米国株への投資で資産を大きくした人は多いですね。
NYダウは100年以上も右肩上がりですから当然の話です。
このような状況もあり米国株に投資をする人は年々増加しています。
一方で「興味はあるけど、一歩が踏み出せない・・」という人も多いです。
外国株の場合は「ドル取引・・、銘柄も分からない・・」といった心配もあるので当然ですね。
こういった人から注目されているのが、1000円から米国株に投資できる【PayPay証券】です。
こちらは、操作が簡単なことで人気が高いスマホ証券。
投資対象は日本株、米国株、CFDなどあるのですが、特に注目なのが米国株です。
通常の株式取引では「1株が何円(何ドル)だから、必要資金は・・」といった面倒な計算が必要ですが、PayPay証券ではこんな悩みは不要です。
「アップルの株を2000円分だけ買いたい」日本円の金額指定で買付ができるので、米国株の初心者でもスムーズに取引ができます。
今回は、米国株の投資初心者に注目のPayPay証券について紹介します。
この記事の目次
米国株は投資の初心者にこそ注目して欲しい
資産運用として投資を活用する時に「どこの地区に投資をするか?」という事が非常に大切です。
極論ですが、経済成長が続いている先進国であれば、投資で多少のミスをしても市場全体に上昇パワーがあるので利益が得られる可能性が高いです。
これが、日本のように将来性に不安があると良い銘柄を選択しても、市場に引きずられて下落してしまう可能性があります。
以下は日経平均株価とNYダウの30年前と現在の株価比較です。
1990年12月 | 2019年11月 | 評価 | |
NYダウ | 約2,600㌦ | 約27,000㌦ | 30年で10倍! |
日経平均株価 | 約23,800円 | 約23,000円 | 30年で横ばい |
単純に言えば、30年前にNYダウに100万円を投資していれば1000万円になったという事です。日経平均株価は・・・ですね。
米国株が外国市場ということで勇気が出ないという人もいるのですが、上記の表を見る限りは日本株の方が遥かに勇気がいります。
【PayPay証券】の米国株は日本円で取引できますし、1000円から購入可能なので投資ハードルが低いですね。
米国株は一般のネット証券でも取扱っており1株から購入可能ですが、実際には思ったよりも費用が掛かります。
例えば私が保有しているアルファベット(グーグルの事です)は、1株が約1300㌦(約14万円)です。基準:2019年11月末
お小遣いで気軽に投資というわけにはいきませんね。
しかも、これでは1銘柄に投資しただけでお財布が空っぽになってしまいます。
それに対して【PayPay証券】ならば、1000円から投資ができますので気軽にチャレンジできますね。
例えば5千あれば、1000円づつならば5銘柄の購入も可能です。
しかも、購入が信じられないほど簡単!
たった、3タップするだけで米国株が買付できてしまうんです。
たった、これだけで買付終了!
米国株の投資初心者や少額でチャレンジしたい人にはピッタリだと思います。
米国株を購入!優良銘柄を探すヒント
米国株が1000円から購入できるのは、投資初心者にとっては嬉しいですね。
ただし、本当に重要なのは「どの銘柄に投資をするか?」です。
PayPay証券では、米国株は有名企業の約57銘柄に厳選しています。
※2019年12月3日現在
この57銘柄から自分の好みの銘柄を見つければ良いのですが、初めての人にとっては苦労する作業だと思います。
そこで、私の方で銘柄の一覧と選択のヒントを用意しました。
自分で探せる人はいいのですが、「どれを選んでいいか見当もつかない・・」という人は参考にしてみてください。
※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。
★王道のNYダウから探す 早見表★
NYダウは米国を代表する30社で構成されています。
いずれも、世界的な優良企業で財務体質が健全な注目企業。
米国株の人気銘柄ランキングでは、ベスト10のうち約7割がNYダウ銘柄でした。
基本的には、この中から探しておけば大きな間違いは無いと思います。
PayPay証券では、NYダウ銘柄のほとんどが取引可能となっています。
30銘柄のうち、●印が付いている銘柄は取引可能です。
配当上位15社 | 取扱あり |
ダウ(DOW) | ● |
エクソン・モービル(XOM) | ● |
アイビーエム(IBM) | ● |
ベライゾン(VZ) | ● |
シェブロン(CVX) | ● |
ファイザー(PFE) | ● |
スリーエム(MMM) | ● |
シスコシステムズ(CSCO) | ● |
ウォルグリーン(WBA) | |
コカ・コーラ(KO) | ● |
キャタピラー(CAT) | ● |
メルク(MRK) | ● |
J&J(JNJ) | ● |
JPモルガン・チェース(JPM) | ● |
マクドナルド(MCD) | ● |
配当下位15社 | 取扱あり |
P&G(PG) | ● |
ホーム・デポ(HD) | ● |
トラベラーズ(TRV) | ● |
ゴールドマン・サックス(GS) | ● |
ボーイング(BA) | ● |
インテル(INTC) | ● |
ユナイテッド・テク(UTX) | ● |
ウォルマート(WMT) | ● |
ユナイテッドヘルス(UNH) | ● |
アメックス(AXP) | ● |
マイクロソフト(MSFT) | ● |
ウォルト・ディズニー(DIS) | ● |
アップル(AAPL) | ● |
ナイキ(NKE) | ● |
VISA(V) | ● |
有名企業ばかりなので、知っている銘柄も多いと思います。
尚、上記は配当利回りが高い順で並べているので参考にしてみてください。
※基準日:2019年12月1日
企業名をクリックすれば、配当利回りや直近の決算などが確認できます。
また、NYダウ銘柄では「ダウの犬 投資法」という有名な方法があります。
この手法はPayPay証券と相性が非常に良いので注目です。
「ダウの犬 投資法」については別記事で詳しく紹介していますので、興味がある人は確認してみてください。
★その他の有力銘柄は? 早見表★
基準日:2019年12月1日
PayPay証券ではNYダウ銘柄以外も話題企業を中心に扱っています。
銘柄によっては、NYダウの成績を大きく上回る企業もあります。
ただし、初心者にはちょっと難しい銘柄もあるので注意が必要です。
NYダウは財務体質が良い銘柄ばかりですが、その他銘柄には業績が低迷しているものもあります。
銘柄選びの目安の一つとして【成績】という欄を表の右に設けました。
その欄に●がついている銘柄は、 過去1年のリターン成績がNYダウを上回った企業 です。
企業名 | ティッカー | 業種 | 成績 |
アッヴィ | ABBV | バイオテクノロジー | |
アクティビジョン・ブリザード | ATVI | eスポーツ | ● |
アドビ | ADBE | アプリケーション・ソフトウェア | ● |
アドバンスト・マイクロ・デバイシズ | AMD | 半導体 | ● |
アルファベット | GOOGL | インターネットメディア | ● |
アルトリア・グループ | MO | たばこ | |
アマゾンドットコム | AMZN | Eコマース | |
AT&T | T | 通信 | ● |
バークシャー・ハサウェイ | BRK/B | 金融・バフェット | |
ビヨンド ミート | BYND | 消費財 食品 | |
ブッキングHD | BKNG | インターネットベース・サービス | |
ブリストル・マイヤーズ スクイブ | BMY | バイオテクノロジー | |
コストコ | COST | 大規模小売店 | ● |
フェイスブック | FB | インターネットメディア | ● |
ギャップ | GPS | 専門衣料小売り店 | |
ゼネラル・エレクトリック | GE | 電力設備 | ● |
ゼネラル・モーターズ | GM | 自動車 | |
エイチピー・インク | HPQ | コンピューターハードウェア・ストレージ | |
インテュイティブサージカル | ISRG | ヘルスケア・医療機器 | |
マスターカード | MA | 金融 | ● |
マイクロン・テクノロジー | MU | 半導体 | ● |
モンデリーズ | MDLZ | 加工食品 | ● |
ネットフリックス | NFLX | インターネットメディア | |
エヌビディア | NVDA | 半導体素子 | ● |
ペイパル | PYPL | 消費者金融 | ● |
ペプシコ | PEP | 飲料・食品 | ● |
ロク | ROKU | ネットTV配信機器サービス | ● |
セールスフォース | CRM | アプリケーション・ソフトウェア | ● |
スクエア | SQ | 消費者金融 | |
スターバックス | SBUX | レストラン | ● |
タペストリー | TPR | 専門衣料小売り店 | |
テスラ | TSLA | 自動車 | |
ツイッター | TWTR | インターネットメディア | |
ウーバー テクノロジーズ | UBER | IT・通信 | |
ゼロックス | XRX | 事務用電子機器 | ● |
ETF | ティッカー | 特徴 | 初心者 |
SPDR S&P500 ETF | SPY | 米国ETF アメリカ市場(定番) | 〇 |
Direxion Daily S&P500 Bull 3X ETF | SPXL | 米国ETF アメリカ市場×3倍の値動き | × |
Direxion Daily S&P 500 Bear 3X ETF | SPXS | 米国ETF アメリカ市場×▲3倍の値動き | × |
ちなみに、米国市場全体に投資をしたい場合は、ETF(ティッカーSPY)を買付ける方法もあります。
これ以外にETFはSPYの3倍値動きをするティッカーSPXL、SPXSがあるのですが、これはベテラン投資家でも購入タイミングに苦労するので避けた方が無難です。
最初は堅い銘柄が多いNYダウ銘柄から探して、慣れてきてからそれ以外の銘柄にチャレンジした方が良いと思います。
米国株の投資法としては、“上昇している株はGOOD”、“下落が続いてる銘柄はスルー”という素直な考えで選択した方が成功することが多いですね。
私はNYダウ銘柄とIT関連株を購入しています!
私はPayPay証券を使って、記事の途中で紹介したダウの犬投資法を実践。
(2019年末からスタート)
さらに、アルファベット(GOOGL)とVISA(V)を合計で毎月1万円づつ購入しています。
アルファベットはネット証券で保有していて追加購入を考えていたのですが、1株で約14万円が必要なのがネックとなっていました。
※2019年11月末現在
これが、PayPay証券だと1000円から買えるので、お財布の状況にあわせてコツコツ買付けできる点が嬉しいですね。
VISAは世界的に所得の中間層が増えていく予想なので、長期的に上昇することを期待しています。
クレジットカード関連の会社は以前から狙っていたのですが、購入タイミングが掴めないので毎月少しづつ購入していく事にしました。
個別株の投資がコツコツとできるのは嬉しいですね。
※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。
ベテラン投資家は注意。PayPay証券のデメリットは?
PayPay証券は米国株の初心者にとってメリットが多い証券会社です。
しかし、初心者の使い勝手を追求するとベテラン投資家には物足りなさが出てきます。
例えば、購入できる米国株を厳選していることは、初心者とっては迷わないメリットになります。
これが、ベテラン投資家から見れば“選択肢が少ない”となってしまいます。
また、日本円の取引に限定されている点も初心者には受け入れやすいのですが、現地通貨(米ドル)で売買したい人もいるはずです。
さらに、「アマゾン株を3000円分だけ買う」という金額買付が魅力ですが、この結果として「1株が○○ドルになったら買う(指値注文)」といった事はできません。
米国株の初心者にとってのメリットは、ベテラン投資家から見ると丸々デメリットになってしまう可能性があります。
手数料に関しても1回あたりの取引が数万円ならば適正水準なので及第点。
ただし、100万単位で取引をすると大手証券の方が遥かに安くなります。
ドルベースの取引や指値注文など本格的な取引を行いたい人は、大手ネット証券を選択した方が良いでしょう。
米国株のファーストステップに最適!投資が身近な存在へ
PayPay証券(米国株)は日本円での金額買付なので、株式よりも投資信託に近いイメージです。
米国株の初心者や少額取引を考えている人、投資信託の積立に+αで米国株を加えたい人には相性が良いですね。
また、【PayPay証券】はスポット購入だけではありません。
積立専用のアプリ(ロボ貯蓄:積み株)を利用して積立買付もできます。
例えば“毎月5千円のアップル株を購入”といった設定をすれば、買付タイミングを悩む必要はありませんね。
※毎月だけでなく、毎週・毎年の設定も可能。
米国株でドルコスト平均法ができるのも画期的です!
ちなみに、サービスについては米国株以外にも、「日本株」や1株からIPOに申込める「誰でもIPO」など選択肢は拡大中。
個人的には圧倒的に注目のなのが、米国株だと感じました。
“米国の優良株が1000円から購入できる” というのは他の証券会社にはないメリットですからね。これから米国株にチャレンジしてみたいと思う人にとっては、ファーストステップとしてピッタリだと思います。
今回は「米国株の初心者必見!PayPay証券で優良銘柄を簡単に見つける方法」について書きました。
興味がある人は、公式ページを確認してみてください。