大逆転の分岐点!株価が大きく下げた時に投資方針を再確認しよう

新型肺炎の拡大懸念から株式市場が不安定な状態です。

ウイルス収束の材料が出てくれば、株価反転のキッカケになるのですが・・
株価は日々上下を繰り返しており方向感は定まっていません。

また、経済への影響もハッキリしていないので、不安心理が蔓延して方向感が定まらない状態(年初来高値からは10%以上の下落)。

★2020年2月28日の日米の株価終値

年初来高値 2月28日 終値 下落額(率)
日経平均株価 24,115円 21,142円 ▲2,973円(▲12.3%)
NYダウ 29,658$ 25,409$ ▲4,249$(▲14.3%)

ベテラン投資家は、これぐらいの下落は何度か経験しているので驚きはないと思います。

一方で投資初心者の中には、 初めて経験する急激な変化 という人も・・
大きな含み損を抱えてショックを受けている人もいるかもしれません。

ここで頭に入れておいて欲しいのは、“新型肺炎だから・・” を言い訳にしてしまうと同じ失敗を繰り返してしまう危険がある点です。

逆にシッカリと自分の責任として向き合えれば、投資力が飛躍的にアップします。

株価が下がって大騒ぎ!これって不思議な状態です。

世界株式は10年、20年、30年 、と長期で右肩上がりを続けています。

その過程は一本調子で右肩上がりだったわけではなく、上昇,下落のジグザグを繰り返しての成長でした。

その途中で10%以上の下げが何度もあったことは、投資を行っている人ならば知っているはずです。

つまり、今回の株価下落は新型肺炎への不安がキッカケなのですが、 急落は特別なことではない という事です。

「今回の下落は、想定外だから仕方がない・・」

この考え方は、絶対に止めた方がいいです。
なぜならば、想定できていれば、そもそも急落なんてしないからです。

新型肺炎をキッカケとした急落は、過去のパターンと同じだと私は考えています。

もっとも、今回の変動を無難にやり過ごせている人も、過去には痛い思いをしているケースがほとんです。

大切なことは、失敗した時に自分の責任として捉えて【次の投資に活かせるか?】ということだと思います。

重要!株価下落に対する抵抗力を再確認しよう。

最近は資産運用でロボアドバイザーが活用されるようになってきました。

しかし、実践的に力を発揮するようになるのは、もう少し時間が必要だと考えています。

例えばロボアドで「株式投資で20%の下落があったらどうしますか?」という質問があれば、私は「チャンスで買い増し」と答えます。

しかし、現実の世界では10%も下がると顔面蒼白で不安に包まれます。

私は以前に500万円以上の損切りをした大失敗を経験していますが、この時は 下落時に行ったので“お祈り”だけ でした(笑)

実際に下落に直面しないと分からないという事です。

もしも、今回の下落で精神的な負担が強いと感じた人は、リスクが低い投資に変えていく(加えていく)のも選択肢です。

ちなみに私は、株式や債券といった値動きが違う商品を組合わせたバランスファンドをメインにしています。

株式投資と比べると上昇パワーは小さいのですが、 値下がりの時は下落率が緩和されるので小心者の私にピッタリです。

過去データでは株式投資だけに集中したほうが成績が優良ですが、私のようなタイプが株式だけでは失敗するのが目に見えています。

ビクビクしながらの投資は金額が小さくなるので、結果的に資産が増えません。

今回の株価急落で精神的な不安が大きかった人は、安定性が高める為の手段を検討してみてください。

★合わせて読みたい

積立投資は下落しても関係なし!基本を思い出そう

資産運用では積立投資を中心に行なっている人も多いですね。

今回の新型肺炎では、分散&積立をメインにしている人も少なからず基準価格に影響はあったと思います。

最初の頃はどうしても値動きが気になってしまいます。
株価変動で暗い気持ちになってしまう人も少なくありません。

ただし、投資信託の積立では価格だけでなく 口数が将来の成績で大きな影響 を与えます。

基準価格が安い時は買付口数は増えていくので、今の状況は追い風です。

積立投資のゴールが10年,20年後だと考えた場合は、極論を言えば基準価格は無視してOK。

重要なのは、積立を継続することによって口数が確実に増えるという事実です。

最初は基準価格をどうしても追いかけてしまうと思います。

FPである私自身も、この事に納得できるようになるまで相当に時間が掛かりました。

私は“理解する事”と“納得する事”は『全くの別物』だと考えています。

何年も“積立投資は口数を増やす事が大切”と自分に言い聞かせて、ようやく本心からそう思えるようになりました。

今では株価下落があると  【積立投資 キタ━(゚∀゚)━!】 という感じですね。

口数を増やすメリットに関しては、別記事で詳しく書いていますので、興味がある人は覗いてみてください。

★合わせて読みたい

今回は「大逆転の分岐点!株価が大きく下げた時に投資方針を再確認しよう」について書きました。

株式が下落するのは面白い話ではありません。
でも、 それだけで終わったらチョット悔しいですね。

自分自身の運用を見直す機会と捉えて、将来の資産アップにつなげてほしいと思います。

私の資産運用は『セゾン投信』 コツコツ投資の代表的な商品

私自身の運用方針は、「セゾン・グローバルバランスファンド」の積立がメインです。

世界分散投資を専門家に丸投げできるので、ズボラな私にはピッタリでした。

 

資産配分の修正も行ってくれますので手間はありません。
私は積立設定だけして、ホッタラカシている状態です。

 

私の資産は年々増えているので「凄い!」と言われる事もあるのですが、実際は投信に丸投げしてるだけというのが本当の話。

資産運用の王道的な資産配分ですので、興味がある人は確認してみてください。

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