年金支給が70歳になる?40代は凍りつくような現実を直視せよ

先月末に大手新聞社から「厚生労働省が公的年金の受給開始年齢を75歳まで繰り下げられるようにすることを検討」という記事が一斉に出ました。

これは“自分の希望で繰下げられる年齢”の話であって、年金の支給年齢を変更するといった内容ではありません。

ただし、日本の現状を考えると、支給年齢の引き上げは時間の問題かな?

気になるのは、その時期や最終的に何歳まで引き上げられるか?といった点。
これによって、老後に向けて準備する金額もかわってきます。

直近では「将来は68歳になる・・」といった予想が多いのですが、個人的には甘すぎる印象?

ちなみに私は“40代の相談者の生活設計は、年金支給70歳~”で想定するようにしています。

今回は年金支給の年齢予想について書いていきます。

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日本の年金支給開始年齢は、世界的にみれば超優遇!

日本の年金支給開始年齢は現在60歳から65歳に引き上げられています。
(男性は2025年、女性は2030年で完了)

ただし、他の先進国はとっくに65歳になっていて、さらなる引き上げ段階に移行しています。

★先進国の年金支給開始の年齢

日本 米国 英国 ドイツ
65歳 67歳 68歳 67歳

上記4ヶ国の中で最も平均寿命が長いのは日本です。
そして65歳以上の人口比率がダントツで高い国ですね(25%以上)

日本の年金支給65歳~というのは、世界標準から考えると超優遇といって良いでしょう。

普通に考えれば、現段階でも70歳にすべき状態だと思います。

年齢構成比から考えると、今から20年後は70歳?

次に、年齢構成比をもとに今後の支給年齢を予想してみまして。

現在は20~64歳を働き手と考えた場合、2人で高齢者1人を支えている状態。
今後は、高齢者が増加で20~64歳は減少ですから非常に厳しくなります。

そこで、この2人で1人を支える割合を維持していこうとすると、今から20年後(2040年)は何歳となるかを考えてみました。

将来の推計人口の中位数から、ザックリと予想をたてると働き手の定義を20~69歳にして70歳~を高齢者とすれば2人で1人を支える状況が維持できます。

ちょっと怖い補足をしておくと、40年後(2060年)だと“75歳~を高齢者”の定義にしないと2人で1人を支える状況は維持できません。

冒頭で“40代の相談者の資産計画は、年金支給は70歳~”で考えていると書きましたが、それでも甘いくらいかもしれません?

日本の人口減少を実感するのは今からです!

少し話が脱線しますが、日本の人口減少が一般の方が想像しているよりも強烈だという事を説明しておきます。

地方などにいくと人口減少が実感できることもありますが、都心などでは「以前と変わらないなぁ~」という印象を持つ人も多いと思います。

実は日本の人口減少に関しては、今からが本番!
ゆっくりと減るのではなく、加速がかかった減り方となります。

★日本の総人口の予想
※国立社会保障人口問題研究所 日本の将来推計人口より

2015年 2030年 2045年
総人口 12,710万人 11,913万人 10,642万人
増減数 ▲800万人 ▲1,270万人

減少数が加速していることが分かると思います。

2030年→2045年の1270万人減少という数字を1年で考えると約85万人です。
この人口数は、堺市や新潟市、浜松市、熊本市など政令指定都市と同じ規模!

つまり、1年ごとに大都市が消失していくインパクト。

更に厳しい話をすれば15歳~64歳の生産人口に関しては、総人口の減少を上回る数が減ります(上記の期間内)

2018年12月に外国人労働者の受け入れ拡大に向けた改正出入国管理法を政府は強引に可決しました。

こういった数字を見ると、その理由が何となくわかるような気がします?

現在も人手不足が問題になっていますが、まだまだ入り口にすぎません。
本当に厳しい状態は、ここからという事です。

老後の不安を解消したければ行動あるのみ!

今回は「年金支給が70歳になる?40代は凍りつくような現実を直視せよ」について書きました。

将来の予想ですから確定している話ではありません。ただし、データを見ていくと可能性としては充分に考えられることです。

年金に関しては、iDeCo(個人型確定拠出年金)という自分で作る年金を国がバックアップしてくれているので注目。

我が家は夫婦二人ともiDeCoに加入済みです。

私は楽天証券を選択していますが、マネックス証券SBI証券松井証券などが好条件を発表してきているので、今であったら違う金融機関を選択していたかも?

ちなみに主人は私より後からiDeCoを開始したので、マネックス証券を選択しました。

いずれにしろ、iDeCoは老後資金という意味では最有力候補になりますので、積極的に活用する事をオススメします。

詳細:《iDeCo》個人型確定拠出年金のメリット・デメリットをFPが解説

最後に、私はFPだけでなく社会福祉士としての仕事もしていたので、老後生活の相談も数多く受けてきました。

その中で感じたのは、お金があるからといって、幸せになるとは限らない。ただし、お金があれば選択肢が増えるという事です。

「質素な生活を心がけている」と「質素な生活しか出来ない」では、結果が同じでも精神的なユトリが全く違います。

iDeCoという将来に向けて非常に良い制度があるのですから、活用しなければ勿体ないというのが私の考えです。

参考になる点があれば、ヒントにしてみてください。

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大手金融機関の中では大和証券がインド株など他社とは違う切り口が話題です。

 

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