米国経済は新型コロナウイルスの影響で大きく傷つきました。
しかし、株式市場に関しては金融緩和と財政支出への期待で好調を維持しています。
実体経済と株価に大きな乖離がある状態ですね。
割高なのは成長株だけにか限った話ではなく、NYダウや S&P500をみても通常から考えれば高すぎる水準です。
状況を見る限りは、10%程度の急落はいつ起きても不思議ではありません。
年前半は厳重注意が必要です。
今回は株価急落の不安がある中での投資について考えていきます。
この記事の目次
短期的には不安あり!ただし、年末の株価水準に対しては強気
個人的には今後3ヶ月以内に株式市場は大きめの調整があると考えています。
10%程度を想定していますが、更に深くなる可能性も・・
ただし、そのまま株価が長期低迷するとは考えていません。
市場に溢れるマネーの行方を想像すると、株式市場が最有力候補になることは明らかです。
一時的に株価が下落しても、すぐに資金が戻ってくると予想しています。
現在の株価から10%程度の急落があると想像していますが、同時に年末の株価は今よりも10%以上高くなるというのが私の描くストーリーです。
目先は不安がありますが、1年を通して考えると強気という事です。
タイミングよりも、 長期視点の運用を重視する
『株式が10%下落するなら、先に売却して再投資が良いのでは?』
こういった考えを持つ人もいると思います。
この方法がピタリと嵌った場合は大きなリターンを手に出来ます。
しかし、予想がハズレて上昇が継続していけばチャンスロスになりますね。
過去を振り返ると『そろそろ下がるだろうなぁ・・』と考えている時は、そのまま上昇してしまう事が多いです。
つまり、 自分が描くストーリーに固執しすぎない事も大切です。
一方で金融緩和が当面継続していく点と 新型コロナウイルスが収束していく点は、かなり精度が高い話です。
当たるかハズレるか分からない短期予想よりも、確度が高い長期視点を重視すべきだと思います。
そもそも私が資産1億円を達成できた理由は、ひたすら市場にしがみついてきたからです。
投資センスはありませんし、買付タイミングが良かったわけでもありません。
割高や割安という事に関係なく、投資を継続していたことが現在の資産に繋がっています。
積立投資をしながら、興味がある銘柄に指値を入れる
金融緩和が実施されている時に株式投資を中断するのは良策とは思えません。
追い風が吹いている時は、それに乗っていく方が良いですね。
私は世界分散のセゾン投信と連続増配の配当貴族を当初の予定通り積立していきます。
長期視点の投資については、現在の水準なんて関係ありませんからね。
株価急落の可能性を考えると不安になりますが、その先に上昇があるならば仕込みチャンスとも言えます。
そこで、 個人的に欲しい銘柄に関しては現在株価よりも10%程度下で指値を入れています。
最も大きい金額を入れているのは海外ETFの【VIG】バンガード・米国増配株式ETFですね。
このETFについては、大きく下落した場合でも長期ではプラスになる可能性が高いと思っているので強気な金額にしています。
米国株は大手ネット証券なら3ヶ月くらいは指値期間が有効なので、設定だけしてホッタラカシにしている感じですね。
関連米国株の投資データ!売買のチャンスはいつ?10年後を想像すれば、いつだって買い場です。
株価水準が高くなると、どうしても急落の不安が頭をよぎります。
しかし、急落に関しては逆指値などを設定すればリスクが抑えられる話です。
株価下落の予防策を実施した後は、前向きに気持ちを切り替えることが大切!
積立投資は“水準が高い”と言われている時に実施すると、失敗したような気持ちになる人もいます。
しかし、この投資を実際に取り崩すのは10年・20年も先の話です。
これが頭にあれば、現在の株価水準で悩むなんて意味がないことだと理解できると思います。
今は高値水準と書いていますが、10年後に振り返れば『とんでもない割安水準だった』ということになると考えています。
足元の株価に関しては不安はあるのですが、あまり細かいことは考えずに従来通りコツコツと投資を継続していくつもりです。
今回は【米国株は10%の下落を想定!それでも投資を継続する理由とは?】 について書きました。
記事の中で参考になる点があれば運用のヒントにしてみてください。
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