★Photo by kaoru:『下鴨茶寮 のまえ』
老舗料亭・名店と呼ばれる店では、驚くほど美味しい料理が堪能できます。
ただし、やはり値段が高い・・・
今回は、この悩みが解消できるお店を紹介します。
ミシュランを獲得している京料理【下鴨茶寮】の新業態で、カジュアル感覚で京料理と日本酒を楽しめるお店です。
下鴨茶寮と言えば、創業1856年の京都の老舗料亭。
現主人は、「くまモン」の生みの親であり「料理の鉄人」のTV企画や「おくりびと」の脚本でも有名な小山薫堂氏です。
記事で紹介する【下鴨茶寮 のまえ(日本酒バル のまえ)】は大型商業施設〈東急プラザ銀座〉にあります。
東京進出にあたり、小山氏が全面的にプロデュース!
気軽に料亭の味を楽しめるコンセプトでお値段が格安なのが魅力です。
お昼の御膳は2,000円程度とお手頃価格。
私はアルコールが苦手なのでお酒は飲みませんでしたが、値段に対して料理のレベルは非常に高くて驚きました。
有楽町や銀座から数分の場所なのですが、知っている人が少なく穴場のお店となっています。
尚、このお店は kaoruが選ぶ銀座ランチの優良店の一つです。
料理が美味しい理由!【下鴨茶寮 東のはなれ】も併設しています
老舗料亭がカジュアル店を出店するケースは多いのですが、全てが成功しているわけではありません。
低価格設定は良いのですが、品質や料理が大きく見劣りするケースもあります。
【下鴨茶寮 のまえ】については、それとは反対パターンです。
オープン時よりも現在の方が評価が高いお店です。
その秘密は、店内の奥にあります。
そこには【割烹料亭 銀座 下鴨茶寮 東のはなれ】が営業しています。
こちらは夜のコースだと2万円前後の本格派の割烹!
つまり、一つの敷地にカジュアル店と高級店が同居している形式です。
厨房は中で繋がっているので料理のレベルは必然的に高くなります。
(板前さんが両方を兼務することも多い)
本店スタッフも定期的に来ているので、京都の味が再現されているのが魅力。
この点については、実際の料理を見てもらえれば分かると思います。
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京料理を味わえる【茶寮盆】を食べてみた
★Photo by kaoru:『茶寮盆』①
私は夫君と二人で訪問しました。
ランチタイムの客層は女子が多めです。
女子比率が高いのは、美味しいお店の共通点でもあります。
この時に夫君が注文したのが【茶寮盆】です。
四季に応じて旬な素材を提供する全5品の御前。
これで約3000円です。
全体の写真だと分かりずらいのですが、一つ一つの料理がとても繊細。
一枚アップの写真を掲載しておきます。
★Photo by kaoru:『茶寮盆』②
高級料亭に出てくる料理に引けをとりません。
全体的に薄味ですが、これは素材への自信の裏返しですね。
料理は季節によって内容が変わりますが、【おばんざい御膳】などは2000円程度のメニューもあります。
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不定期メニューの【和のアフタヌーンティー】が凄いぞ!
★Photo by kaoru:『和のアフタヌーンティー』
私が訪問した理由の一つが【和のアフタヌーンティー】。
期間限定の特別メニューがあったからです。
下鴨茶寮 京都本店では【アフタヌーンティー】が定番であるのですが、東京では不定期に実施される幻のメニュー。
フェイスブックで告知があったので、慌てて予約をとって訪問となりました。
見て分かると思いますが、とても華やかですね。
味も素晴らしいです。
しかも、飲み物もついて3300円!
本当に大丈夫なの?というお手ごろ価格でした。
さらに注目は、下鴨茶寮で人気の「あんぱん」がついている点。
こちらです。
★Photo by kaoru:『料亭のあんぱん』
「料亭のあんぱん」は以前から噂は聞いていたので注目していました。
今回は小さくカットしたものを軽くトーストしてあります。
バターを塗って食べるのがオススメという事なので試してみると・・メチャクチャ美味しい。
上品な味「料亭のあんぱん」の名前がピッタリですね。
通販でもリピーターが多いと聞いていたのですが、これならば納得です。
こちらは、楽天市場などでも購入できるので興味がある人は注文してみてください。プレゼントにも喜ばれると思います。
そのまま食べても美味しいですが、オススメは『トースト&バター』です。
〈東急プラザ銀座〉の11階に下鴨茶寮が飲食店を出していることを知っている人は少ないので、友人等に教えると喜ばれると思います。
【のまえ】は老舗料亭の味が格安で堪能できる貴重なお店。
都内に出る予定があれば、ぜひ足を運んでみてください。
尚、今回の記事で紹介したアフタヌーンティーは不定期ですので事前確認が必須になります。
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