米国株に投資を開始してから7年目に突入しました。
以前は米大型株を中心で一部だけ中小型株を加えるようなスタイルでした。
現在のメインは海外ETF、個別株はメジャー大型株のみで運用。
話題性が高い流行銘柄でリターンを伸ばす人もいますが、投資センスの無い私には無理な話です。
ガチガチス投資に注力したことで資産1億円を達成できたので、現在のスタイルが合っているのだと思います。
さて、海外ETFを中心にシフトした理由は、米国株には日本株とは違うリスクがあると考えているからです。
今回は海外ETFをメインで運用する理由について書いていきます。
※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。
この記事の目次
米国市場は右肩上がりを継続してきた!これが個別株の不安材料?
NYダウやS&P500といった指数をみると長期で右肩上がりとなっています。
日経平均がバブル崩壊で長期低迷となった状況とは全く違いますね。
過去のデータをみれば米国市場が魅力的なのは明らかです。
この米国指数の強さの理由には、 企業がどんどん入れ替わる活発な新陳代謝があります。
急成長する会社の出現、合併・買収などで常に新鮮な状態という事です。
これは逆に言えば、米国の企業はイメージより寿命が短かいという事でもあります。
実際にS&P500の平均採用期間は1960年台半ば33年間だったのが2016年には24年に短縮、2027年までには12年になるという予測もあります。
こういったことを考えると、長期投資として安心して買える米国株は多くありません。
私が米国の個別株で保有&買付しているのは、ジョンソン&ジョンソン(JNJ)とアルファベット(GOOGL)のみとなっています。
関連米国株 注目の50銘柄長期保有に不安がある銘柄では、大きな投資ができない
米国株を開始した当初は中小型株を買っており、銘柄によっては2倍以上になったものもあります。
これだけ見れば 大儲けをしているように感じますね。
しかし、結論としてはお小遣い稼ぎにしかなりませんでした。
値動きが大きい銘柄は、 不安から投資額は小さくなります。
結果的にリターン率は凄いのですが、実際の利益額は小さかったという事。
また、中小型株は下落した時のスピードが強烈なので逆指値が効かないという問題点もあります。
私は下落した時の予防措置として逆指値を徹底していますが、中小型株に関しては売られはじめると下げの勢いが強すぎて設定どおりに機能しません。
損失を限定するのが難しい中小型株については、常に監視が必要になります。
小さな金額でちょこちょこ取引をしても、苦労の割に利益額が小さいのでスッパリと切り捨てることにしました。
私の運用は、長期でホッタラカシを理想としています。
これを叶えようとすると、海外ETFと優良大型株というスタイルでないと難しいですね。
メジャーな海外ETFや大型株は流動性が高いので、逆指値が正常に動作するので安心感があります。
もちろん逆指値が効かない可能性もありますが、過去5年間にあった暴落や急落で私の保有していた銘柄は全て設定どおりに反応しています。
危険対策があるからこそ、100万円単位・1000万円単位の買付けや保有ができるという事です。
株価は長期的には利益成長に連動する!王道戦略に拘る理由
私の運用スタイルは長期投資です。
この場合に重要なるのは「株価は長期的には利益成長に連動する」という考え方です。
旬の話題銘柄などは投資対象としていません。
株価が短期間で2倍~3倍に上昇する銘柄というのは魅力的ですが、利益が株価ほどの成長が無いケースが大半・・。
急上昇が永久に続く可能性は小さいということです。
利益成長という視点で参考の一つになるのが連続増配株ですね。
私がジョンソン&ジョンソン(JNJ)に投資をしているのはこれが理由です。
海外ETFでも連続増配株を集めたVIGを投資対象にしています。
こういった銘柄は財務が良好で堅実ですが、地味な銘柄が多いので平均以下のパフォーマンスになることもあります。
しかし利益が確実に伸びている銘柄は、年単位で見ていけば株価が上昇していくというのが私の経験則。
今後も利益成長が伴う企業や優良銘柄を集めたETF(VOO・VIGなど)を中心に投資をしていきたいと思います。
今回は「米国株は海外ETFを中心に運用!個別銘柄を大型株に絞った理由とは?」ついて書きました。
記事の中で参考になる点があれば運用のヒントにしてみてください。
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私は米国株・海外ETFの取引では、マネックス証券をメインにしています。
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