッジから損切りも3倍に拡大して20%や30%にしてしまうぱパターン。

この考え方は非常に危険ですから、絶対にやめてほしいと思います。

・・と言うのも、 この投資は自分のトレンド方向の読みが間違っていた場合は、即売却するのが基本。

頭にしっかり入れておいて欲しいのは、株式投資は損失から回復は放置するほど大変になるということです。

分かりやすい例を挙げると、100万円が 20%下落すれば80万円です。
しかし、80万円から20%上昇しても96万円にしかなりません。

もっと言えば、100万円から50%低下すれば50万円です。
50万円から100万円に戻すには、株価を2倍にする必要があります。

最大でもマイナス10%と私がしているのは、この程度であれば通常投資の中で取り返すのは容易だと考えているからです。

損失が大きくなると早く取り返そうとして傷口が広がるケースも目立ちます。
私は冷静さを保つには10%くらいが限界だと考えています。

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レバレッジ商品を使わなくてもお金持ちになれる

レバレッジ型が“儲かる?儲からない?”という話は別として、私が知っている富裕層にレバレッジ型を使っている人はいません。
(運用で成功して富裕層になった人達)

別の言い方をすれば、 通常の長期投資だけでお金持ちになれる ということです。

これが私の結論でもあります。

普通にやっていけば資産は増えていくの、わざわざリスクを取る必要がないという事です。

また、 レバレッジ型で利益を伸ばす人を見ると損切りが上手な人が多いです。

初心者の方は、短期売買で利益を出す人は相場の読みが優れていると思っている人が多いのですが、勝率は50%未満の人がほとんどです。

この理由は、自分の読みが外れたと思ったら数%の下げで即座に損切りするからです。

結果的に、損切り回数が多いので勝率は下がってしまうのですが、1回の大相場をガッチリ取るのでトータルリターンの金額が大きくなるのです。

経済成長率や各企業の財務状況などを重視する長期投資家が、短期的な値動きで“下がったら売却”を即実行できるかと言うと・・疑問ですね。

個人的には長期投資家がレバレッジ型をメインにすることは推奨しません。

2020年のレバレッジ投資は注意が必要です。

レバレッジ投資はトレンドに乗っていく手法。
2020年の方向感については通常の年よりも予想しづらいと考えています。

新型ウイルスによる現状の株価変動もありますが、重要なのは実体経済に対する影響度です。これが不透明でハッキリしません。

また、年後半には今年最大のイベントとなる米大統領選挙があります。
トランプ大統領の再任に黄色信号などのニュースが出れば、再び混乱する可能性があります。

さらに米中の貿易問題は技術覇権争いが根底にあるので、今後も一波乱ありそうですね。

個人的には大統領選が終われば再び安定上昇にしていくと思っているのですが、それまでは一喜一憂する展開が何度もあると思っています。

将来の目標が数千万であれば、リスクを取るよりも確実性を選ぶのが賢明だと思います。

リスクをとれば資産を数億円に増やせるかもしれません。

ただし、それは同時に、 堅く増やせるはずの数千万を失ってしまう可能性 も秘めています。

私の選択は“堅く増やす”という事ですね。

今回は「レバレッジETFってどうなの?長期投資家は相性が良くない商品」について書きました。

記事の中で参考になる点があれば、資産運用のヒントにしてみてください。

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