数年前までの株式市場は 何を買っても上がる ような状態でした。
米国株の成長株が強かった印象がありますが、実際には日本株なども上昇！
投資している人のほとんどが儲かる状況だったと言えます。
事実上のバブル相場ですね。
しかし、この状況は米金融政策の転換により終焉・・・。
市場はスッキリしない状況が続いています。
さて、私の資産運用については、幸いにも堅調です。
昨年が過去最高益で、今年も小さいながらも利益はプラスが積み重なっています。
この理由を考えると 守りの運用姿勢 が良かったと言えます。
今回は 投資で負けない方法 について考えていきます。
※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。
この記事の目次
大きく増やすのは難しい！でも、負けない投資は簡単です。
投資では「難しい」「予想できない」という話を頻繁に耳にします。
これは正確に言うと、ハイリスク投資をした場合に当て嵌まることです。
実際には予想しやすくリスクが低い投資もあります。
例えば現物債券のみで運用した場合を考えて見ましょう。
債券は買付時点で利子と満期が確定しています。
国や企業といった発行体が破綻しない限りは、満期（償還日）に額面金額が戻される仕組み！
為替の影響が無い円建債で運用した場合は 損する方が難しい ということになります。
利子という儲け部分についても判明済みですね。
ここで言いたいのは、投資には負ける確率が極めて小さい選択肢があるという事実。
言いかえると、「投資が難しい」という話は大きなリスクをとった商品にのみに適用される表現です。
私はブログで「投資を難しくしているのは自分自身」と頻繁に書くのは、このことが理由。
実際には堅い投資は誰でも可能です。
単純にそれを選択しない人が多いというだけの話。
大儲けするのは難しいのですが、自分の意志や行動で負けない確率を高めることは可能という点は頭に入れておくと良いと思います。
割高なものは買わない（持たない）！私の方針はそれだけです
円建債券を満期まで保有する戦略なら、マイナスになる可能性はとても小さくなります。
ただし、リターンが利息収入に限定されているので資産を大きく増やすのは難しいですね。
ある程度の儲けを期待するなら、やはり株式等を組込む必要があります。
リターンを追求するとリスクも大きくなるので、どうしても損する可能性も高くなってしまいます。
そこで私が意識しているのが、割高な資産には投資しない という点。
これは保有時も同じで、資産が割高水準と思えば売却するようにしています。
近年の不透明相場で投資成績が良い人の理由については、これでほとんど説明可能。
成長株については「株価水準が過去と比較して高すぎる」という理由で売却した人は、大きな利益を獲得したはずです。
また、為替水準が行き過ぎ（ドル円が150円など）という理由から、海外資産の多くから撤退した人も為替差益で大きなプラスだったと思います。
私の資産運用について「予想がバッチリですね」みたいな事も言われるのですが・・
実際には予想の半分以上はハズレています。
ｯﾃ､ｱｶﾝｶﾞ━ヾ(´囗｀｡)ﾉ━ﾅ!!
そもそも、予想精度が良ければ長期投資ではなく短期売買をしています。
近年の成績が堅調な理由は単純明快！
「割高なものから逃げ出した」だけです。
その後に相場が崩れたので良いタイミングで売ったような形になりましたが、これは偶然にすぎません。
私の運用方針はこれが基本です。
また、割安な資産ならば下落余地が小さいと推察されます。
これが割高だと、下落した時に底値が見えません・・。
精神的にも割安なもので運用した方が良いと考えています。
投資は大失敗さえしなければOK！
株式投資については今後の予想が注目されがちですが、私の場合だと「当たり・ハズレ」はあまり結果に影響しませんでした。
それよりも「割高な資産には投資しない（保有しない）」という事の方が大きいですね。
経済の成長性を考えると株式投資は長期運用ならば成功する可能性は高いと考えています。
つまり、大失敗さえしなければ良いというのが私の考えです。
投資タイミングなどはセンスが必要ですが、割高なものに投資をしない ことは誰でも可能！
割安なもの（時期）を選択して投資するのも、それほど難しくありません。
センスや運は関係ないので、全ての投資家ができる事だと思います。
今回は「投資で負けない体制を作るのは簡単！割高なものを避けるだけです」について書きました。
記事の中で参考になる点があれば、運用のヒントにしてみてください。
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