来年の米国経済は日本よりも低成長?米国株に強気になれない理由

年初から低迷したいた米国株ですが、足元は力強く反発しています。
投資家にも楽観的な心理が広がってきました。

このまま上昇するという強気の意見も目立ってきました。

ただし、現在は好材料の部分だけを拾って株価が反応(上昇)しているように見えます。

この先に波乱はないのでしょうか?

私は強気にスポット投資ができるような状況とは思っていません。

不安材料は多くあるので、ちょっとした事で相場の雰囲気は正反対になる可能性があります。

今回は米国株の抱える不安面について書いていきます。

※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。

来年の経済成長見通しは、米国より日本の方が良好です。

22年7月26日にIMF(国際通貨基金)が世界経済見通しを改定しました。
投資は未来に対して行うことなので、投資方針を考える上でとても重要です。

前回の4月と比べて22年の世界経済見通しは-0.4ポイント、23年は-0.7ポイントと非常に厳しい修正が行われました。
※以下は修正後の数値

2021 ※2022年 ※2023年
世界 6.1% 3.2% 2.9%
先進国 5.2% 2.5% 1.4%
米国 5.7% 2.3% 1.0%
ユーロ圏 5.4% 2.6% 1.2%
日本 1.7% 1.7% 1.7%
新興国 6.8% 3.6% 3.9%
中国 8.1% 3.3% 4.6%
インド 8.7% 7.4% 6.1%

※2022年・2023年はIMF予想(2022年7月26日)

今回の改定でマイナスが特に大きかったので米国です。
22年-1.4ポイント、23年-1.3ポイント 主要国の中でも最悪レベルの引下げです。

気になるのが来年(23年)です。
1.0%成長で先進国でも最低レベル。

日本より見劣りするだけでなく、ロシアの悪影響を受けている欧州よりも厳しい数値となりました。

21年から23年に向かって成長率がミルミル鈍化しています。
この点は頭に入れておく必要があります。

もちろん、時間経過で上方修正の可能性もありますが、更なる下方修正も考えられる状況です。

投資は未来に対して行うものです。
株価が上がっているから安心してもいいということではありません。

米国株に対する甘すぎる楽観論には注意したい

米国株で上昇が目立つのはグロース株(成長株)です。
年初から大きく下げていたので、その反発というのが理由だと思います。

PERも割高感はだいぶ解消されてきました。

ただし、注意して欲しいことがあります。
PERについての水準は大きな景気後退が無い事が前提です。

実体経済への影響が小さいソフトランディング(現在のシナリオ)であれば問題ありませんが、景気後退が明確ならば話は変わってきます。

今回につていはメインシナリオが楽観的すぎるのが気になっています。

現在の市場は「インフレは年末にピーク!半ばからは利下げに転じる」というストーリーを描いています。

確かにコモディティなどだけを抜き出せば年末ピークも充分に考えられます。

しかし、コア指数消費者物価指数で最大の寄与度をほこる家賃については高止まり(加速)状態です。

家賃については仮に住宅価格が下がっても、すぐには下がりません。
契約期間がある(遅行性がある)ので、年末時点でも上昇している可能性もありますね。

また、市場が想定している利上げの上限水準が、FRBの見通しよりも遥かに低くなっている点は厳重警戒です。

12月になってもインフレ高止まりという雰囲気になった場合には、現在のストリーは完全に壊れる事になります。

全力投資には時期尚早!というのが私の考えになります。

資産運用は結果を急ぐ必要なし!失敗しないことが重要です

株式というのは下がってくると「買いたい」と考える人が出てくるので、一直線に下がり続ける事はありません。

過去にも下げの途中で息を吹き返したように反発した事は何度もありました。

しかし、ストリーが崩れると再び下げに転じて深く沈んでしまいます。

今回も下がりすぎによる一時的な反発の可能性が考えられる状況。

米国株は適正価格に近付いているのは事実ですが、決して割安水準ではありません。

明確な方向性が見えるまでは、リターンよりもリスクを意識した投資をする方が無難です。

悪いシナリオとなった場合でも、ガッチリと握っておけるような銘柄や手法を選択すべきだと思います。

米国株が強いからといって、ファンダメンタルズが下向きなのですから過信は禁物!

こんな時は、財務体質が良い・稼ぐチカラがあるといった優良企業を選択するのが私のヤリ方。

リターンを急がずに信頼できる銘柄(商品)にコツコツ投資するだけです。
当たり前の投資をしていけば自然と期待する結果に到達できると思います。

今回は「来年の米国経済は日本よりも低成長?米国株に強気になれない理由」について書きました。

記事の中で参考になる点があれば、運用のヒントにしてみてください。

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