冒頭から消極的な発言になりますが・・、
私は年末に向けて“仕込み買いのチャンスは無い”と考えています。
ただし、これは“米国株は買うべきではない”という話ではありません。
『ウイルス関連で急落があっても、スポット投資は控える』という意味です。
この理由は【米大統領選挙】が11月に控えているから!
投資家の注目は徐々にウイルスから選挙へ移っていくと想像しています。
今回は年後半に向けての米国株投資について考えていきます。
※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。
この記事の目次
米国株の後半戦!主役はウイルスより米大統領選挙?
今年の株式市場の前半戦は、新型コロナウイルスの状況が起点になりました。
感染者数やワクチン開発、第2波の可能性など・・・
現在もコロコロ変わる情報に株価が乱高下している状態です。
直近の最大懸念だと秋から冬に想定されている ウイルスの第2波 ですね。
もしも最悪の事態になれば、株式市場が下落という形で反応する可能性は十分に考えられます。
ただし、ここが仕込みチャンスになるかと言えば・・不安があります。
経済の不安が高まる(ウイルス感染の拡大)ということは、トランプ大統領の再選にとっては大きなマイナス材料。
民主党大統領候補のバイデン氏が当選する可能性が高まるということですね。
大統領選のリスクを市場は織り込んでいない?
大統領選挙の年というのは、この行方によって株価が動くのが通例。
しかし、今回に関してはウイルスの影響が大きすぎて、大統領選が霞んでしまっています。
民主党候補のバイデン氏が優勢という報道に対して市場の反応は『選挙まで4ヶ月ぐらいあるしね』という感じです。
つまり、“トランプ大統領が負けたら?”という点については、ほとんど株価に織り込まれていないと考えています。
バイデン氏は中道派なのでバランス感覚は期待できますが、 “民主党=増税” というシナリオは消えてはいません。
株式市場や投資家が『将来的には増税かも・・』と意識してくれば、株価にとってマイナスであることは言うまでもありません。
コロナが収束すれば“経済が急加速する”というストーリーも修正されると考えておくべきです。
つまり、仮に秋に大きく下げても、その後の大統領選挙の状況次第では更に株価が弱くなる展開も想像されるということです。
私は堅い投資戦略なので、秋から冬にかけて株価が下落しても大きなスポット買いをすることは考えていません。
年後半のウイルスによる株価下落は単体ニュースではありません。
米大統領選の行方を左右するリスクが含まれている点は頭に入れておくべきだと思います。
大儲けは狙わない!堅く資産を増やす戦略だけで十分です。
ウイルスや米大統領選という市場を混乱させる要素があるので、短期的に見ると投資戦略が難しく感じますね。
ただし、数年先を見通した場合は非常に優しい相場だと私は考えています。
ウイルスの脅威は今年よりも来年の方が小さくなることは誰もが想像できます。
また、仮に民主党のバイデン氏が大統領になったとしても、経済を失速させるような増税を乱発するとは考えられません。
最終的には経済を盛り上げる方向に向かっていくと予想されます。
※仮に増税で株価が低迷しても1年くらいで反転?
そして、過去に例がないほどの資金が供給されており空前のカネ余り状態。
株価が上昇する強烈な下地があるのですから、コツコツと積上げていけば自然と良い結果になると考えています。
高いリスクをとって一攫千金を狙うような投資は不要!
ガチガチ投資だけで充分すぎるほどのリターンが期待できます。
株価が企業の利益成長との連動性が高い事を考えると、利益が伸びている銘柄(連続増配など)を買っていくのが堅いと思います。
【結論】株式投資に関しては、非常に強気です。
今年の米国株に対してスポット買いに対しては消極的です。
ただし、年単位で考えた場合には非常に強気!
実際の話として、私はスポット的な一括投資を控えているだけで、 積立や時間分散の買い付けに関しては過去最高額 になるペースです。
将来的な資産アップに対しては追い風が吹いているので、“大失敗さえ避ければ良い”というのが私の考えになります。
今回は『米国株の混乱は今からが本番!一括投資は封印して淡々と買付ける』 について書きました。
記事の中でヒントになることがあれば、資産運用の参考にしてみてください。
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