ひふみ投信の売却も検討!日本が長期低迷に陥るリスクとは?

全世界で考えた場合、人口は右肩上がりで長期にわたって緩やかな経済成長が期待されています。

短期的な株価変動はありますが、長期的には経済成長を反映した動きになっていくと予想できることから積立投資は有効だと思っています。

ただし、日本市場に関していうと人口減少といったマイナス要素もあり長期的な運用に不安があるのも事実。

特に2019年~2021年の3年間は日本市場に向かい風が吹く材料があるので注意が必要だと思います。

今回は日本株に関する私の投資スタンスについて書いていきます。

消費税とオリンピック不況で下落?

私は積立投資に関しては価格が低迷(含み損)した方が、将来にとってはプラスになると考えています。

ただし、それには【将来は上昇する】という可能性があることが絶対条件。

関連:積立投資の価格チェックは意味なし?コツコツ継続した人が勝者になる理由

日本市場に関して言うと【将来は上昇する】という未来が描きずらいので、ちょっと不安というのが正直なところです。

そして、2018年1-3月期の国内GDP成長率が2年ぶりにマイナスとなったことで、この不安がさらに増した印象です。

消費税導入前に利益確定もあり?

日本はGDPに占める個人消費の割合は約6割となっており大きな影響があります。

実際に1-3月期の国内GDP成長率がマイナスとなった要因は、野菜高騰などによる個人消費の落ち込みでした。

人口減少が続く日本では、1人当たりの消費を増やさなければ維持が厳しいですね。政府が繰り返し企業に賃上げを要求しているのも納得ですね。

さて、この重要な個人消費にブレーキを掛けそうなのが、2019年10月から引き上げ予定の消費税。

これは、日本経済の成長を鈍化させる材料になる可能性があるので要注意です。

参考までにIMFが2018年4月に発表した、日本の実質GDP予測を見てみましょう。

もともと日本は他国と比較して成長率が低いのですが、2019年には1%割れ2020年には0.3%と強烈数字が並びます。

日本株は為替の影響も大きいので、短期的には経済成長率が低くても円安ならば株価上昇という可能性は高いのですが、長期だと不安になりますね。

すぐに急落と言うのも考えずらいのですが、消費税10%が導入する前に日本株は手仕舞いするのも選択肢だと思います。

オリンピック後は不景気になる?

私自身が日本株に関して気になっているのは消費税だけではありません。
東京オリンピック終了後(2020年)も不安要因。

過去のデータではオリンピック後は不景気(成長率が鈍化)になる国が多いです。

ソウル、バルセロナ、シドニー、アテネ、北京はいずれも翌年は成長鈍化でした。例外と言えるのは米国のアトランタオリンピックくらいです。
※ブラジルのリオデジャネイロは開催前から不況。

特に心配しているのは不動産価格ですね。ガツンと下がりそうな気がしています。

成長率が低いところに、消費税とオリンピック不況という2つのマイナス要素がある点では注意が必要です。

日本人はもともと節約志向も強いので、いったん不景気になると財布の紐はとんてもなく固くなるので、そこから抜け出すのが大変?

成長エンジンの一つである人口は減少は勿論ですが  生産年齢人口(15~64歳)の減少も著しいのが気がかりです。

ひふみ投信の積立てはどうする?

私は現在、日本株への投資は「ひふみ投信」に丸投げしています。
毎月積立を実施中ですが、今後については悩んでいるのが正直なところです。

最近のひふみ投信は、外国株を取り入れたり海外との取引が多い国内大型株の比率をあげたりして、内需の落ち込みをカバーできる体制に切り替えています。

こういった仕掛けを積極的に行う点は、さすがですね。

詳細:ひふみ投信の強さは別格?アンチ日本株の投資家も認める実力ファンド

ただし、基本的には国内株が主流なので日本市場全体が下がると一緒に引っ張られてしまう可能性があります。

私自身は2019年の消費税導入前に一旦利益確定(状況によっては2020年まで延長)
2021年(オリンピック翌年)については日本株への投資は完全中止で様子見。
当初は日本株も継続予定だったのですが、今後についての資料を集めていくと、思った以上に厳しいですね。

日本は2036年に高齢化率が33.3%(3人に1人)となる見通しで、このような状態は過去に例がありません。つまり、将来を予想する材料がないのです。

結果的に「あの時に買っておけば・・」となる可能性は高いと思いますが、私は不安がある時は手を出さない。

“自信を持って買える材料が出るまで待つ”という方法をとるようにしています。

コツコツ投資ならば世界分散投資!

今回は「ひふみ投信の売却も検討!日本が長期低迷に陥るリスクとは?」について書きました。
ヒントになる点があれば参考にしてみてください。

冒頭でも書いたとおりで地球全体で考えれば緩やかな経済成長が見込まれている事から、世界分散のコツコツ投資は今後も継続していきます。

また、現在は日本株を除く世界分散株式の投資信託もありますので、完全に日本株を切り離したい人は、そういった商品も面白いと思います。

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