全国のスーパーで売られている弁当1個の平均値段は約450円だそうです。
※総務省統計局の小売物価統計調査
週に何度も利用する人も多いので、500円程度が中心というのも納得です。
一方で百貨店で並ぶお弁当は、購入頻度が少ないので価格設定は高めです。
特別感があるものが多いので、2000円以上の商品もあります。
その中でも、日本橋三越本店は注目！
予約限定の超高級弁当が販売されています。
その価格は、高い物だと1人前で10,800円。
驚異の1万円オーバー！
どんなお弁当か気になりますよね。
実は夫婦で事業を行っている関係で、我が家ではお客様のおもてなし用で不定期に購入しています。
お値段が高いので一度きりの予定でしたが、圧倒的な満足度で特別な日に注文するのが恒例となりました。
今回は日本橋三越本店の裏メニュー！
秘密のベールに包まれた、超高級弁当について紹介します。
注文はオンライン限定！6日前までに予約しないとい買えません
一個で1万円のお弁当・・・そんなの見たことない。
デパ地下に並んでいるのは、高いお弁当でも2000円～3000円くらいです。
実は日本橋三越本店の高級弁当は、事前のオンライン予約が必要です。
基本的に受取りの6日前までに実施しなくてはいけません。
料亭からの直送もあるので、店内を歩き回っても見つからないのは当然ですね。
ほとんどの人は、存在すら知らない幻のお弁当です。
ここからは、私が実際に三越本店で購入した高級弁当を紹介していきます。
写真は全て私が撮影したものなので、現物の迫力が伝わると思います。
定番の超高級弁当！東京吉兆・青柳・美濃吉など
三越伊勢丹オンラインで注文できる特別弁当の中から、年間を通して定番的に扱っている商品を紹介します。
個人的に1番のオススメは、【東京吉兆 季節膳】6,480円です。
★Photo by kaoru：吉兆のお弁当
驚くほどの完成度で、味に一分の隙もありません。
さすがは吉兆です。
素材の良さを究極までに引き出す調理は本当に驚かされます。
家庭では絶対に再現不可能な味ですね。
1人前で6千円以上のお弁当ですが、文句なしの満足度。
料亭の素晴らしさがそのままお弁当で再現されています。
尚、近くには銀座吉兆もあるので、お店で食事をするのもおススメです。
夜のコースだと数万円ですが、お昼のメニューは6千円くらいからあります。
次はいよいよ1万円以上のお弁当。
【青柳 六花弁当】10,800円です。
★Photo by kaoru：青柳のお弁当
お弁当を開いた瞬間に、空気が変わるような雰囲気があります。
そして、青柳と言えば、日本料理界を代表する料理人である“小山裕久”氏ですね。
フランスを代表するパティシエ、ピエール・エルメ氏が、「包丁の使い方ひとつで刺身の味がここまで変わるのか」と唸ったのは有名な話。
三越伊勢丹 公式【青柳 六花弁当】 詳細・予約
お弁当の雰囲気が吉兆と似ていると思ったら、実は小山氏が修行したのは大阪の「吉兆」でした。
1万円以上の高級弁当だけあって、素材・味・見た目ともパーフェクトです。
3つ目は、趣向を変えてデパ地下惣菜の特別版。
【美濃吉 和風オードブル】5,400円です。
★Photo by kaoru：美濃吉の和風オードブル
デパ地下で美濃吉が扱う総菜を詰め合わせたような商品。
こちらも、日本橋三越本店のオンラインで予約できます。
先ほど迄のような料亭から直送タイプではありませんが、ボリュームがあるので皆でワイワイと食べるには良いですね。
22年5月10日現在、取扱いが休止されています。
デパ地下で売られている総菜のオリジナル版なので、東京吉兆・青柳のお弁当と比べると味は劣りますが迫力は充分です。
これ以外にもオンライン予約の限定商品はたくさんあります。
百貨店のお弁当は、デパ地下だけではありません。
日本橋三越本店「京名物 洛趣展」！京都の料亭からお弁当が直送
オンライン予約の特別弁当は、期間限定の商品もあります。
注目は日本橋三越本店で毎年開催される「京名物 洛趣展」（京都物産展）。
京都の料亭で作ったものが夕方に日本橋三越本店に届くという凄い企画。
正真正銘の現地の味です。
当然ですが数量が限定！
オンライン予約だけで、いつも完売となってしまいます。
以下のお弁当は2021年11月に実施された日本橋三越本店の「第72回 京名物 洛趣展」の時に私が購入したものです。
【菱岩 仕出し弁当】5400円
★Photo by kaoru：菱岩のお弁当
菱岩と言えば、京都に住む地元の人も「別格」と言うほどの有名店。
弁当愛好家の中では、全国NO.1に押す人も多いですね。
以前から食べたいと思っていたのですが、まさか日本橋三越で購入できるとは思ってもみませんでした。
噂通りの逸品！やっぱり京都の味はいいですね～。
【萬亀楼 仕出し弁当】5400円
★Photo by kaoru：萬亀楼のお弁当
萬亀楼は創業300年、ミシュランの星も獲得している京懐石の名店。
こちらのご主人は、平安時代から御所に伝わる食の儀式「式庖丁」を正式に継承することでも有名です。
伝統の味に大満足でした。
尚、この時には茶道裏千家のご用達ともいえる【辻留】のお弁当も販売されていました。
私が以前に京都で食べたものと同じものです。
日本橋三越本店の「第72回 京名物 洛趣展」は2021年11月10日から開催されていたのですが、お弁当の予約は1ヶ月くらい前からオンライン上で受付がスタートだったと記憶しています。
今年も同時期くらいかな？
京都の料亭から当日直送なんて、老舗百貨店ならではの凄い企画ですね。
尚、この京都に料亭からの直送企画は、伊勢丹新宿店でも「第55回 京都歴代のれん市」でも実施されました。
2022年3月23日(水)〜3月28日(月)
こういった特別企画がたびたびあるので、私はちょこちょこと三越伊勢丹のホームページをチェックしています。
今回は「お弁当が1万円って本当？日本橋三越の高級弁当を食べまくったぞ」について書きました。
百貨店は売上が減少傾向ですが、やっぱり店舗に行くと目利きの実力や企画力に驚かされます。
記事で紹介したお弁当は、スーパーは勿論ですが楽天やアマゾンといった通販では一切扱っていません。
通販等では「最高級」「特選」などの言葉を見かけますが、百貨店で並んでいる本当に良い品と比べると格段の差があるというのが現実です。
また、ブランド品なども百貨店だけ特別仕様となっているケースが多いですね。
一般通販・スーパー等の小売り店とは差別化をしているところが増えてきました。
今後も、他にない素敵な情報がありましたら紹介させていただきます。
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