2022年の米国株は低調で厳しい結果になりました。
少し前までは「GAFAM(米国巨大IT5社)だけに投資をすればいい」なんて話もありましたが、今となっては遠い過去の話・・。
市場全体に逆風が吹き荒れています。
利上げ・景気後退への不安に加えて、企業の利益も低下している状況。
このブログでも米国株に対してはネガティブな内容が増えています。
ただし、これは短いスパンでの見解。
株式投資は長くジックリ運用するのが本来の姿ですね。
少し長いスパンで考えていくと、明るいシナリオも描けます。
年後半はネガティブな内容が多かったのですが、今回は1年後を見据えたポジティブな内容。
来年・再来年に向けて明るい記事になります。
※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。
この記事の目次
1年後を考えれば、弱気一辺倒では無い?
米国の株式市場は逆風に晒されています。
金融引締めや景気不安、地政学リスク・世界経済の分断・・。
更に為替動向も気になりますね。
ただし、下落市場が永久に続くわけではありません。
いずれはプラス方面へと切り返していきます。
個人的に注目しているは「2024年」です。
この年には超ビックイベントがありますね。
世界中が注目する「アメリカ大統領選挙」。
中期的な投資戦略を考える上でとても重要なイベントです。
大統領選挙の勝敗は、前年及び当年の景気動向が重要。
バイデン大統領が勝つ為には、経済のプラス成長は必須事項です。
過去のデータから考えれば「経済好調なら勝利」「経済低迷なら敗北」です。
政権の本音としては23年(来年)も好景気が望ましいのですが、足元の状況を見る限りはちょっと難しい・・。
ただし、大統領選の年まで経済低迷では勝利が難しくなるのは明らかですね。
23年の後半くらいには浮上のキッカケを掴みたい!
選挙で勝利を目指すならば、2024年は強引にでも景気を上向きにしなくてはいけないのです。
2024年大統領選挙の対策として期待されるのは、景気刺激策とFRBの利下げ。
シナリオ通り実施された場合は株式を押し上げる効果があるので、ここに向けて投資戦略を考えるのは面白いと思います。
アゲアゲ(∩゚∀゚)∩☆
1年後に上昇すると仮定すれば、株価が下落しても悲しむ必要はありません。
仕込みという視点に立てば、ビックチャンスとなるからです。
もちろん予想なので大ハズレの可能性もありますが、大統領が無策で選挙に突入するのは考えずらい!
次の項目では、株式投資で失敗しない為の注意点について書いていきます。
株式投資は慌てない!半年間はお休みでいいと思う。
「24年の上昇期待があるなら、ガツンと仕込み買いだ」
こんな風に考えている人もいるかも?
私も前向きに考えていますが、しばらくスポット投資などは控える予定。
仮に来年早々に利上げ停止となり株価が急反発した場合でも静観です。
来年の前半戦での株価上昇は怪しさ満載!
再び下落する可能性があります。
株価が大底をつけるのは2023年半ばから後半と考えています。
仮に年前半に利上げが停止があれば、マーケットの雰囲気は「次は利下げだ」となるので株価は盛り上がる可能性があります。
しかし、残念ながら利下げまでには相当な時間が必要です。
即利下げみたいな安易な判断をすると、再びインフレに逆戻りです。
完全にインフレを抑え込んだことを確認してから利下げになるので、利下げは2024年からと考えるのが妥当ですね。
利上げ停止で一時的に株価が上昇しても、その後は再び下落する可能性が高いので慎重に行動しなくてはいけません。
注意したいのは株式市場が来年の利下げを既に織り込んでいる点。
FRBの政策金利予想は23年末の段階で5%を超えるとしているのに対して、市場の金利先物では4%前半となっています。
非情に大きなギャップがあるので「2023年は利下げしない・・」となった場合には、株価が急落する可能性があります。
また、不景気となった場合に注意したいのが不動産市況です。
過去の株価大幅下落は、不動産がキッカケになることが多い・・・
これが現実となった場合は、株価も2割くらいは簡単に下がるので注意してください。
為替動向もちょっと円高に転換した可能性があるので警戒ですね。
円高の流れになれば、110円後半~120円台前半という可能性も否定できません。
ドル円が130円台だと米国株は買いずらいですね!
為替リスクを考えると120円台半ばまでは動きたくないのが本音です。
※米国が利下げに転じると円高が加速する可能性あり
こういった諸々の懸念材料があるので、年前半の投資は控えめが良策。
マーケットや経済の確認に徹した方が良いと考えています。
ハッキリしているのは、現在は利上げ継続中!
さらに米国経済は低迷へと向かっています。
少しくらい株価が反発したからといって強気に攻められる状態ではありませんね。
攻めるのは勝てる確率が高まってからで充分。
株式投資は 最低でも半年は待つ というのが私の方針です。
積立投資をしながらスポット買いのタイミングを待つ!
半年も投資をストップするのは辛いと感じる人も多いと思います。
また、予想がハズレれて上昇しつづけたら大後悔ですね。
そこで私は世界分散投資の積立をしながら、スポット投資のチャンスを待つ方法を実践しています。
運用のメインは“予想しない投資”(国際分散投資の積立)です。
積立ならば下がれば安く買えますし、上がった場合の恩恵も得られます。
堅い方法を中心に据えて、ジックリとチャンスを待てばいいと考えています。
これまでは金融緩和や財政出動で市場にマネーが溢れていましたが、現在は引締めで市場に出回るマネーが減っている状態です。
以前のように急上昇を持続するパワーが無いと予想しています。
つまり、慌てて投資をする必要はありせん。
上昇を見極めてからの投資でも充分にリターンを得られると想像しています。
短期的な反応は気にせずに、継続的な上昇にのることが大切!
「慌てなければ勝てる」というのが私の描く来年・再来年のマーケットになります。
今回は「米国株に投資をしたら儲かりますか?1年先を考えると景色が変わる」について書きました。
株式投資にとっては辛抱の時期が続くと思います。
しかし、その先を考えれば大きなチャンスが控えているとも言えますね。
目先の小さな利益を追うのではなく、中長期の視点で臨めば来年はワクワクする一年になるはずです。
ジックリと運用していきたいですね。
それでは、今年1年ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。
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★追記
新年の投資方針については、1月7日までにアップする予定。
年末・年始がバタバタしていて少し遅れそうです。
.. (人д`o)ゴメンネ.