今期は資産配分の見直しが重要になる!株式の利確なんて勿体ない

資産運用を実行している人には【各資産の保有比率】に対して目標値を決めている人も多いと思います。

資産構成の割合(ポートフォリオ)で有名なのは GPIF(年金運用)ですね。

2020年4月からは、 国内株式・外国株式・国内債券・外国債券の4資産を均等に25% にすることを目標にしています。

関連安定感を重視するなら8資産よりも4資産です。

資産割合を決めると運用がスムーズになるのですが、価格変動で保有配分がズレてきてしまう点が厄介なところです。

これを元の適正と考えた割合に戻すのが【リバランス】です。

私自身も目標としている資産配分があるので年末に修正することが多いのですが、今年については実施しなくてもいいと考えています。

それよりも、資産配分の見直しを行いたいですね。

今回は投資比率のメンテナンス(リバランス)について書いていきます。

※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。

リバランスは実施しなくてもいいって本当?

リバランスは、【大きく増えた資産(株式など)を売却して、比率が小さくなった資産(債券など)を買う】といった方法が一般的。

株式でも【上昇した外国株式を売って、割合が小さくなった国内株式を買う】といった地域の修正もします。

これ以外にも、 買い増しをすることで理想としている割合に近づけていく方法もありますね。

資産運用の本などを見ると、1年に1回くらいを目安に機械的にリバランス実施することを勧めているケースが目立ちます。

ただし、リバランスは必ず実施しなくてはいけないものではありません

特に現在はコロナショックにより各国の金融政策が特殊な状態となっていますから、何もしないという選択肢もあります。

超~低金利の中で、債券を買い増しするメリットはあるのか?

金融緩和により空前のカネ余り状態となっています。
こういった時に有利なのは、株式ですね。

一方で債券はどうかと言えば、難しい状態・・。

債券は基本的に【金利が低下すると価格が上昇、金利が上昇すると価格が下がる】という傾向があります。

つまり、債券投資では金利がとても重要!

現在の先進国の多くはゼロ金利(一部マイナス金利)の状況です。

ゼロ金利から更なる金利低下を望むのは難しいので、価格上昇の期待は小さいと言えます(下落の圧力が高い)。

リバランスのルールでいうと、株式が上昇して比率が大幅に高まった場合は【株式の一部を売却して債券を買う】となりますね。

リバランスは機械的に行うものなのですが、 現在のような特殊な状況の中で従来通りにリバランスを実施することが正しいのかは疑問です。

そもそも、株式を売却するにあたり手数料が発生しますし、利益が出ていれば税金として約20%が差し引かれます。

こういったマイナス面を補って更に資産アップ・・

現在の超低金利の中で、そこまで債券に期待するのは強気すぎだと思います。

ちなみに、私は現物債券を多く保有していますが、満期償還された資金はゴールド(金)の買付けに回すように変更しました。
※魅力的な金利水準の債券が発売されていれば、そちらを選択。

上昇している株式銘柄は、基本的にホッタラカシにする

株式投資において【一定水準まで上昇したら売却、その資金で割安と思われる銘柄を買い付ける】という方法があります。

私自身も以前は行なっていた手法の一つですが、今の時期は予想通りの結果になるかは疑問があります。

この理由は、コロナウイルスの感染拡大により市場の主役が変わっていく可能性があるからです。

別の言い方をすれば、素晴らしいとされていた企業が、そうでなくなる可能性があるという事。

過去のデータだけで割安銘柄を探してしまうと、失敗する確率が高まると思っています。

時代の転換点となるかもしれない時ですので、自分で考えるよりも市場に委ねる形にした方が良いと思っています。

空前のカネ余り状態ですので、資金は自然と有望な企業へ集まっていくと想像しています。

私は単純発想で【上がる株は良い、下がる株はダメ】というスタンス。
先行きを予想するよりも、市場についていくイメージですね。

逆指値(一定水準まで下がったら自動売却)さえシッカリ設定していれば、失敗する方が難しいと考えています。

 ★私の米国株投資のメイン手法 .

リバランスよりも資産配分の見直しが重要

長期的に考えると、コロナショックは世界経済の成長にとっては小さなつまずきに過ぎないと考えています。

一方で、資産配分に関しては時代に合わせて若干修正をする必要性があると思います。

例えば債券に関しては、5%程度の金利が普通だった時期があります。

このような状況だと、債券価格が下落しても金利でカバーできるので本当に強い資産でした。

ここで注意して欲しいのは、金融機関や書籍などで推奨されている資産配分は、この債券が良い時代のものが基準になっている点です。

しかし、現状は世界的な低金利(ゼロ水準)となっており、この状況は当面続くと想像されます。

債券の割合を今までよりも減らすのも選択肢の一つですね。

これは、個別企業の株式でも同じですね。

従来は優良株とされていたものが、生活スタイルや働き方の変化により脇役へと転落していく可能性があります。

私は今回のコロナショックは時代の転換点になる可能性があると考えています。

従来の資産配分を固執する(リバランス)よりも、一旦ゼロベースで資産配分を組み直してみる事が大切だと思います。

今回は「今期は資産配分の見直しが重要になる!株式の利確なんて勿体ない」 について書きました。

記事の中でヒントになる点があれば、運用のヒントにしてみてください。

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投資情報は以前と比べて多くなりましたが、その選別が難しくなってきました。
多すぎる情報は混乱のもとになるので、無作為に選択するよりも絞り込んだ方が良いと思います。