このブログは資産運用の話が中心ですが、金融とは関係ない話も時々します。
そういった記事の中で、少し前に書いた『【調査】結婚は不幸の始まりって本当?意外過ぎるデータに注目。』がスマッシュヒット!
予想外に多くのアクセスを集まりました。
結婚生活に関して興味を持っている人が多いようですね。
前回は全体的には結婚に対してポジティブなものでしたが、今回の記事はちょっと不安になる内容かも?
既婚者と独身者の自殺に関するデータについてですが、男性にはショックな数字が並びます。
ただし、知ることが将来への備えに繋がるので、ぜひ確認してみてください。
未婚よりも既婚の方が自殺率は少ない。ただし・・
最初に未婚と既婚(有配偶者)でどちらが自殺がお多いのかを見ていきます。
この資料については、厚生労働省「人口動態統計」再集計及び国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集(2017)」 を参考にしています。
その中らか40代~60代の未婚・既婚(有配偶者)を男女別でクローズアップしてみました。
以下は各年代の人口10万人当たりの自殺者数(以下:自殺率と記載)になります。
確認してみてください。
男性 | |||
40代 | 50代 | 60代 | |
有配偶者 | 18.3 | 23.4 | 25.0 |
未婚 | 46.5 | 56.8 | 57.6 |
女性 | |||
40代 | 50代 | 60代 | |
有配偶者 | 7.5 | 10.5 | 11.4 |
未婚 | 20.3 | 19.1 | 19.1 |
男女ともに既婚(有配偶者)の方が自殺率が圧倒的に少ないですね。
これだけ見ると、結婚している人の方が幸せに見えます。
しかし、今回の話はこれで終わりません。
ジックリ見ると、気になる点がありませんか?
未婚・既婚という視点ではなく、男性・女性で比較してみてください。
男性の方が女性と比べて自殺率が圧倒的に高いという事実があります。
この点を頭に入れながら、次の資料をみてください。
死別や離別すると、男性の自殺率が跳ね上がる!
前の項目では未婚・既婚(有配偶者)での自殺率を比較しました。
ただし、結婚はゴールではなくスタートです。
永遠の愛を誓っても、途中で死別や離別といったケースもあります。
最後はお一人様になるということも考えなくてはいけませんね。
そこで、【死別・離別後】の自殺率を【未婚】の人と比較してみましょう。
男性 | |||
40代 | 50代 | 60代 | |
未婚 | 46.5 | 56.8 | 57.6 |
死別 | 95.1 | 71.1 | 59.8 |
離別 | 126.8 | 127.6 | 95.3 |
女性 | |||
40代 | 50代 | 60代 | |
未婚 | 20.3 | 19.1 | 19.1 |
死別 | 28.1 | 19.8 | 17.2 |
離別 | 30.1 | 26.3 | 24.8 |
未婚と既婚(有配偶者)の比較では既婚の方が自殺率が少なかったのですが、死別・離別したあとになると、その数字は逆転します。
特に厳しい数字が並ぶのは男性です。
既婚では自殺率が20前後でしたが、別れた後は4倍~6倍に跳ね上がりました。
未婚男性の数値と比較しても圧倒的に高い数値です。
一方で面白いのが女性の数値。
別れた後の自殺率は未婚とそれほど変わりません。
しかも、年を重ねるごとに減っていきます・・・
これって、図太くなっていくってことかな?(笑)
♪~( ̄ε ̄;) 誤魔化し口笛
ちなみに、鬱病は男性よりも女性の方が多いのですが、重症(自殺など)になりやすいのは男性だと言われています。
孤独死も男性の方が多い点は注意ですね。
金銭に余裕があると孤独死が防げる?
最後に資産と孤独死に関わる話をします。
私はFPだけでなく社会福祉士として働いていた経験もあり、高齢者の生活実態はある程度の把握が出来ています。
その経験から言えば、経済的な余裕が無い人ほど孤独死になりやすいという傾向はかなりハッキリあります。
お金があると行動範囲が広がりますので、共通の趣味をもった人など社会的なつながりが保たれるケースが多いです。
もちろん、日々の生活でも楽しみが見つけやすいですね。
体力的に限界が見えてくれば、施設に入るといった選択も可能です。
老後生活の中でお金で解決できることは多いのは間違いありません。
この点はシッカリと頭に入れておいてください。
今回は「【調査】男性は孤独死に注意!妻と別れると自殺者が急増する実態」について書きました。
将来にわたって笑顔で生活する為にも、資産運用は早めに行っていきたいですね。
老後の不安を解消したければ行動あるのみ!
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関連《iDeCo》個人型確定拠出年金のメリット・デメリットをFPが解説過去の税制優遇制度を見てもこれだけの好条件が揃っているものはありませんので、積極的に活用することをお勧めします。
また、私はFPだけでなく社会福祉士としての仕事もしていたので、老後生活の相談も数多く受けてきました。
その中で感じたのは、『お金があるからといって、幸せになるとは限らない。ただし、お金があれば選択肢が増える』という事です。
「質素な生活を心がけている」と「質素な生活しか出来ない」では、結果が同じでも精神的なユトリが全く違います。
iDeCoという将来に向けて非常に良い制度があるのですから、活用しなければ勿体ないというのが私の考えです。
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