米成長株の下落は終わったの?私が反転上昇に対して懐疑的な理由

米国株の下落が続いていましたが、5月の4週目になりようやく終値が前の週を上回りました。

気になるのはここから反転上昇が続くかという点。

なかでも成長株のNASDAQは年初から20%以上を超える下げとなっており、回復を期待している投資家も多いと思います。

そろそろ買いのチャンスと考えている人もいるかもしれませんね。

私自身は、成長株は投資対象外とする方針に変更はありません。
現状を見る限りでは積極的に買える状況では無いと考えています。

今回は私が考える成長株の投資タイミングについて書いていきます。

※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。

成長株はトレンドを掴むことが重要!現時点は下落トレンドです。

成長株は株価の値動きが大きく、上昇・下落のトレンドが出やすいという特徴があります。

上昇時の勢いは凄いのですが、弱い時期もブレーキが利かない下落となるので注意が必要です。

つまり、この投資ではトレンドを見極めることが重要です。

相場は大きく下がれば、値ごろ感から反発が期待できます。
ただし、それが一時的なものか長期的なのかは分かりません。

上昇したと思って買付したら、翌日から再び下落へと転じるケースは普通に起こります。

現在、NASDAQは下落トレンドから抜け出ていません。
反発はしたからといって、安心できない状況という事。

成長株についてはトレンドを掴むだけでも成功確率が格段に上昇するので、この点をシッカリと頭に入れておくと良いでしょう。

具体的には次の項目で説明していきます。

トレンドラインを引くと、投資のタイミングが見えてきます。

投資をしていれば、上昇トレンドや下降トレンドというのは感覚的に分かると思います。

ただし、感覚だけだとアバウトすぎて仕掛けのタイミングがわかりません。

そこで利用したいのがトレンドラインを引く作業。

作業はとても簡単!
上昇している時は安値同士を結んで、下落している時は高値同士を結ぶだけです。

これについては、文字よりも実際に見てもらった方が早いですですね。

以下はナスダック総合の過去2年チャートに対して、私がラインを引いたものです。

上昇トレンドの時は、下値支持線に達すると反発する状況が分かると思います。

それが、今年に入り下値支持線を完全に突き抜けてしまいました。

これが下落トレンド入りのサインです。
ベテラン投資家は、ここで売却の決断をした人が多いと思います。

そして現時点は下落トレンド。
上昇トレンドへの転換サインは、上値抵抗線を突き抜ける事です。

さて、足元は反発していますが、上値抵抗線までは届いていませんね。
一時的な反発?上昇トレンドへの転換?この判断はできません

この状況で投資を積極的にできるかと言えば、私の答えはNOです。

下落トレンドの中で上昇しても、その後に再下落したことは過去に何度もありました。

もちろん、大きく下げたので値ごろ感で買う方法もあります。
大成功した人がいるのも事実!今がその時期なのかもしれません?

ただし、その方法で勝ち続けるのは極めて難しいと考えています。

私は投資にドキドキやスリルは求めていません。

資産を安心感がある中で増やしていくことが私の希望。
現時点の投資ならば、グロース株よりもバリュー株に魅力を感じます。

スポット投資は急いではいけない!出遅れくらいが良い

投資は安く買って高く売るのが基本。
「できるだけ安く買いたい」と考えるのは当然の話です。

しかし、成功している人は“一歩遅れて仕掛ける”というケースが目立ちます。

この理由は、先ほどのチャートを見てもらえば分かると思います。

トレンドはいったん形成されると、ある程度の期間は続く傾向があります。

下落トレンドの底で買って、反発・上昇トレンドになれば利益額は大きいです。

でも、上昇トレンドになったのを確認してからの買付でも大きなリターンは充分に狙えるのです。

更にトレンドを見極めてからの投資をすることで、失敗する確率は格段に下がります。

例えばですが、大きな悪材料が出た時のことを想像してみてください。

その時が上昇トレンドなら下値支持線があるので逃げる時間もあると思います。
割安株ならば下値も限定的だと想像しています。

しかし、割高な成長株だと何が起きるか分かりません。
その時が下落トレンドならば底なしになる事も考えられます。

もちろん、少額積立を長期投資するような例外的な方法もあります。
ただ、多くの人は成長株に対して短期的な大きなリターンを期待しているように見えます。

そうであるならば、勝てる可能性が高い時に注力すべきです。
最低でもトレンドを確認しながら投資した方が良いと私は考えています。

余談:トレンドの影響が小さい商品に投資をする。

トレンドを掴むことで投資の成功率を高められる事は理解できたと思います。

しかし、私のようなズボラな性格だと細かいチェックはメンドウに感じてしまいます。

そこで株式については、財務体質が強固で稼ぐチカラがあるクオリティ株(DGRW)に注目しています。

以下は人気の海外ETFと年初来リターンと過去5年の年率リターンをまとめたものです。

面白い結果になっているので確認してみてください。
基準日:22年5月27日

銘柄 特徴 年初来 5年/率
VOO S&P500 -12.26% 13.44%
QQQ 大型成長株 -22.21% 17.81%
VYM 米高配当株 0.62% 11.01%
DGRW クオリティ株 -5.30% 13.61%

これを見ると、年初来は高配当株のVYMが優勢です。
しかし5年リターンでは最下位となっています。

一方で成長株のQQQは年初来は最下位ですが、5年リターンなら1位です。

この表からも成長株や割安株というのは、主役と脇役の時期があることが分かります。

それに対してクオリティ株の結果は興味深いです。
年初来・5年とも2位

一番になることはほぼありませんが、最下位になるケースもありません。

つまり、どんな相状況でも2~3番手でウロウロしてる感じです。
良い意味で“いつも、まあまあ・・”です。

もちろん、計測時期によっては違う結果の時もあると思います。
しかし概ねの傾向としては、“いつも、まあまあ・・”な銘柄ですね。

これはS&P500(VOO)にも同様の傾向があります。
ただし、最近はGAFAMなどのIT大型株の影響を受けやすくなっている点は注意が必要。

相場のトレンドを追うのがメンドウな人には、“いつも、まあまあ・・”な銘柄を選択するのも方法だと思います。

今回は「米成長株の下落は終わったの?私が反転上昇に対して懐疑的な理由」について書きました。

記事の中で参考になる点があれば運用のヒントにしてみてください。

関連海外ETFランキング!人気ベスト10の実力は?

私はDGRW(クオリティ株)の定期買付を実施しています

米国株の長期投資戦略として海外ETFの積立を実施しています。
現在のメイン対象は【DGRW】米国株クオリティ配当成長ファンド

配当を実施している米国の大型株約300社で構成されるETFです。

ROA・ROEの収益性等の指標から、利益(配当)成長が期待できる銘柄を投資対象としています。

「長期的には利益成長と株価は連動する」という私の方針と合致したことが決定理由です。

先行きが不透明な時にはピッタリなETFだと考えています。

長期運用に向いている設計ですので、10年単位の定期積立で大きなリターンを目指していこうと思います。

尚、私はマネックス証券を米国株のメインにしています。
米国株の為替手数料(買付時)無料時間外取引に対応してる点が魅力。

詳細マネックス証券、米国株取引で人気の理由!デメリットは何?

公式 マネックス証券(米国株)公式ページ

★朗報★
2022年9月1日より「米国株ETF買い放題プログラム」がスタート
指定ETFの買付手数料(税抜)を全額キャッシュバック
13銘柄が対象で、魅力的な銘柄が揃っているので注目です。