楽天証券の楽天カード決済を利用すればポイントが付与されるサービスが話題となっています(対象:積立投資)。
詳細:積立投資は楽天証券で決まり!カード払いで10万円も得する理由とは?
業界でトップ水準の投信数の会社ですから、こういったサービスは大歓迎ですね。
ただし、この楽天証券で取扱っていない長期投資の大人気ファンドがあります(iDeCoは除く)
それがセゾン投信です。
分散投資の基本がシッカリしている事に加えて、専門家が運用の管理をしてくれるので初心者でも気軽に投資を開始できるのが魅力です。
私自身も老後資金を目的に積立投資を実践中!
今後も10年、20年と積立を継続していく予定です。
ネックは独立系投信であるため、一般的な証券会社では取り扱っていない点です。
さて、このセゾン投信ですが、どうせ積立をするならポイントの還元サービスがあった方が嬉しいですよね。
何と!それが新証券の「tsumiki(つみき)証券」で可能になりました。
支払いはクレジットカードのエポスカードを利用する方式で、年間の購入額に応じてポイントが貯まる仕組みです。
これはセゾン投信を積立てしている人や検討中の人にとって凄い朗報です。
関連:使って実感!「エポスカード」は優待メリット≪No.1≫
tsumiki(つみき)証券ってどんな会社?
tsumiki証券は丸井グループが2018年8月末からサービスを開始したつみたて投資専門の証券会社です。
「丸井グループって、ファッション系の商業施設のマルイ?」
そうです!あのマルイです。ちょっと意外な組み合わせですね。
そして支払いで使うクレジットカード(エポスカード)も丸井グループです。
最初にこの証券の話を聞いた時に「クレジットカード払いでポイント付与・・・事業として大丈夫?」と心配になりました。
ただし、グループ全体の相乗効果という点で見れば今回のサービスも納得です。ある意味では丸井グループだからこそ成立した証券会社かもしれません?
特徴と商品ラインナップ
通常の証券会社は株式や信用取引など多くの品揃えが当たり前ですが、tsumiki証券は“つみたてNISA対象の投資信託”だけしか扱いません。
しかも、現材はたった4本に絞り込んでいます。
薄利で儲からない商品だけというのは不思議ですが、これも理由があります。
つまり、投資の未経験者や将来に対してお金に対する不安を持っている人が主流。
今回の証券参入は、エポスカードとの相乗効果(メインカードにしてもらいたい?)の期待もあるので、顧客満足度を最優先に考えた結果だと思います。
スタート時の商品ラインナップは4本のみ
tsumiki証券の取扱う商品は、スタート時点は4本のみです。
プロが運用するアクティブ型ですが、いずれも販売手数料が0円で一定の評価を得ている投資信託となっています。
商品名 | 特徴 | 信託報酬 |
セゾン・グローバルバランスファンド | 株&債券 | 0.56% |
セゾン資産形成の達人ファンド | 世界株式 | 1.34% |
ひふみプラス(ひふみ投信) | 日本株他 | 1.08% |
コモンズ30(コモンズ投信) | 日本株帆 | 1.08% |
支払方法は、エポスカードで1回払いのみ対応(分割やリボ払い不可)
毎月の積立て額は、最低3,000円~最高50,000円の範囲で設定できます。
クレジットカード払いだけでも便利ですが、カード払いでエポスポイントが貯まるというのは凄いお得です。
ひふみプラスとコモンズ30に関しては、楽天証券でも購入できますし楽天カード決済でポイントが付与されますから、大きなメリットは感じていません。
ただし、セゾン投信に関してはクレカ払い&ポイント付与は他社では無いサービスですのでtsumiki証券のお得度はNO.1と言って良いでしょう。
もっとも私の場合は毎月の積立額が大きく上限50,000円では収まりきらないので、超えた部分は引き続き直販窓口で購入をしていきます。
還元率は?期間に応じて0.1~0.5%
ポイントの付与は、積立を開始した月を基準にして1年ごとに付与されます。買付ごとでは無いので勘違いしないようにしてください。
また、付与率も継続期間に応じて変化。
1年目0.1%、2年目0.2%・・5年目以降0.5%で毎年ステップアップしていきます。
★月に3万円、5万円を積立た場合
1年目/0.1% | 3年目/0.3% | 5年目~/0.5% | |
月3万円(年36万) | 360P | 1080P | 1800P |
月5万円(年60万) | 600P | 1800P | 3000P |
私は今後20年はセゾン投信を積立をする予定なので、5年目以降は毎年3000円相当が貰えることになりますね。
20年で約5万円相当のポイントが付与されるわけですから、このサービスは嬉しすぎです。
ただし、このサービスはエポスカードを持っている事が条件ですので、興味がある人は最初にカードを作っておく必要があります。
⇒ エポスカードの公式ページを見てみる
(無料カードの中でも、サービス面ではトップ水準)
ちなみに現在(2023年6月21日)のtsumiki証券の状況は以下の通りです。
※2018年10月からスタート:毎月5万円を投資
※投資額は57ヶ月で285万円
★内訳:グローバルバランスFが約28%上昇、達人Fが約43%上昇。
エポスカードのメリットはポイントだけでじゃない!
tsumiki証券で投資信託を購入で貯まったエポスポイントは商品券やギフトカードの交換や他社ポイントサービスに移行が可能。
ただし、エポスカードが凄いのこれだけではありません。
有名なのはマルイで開催される「マルコとマルオの7日間(カード利用で10%オフ)」です。
ユニクロや無印良品がテナントが入っている店舗はまとめ買いのチャンスですね。
特に無印良品に関しては、無印良品週間(10%オフセール)と重なった時は合計で19%オフになるので強烈です。
我が家は、こういった時に無印良品を一気にまとめ買いしています。
また、エポスカードと提携しているレストランなとは数千もあるので、カードを見せるだけで食事代が安くなることもあります。
エポスカードは年会費無料なので、「tsumiki証券を利用する?しない?」ということに関わらず、作っておいて損は無いカードだと思っています。
今回は「セゾン投信で得する裏ワザ!tsumiki証券の積立ならポイントが貯まる」について書きました。
ちなみに私は、エポスカードからtsumiki証券の案内があったので、口座開設の申し込みを行いました。
セゾン投資の積立やエポスカードの申込を検討している人にとっては非常にメリットがあるので、参考にしてみてください。
※tsumiki証券の支払い方法はクレジットカード払いに限定されており、利用を希望している人はエポスカードの申込みが必須となります。