足元の米国株は危険だらけ?株価上昇を期待するには材料が乏しい

世界市場の牽引役である米国株が低迷しています。
株式投資は良い時もあれば悪い時もあるので仕方ありません。

変動を繰り返しながら段階的に下がってきており、株価のトレンドが下向きになっている点は注意が必要です。

一方で為替についてはドル高に大きく振れています。

結果的に外国株式で運用している人は、資産が目減りするどころか増えている人が多い状態。

資産が維持されているのですから悪くは無いのですが、こういった時はマーケットへの見方が甘くなりがちです。

あらためて厳しく見つめなおす必要がありますね。

また、最近の株価の動きについては、ちょっとタチの悪い印象・・。
実態経済や企業業績とは関係ないところで動いており予測が難しいですね。

今回は足元の変則的な株価動向、足元の投資方針について書いていきます。

※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。

株価上下の理由が酷すぎる!方向感が定まらない理由

今年は米国株を中心に株価が乱高下しているのですが、この状態はしばらく続くと想像しています。

・・・と言うのも、上昇や下落の理由がメチャクチャだからです。

例えば年初からの下落理由に金融政策の転換(利上げ)がありました。
FRBの強気な利上げ姿勢に対して株価が下がったのが最初です。

株価にとって金利上昇はマイナスという点では、分かりやすい当然の反応とも言えます。

しかし、6月15日のFRBが0.75%に大幅利上げを実施した際には、「インフレを退治する決意をはっきり示した」と好感され株価は上昇しました。

同じ利上げに対して、株価が全く違う反応をしています。

その時々に専門家はもっともらしい理由を述べていますが、単純に後付けで理由を考えたといのが正直なところだと思います。

今年になってからは、同じ事象(例:利上げ)に対して株価が異なる反応を見せることが目立ちます。

つまり、株価の動きはその時にならないと分からないという事。
こういった時は、安易なスポット投資は避ける方が無難です。

値ごろ感と雰囲気で株価が動いている状態に見えます。

現在の米国株式については、単純に値ごろ感と雰囲気で動いているというのが個人的な感想です。

分かりやすい例が、前の項目で書いた利上げに対する株価の反応の違いですね。

もっと言えば、最近はブラード総裁から「米国リセッションの可能性は低い」という話に対して株価が上昇しました。

これについては良いのですが、後日のマーケットでは「予想よりも利上げペースは鈍化していく可能性あり」というニュースに対しても上昇で反応・・。

利上げペースの鈍化ということは経済が落ち込むという意味でもあります。
つまり、正反対のニュースに対して株価が同じ反応をしめしています。

さらに、数日後には経済の先行き不安から株価下落しました。
支離滅裂すぎて、ツッコム気持ちにもなりません。

結論としては、株価が下がると「買いたい」という人が増えてきて上昇。
逆に上昇してくると、警戒から「売りたい」が強まり下落しているだけですね。

専門家の説明も、株価の状況をみて後付け解説をつけている状態だと言えます。

このような時に方向感を決めつけて動くと痛い目にあうので注意が必要です。

もちろん、雰囲気で株価が継続上昇していけばいいのですが・・。
残念ながら、その可能性は低いと思います。

昨年までの米国は大量にマネーを供給していましたが、今年からは量的引締めで拡大してきたバランスシートは圧縮されていきます。

昨年までの追い風の方針が、逆風に転じたことは投資家の頭に既に入っています。

この状況では、上昇すれば売ってくる人が高い確率で出てきます。
先行き不透明であれば、利益確定の動きが高まるのは当然の話。

含み損を抱えている人も、元の水準に近付けば売却する行動に出てきます。

その結果が、上昇したと思ったら大きく下落するというジグザグ相場。
現在の方向感の無い株価を生み出していると私は考えています。

大幅上昇の夢は捨てた方がいい!ジックリと堅く運用する

私は最近の米国株は、値ごろ感で動いているだけと考えています。
下がれば買いが入るけど、上昇すると「米国市場の厳しい環境」が意識されて売られる・・

この繰り返しでジグザグで下降している状態ですね。

実体経済や企業の業績とは違う点で動いていので、スポット投資で大きく仕掛けるのには怖い時期だと考えています。

年初より株価が安いだけで、これが底とは言えません。
もっと下がる可能性もあるということ。

こういった時は、投資の王道スタイルですね。

底値が分からないのですから、一括投資よりも時間分散の意識が大切です。

株価が下がっている企業を探すのではなく、財務体質が良くて稼ぐチカラがある企業(クオリティ株)を選択する。

投資の教科書に記載されている通りの当たり前を実行すれば良いと思います。

米国経済の景気後退リスクはありますが、23年(来年)米国の市場予想EPSは、NYダウやS&P500は7%~8%プラスと予想されています。

警戒はしつつも投資は継続というのが、私の方針です。

足元の値動きに反応してしまうと難しい相場ですが、長期投資については不安を感じていません。

ただし、長期にわたって安心して保有できる銘柄を選択することが大前提!
価値あるものを淡々と買付していけば、自然と良い結果になると考えています。

今回は「足元の米国株は危険だらけ?株価上昇を期待するには材料が乏しい」について書きました。

記事の中で参考になる点があれば運用のヒントにしてみてください。

私はDGRW(クオリティ株)の定期買付を実施しています

米国株の長期投資戦略として海外ETFの積立を実施しています。
現在のメイン対象は【DGRW】米国株クオリティ配当成長ファンド

配当を実施している米国の大型株約300社で構成されるETFです。

ROA・ROEの収益性等の指標から、利益(配当)成長が期待できる銘柄を投資対象としています。

「長期的には利益成長と株価は連動する」という私の方針と合致したことが決定理由。

また、私のメイン証券であるマネックス証券では、DGRWの買付手数料が実質無料になるのも利点です。

更に、この証券は米国株の為替手数料(買付時)無料

DGRWについては、購入コストを気にすることなく投資ができます。

長期運用に向いているETFですので、10年単位の定期積立で大きなリターンを目指す戦略です。

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