ここ数年は市場が好調なので、資産がどんどん増えています。
今年は配当金も190万円くらいあるので、余裕を持った生活が送れています。
※保有債券の満期により来年以降は150万円程度に減る予定。
ただし、負けないことを重視する保守的な運用の為、リターン率については誇れるような実績はありません。
緩やかに資産が増え続けており投資成績には満足していますが、発作的に個別株が買いたくなることがあります。
ふと、「この銘柄はチャンスなのでは?」「今のうち仕込んでおけば・・」と頭に閃くのです。
読者の中にも『あるある』と感じる人がいるかもしれませんね。
(*´・д・)*´。_。)んだ
今回は、私が衝動的に個別株を欲しいと思った時の行動について書いていきます。
※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。
この記事の目次
個別株には刺激を求めているだけ?中途半端な投資はしなくていい
現在の堅い運用スタイルとなってから資産は安定的に増えています。
株式とは違う値動きの資産も組合わせているので、株式市場が下落している時でも慌てる必要はありません。
資産の変動が小さいこともあり、マーケットの確認も仕事で必要な時だけになりました。
しかし、忘れた頃に個別株を買いたい気持ちがムクムクと湧き上がってきます。
『これは、お宝銘柄かも・・』なんて、勝手に運命の出会いを感じることもありますね(笑)
以前は、こういった時は気持ちのままに買っていたのですが、現在は我慢するようにしています。
我慢するのも実力!自分のスタイルを崩さない
長く投資を続けていますが、銘柄選択や買付タイミングのセンスは成長しません。
衝動的に買いたくなる銘柄についても、アナリストの推奨からヒントを得たものが多く他力本願というのが真実。
ちなみに私が『この銘柄はチャンスだ』と思った時に買付ける金額は、せいぜい50万円くらいです。
簡単にいうと資産に影響を与えない金額。
本音では“自信がない”という事です。
ただし、衝動的に買った銘柄は上昇期待が理由なので、少額であっても日々の値動きが気になってしまいます。
上昇しても資産全体の影響としは微々たるもの。
反対に下落すれば数千円のマイナスでも、酷くガッカリします・・。
後になって「中途半端な投資だったなぁ」と感じることが多いです。
現在は衝動的に個別株を買いたくなった時は【我慢するのも実力】と言い聞かせて投資は避けるようにしています。
投資を長く経験して成長した部分があるとすれば、この“我慢”ができるようになった事くらいですね。
そして、この我慢ができるようになってから、資産が安定して増えるようになりました。
私のように安定性を重視するスタイルでは、衝動的に個別株を買う行為はリスクを高めるだけでメリットは小さいです。
小さな資産(個別株)の為に、毎日のように値動きをチェックするのですから非効率としか言いようがありません。
投資の衝動が抑えられない!その時はETFに追加投資
【我慢するのも実力】と書きましたが、私のようなダメ投資家は衝動が抑えられない時もあります。
重度の“買いたい病”に冒された時ですね(笑)
こういった時は、ETFや投信を買うのが私の方法。
衝動的に個別株が欲しいと思った時は、成功ストーリーを強く描いているのでデメリットに気が付けないことが多いです。
銘柄研究も短時間(テキトウ)で投資をするので失敗リスクも高い状態。
基本的には避けたいですね。
でも、買いたい衝動が抑えられません。
こういった時はETFや投信を買付けて、気持ちを落ち着かせるようにしています。
そして購入するのは連続増配株(VIG)や為替ヘッジありのS&P500といった株式ETFの中でも堅い商品です。
不思議なもので、目当ての商品でなくても投資をすると気持ちが落ち着きます。
後になって考えると、単純に“買いたい病”だったという事がほとんどです。
その点では、既に保有している投資商品の中から買付を選択したほうが投資方針がブレないので良いと思います。
ちなみに私は「長期的には株価と利益は連動する」という方針なので、その考え方に近い連続増配株(VIG)を選択することが多いです。
投資チャンスを探さない!待っていれば向こうからやってくる。
私の経験でいうと、自分で積極的に銘柄を探している時に良い結果になるケースは少ないです。
“待っていれば向こうからチャンスはやってくる”みたいな方がいいと思います。
例えば米国株の代表指数のS&P500はコロナショックの最安値に投資をしていれば、現在は約2倍になっています。
ある意味では何を買っても上昇したという状態。
過去のマーケットはジグザグに動いているので、今後も似たようなことはあると思います。
自分で買うタイミングを探している時は、だいたい難しい時期になります。
やはり、私のような凡人は【我慢するのも実力】です。
もっとも、チャンスが来るまで投資せずに待ち続けるというのも非効率。
次の下落をまっている間に、相場は2倍・3倍へと上昇する可能性もあります。
積立投資などで継続的に買いを入れながら、大きな下落があったら強気に買い付けるのが私のスタイルです。
私が資産を大きく増やせたのは、長期で積立投資を続けている点が大きいです。
個別株でもプラスになったものはありますが、全体への影響は微々たるもの。
自分自身の経験から、基本スタイルの徹底が重要だと考えています。
今回は『発作のように個別株が買いたくなる!でも、私は絶対に買いません』について書きました。
記事の中で参考になる点があれば運用のヒントにしてみてください。