米国株の投資戦略!インフレ懸念がある時は何をすべきか?

米国株は今年に入ってからインフレを意識した相場となっています。

5月前半には過度なインフレが警戒され、ハイテク株を中心に大きく下げる場面もありました。

しかし、冷静に考えればインフレは株式市場にとってプラス要素
物価上昇時は企業の儲けが大きくなるので株価も上がるというのが通常です。

現在、不安要素になってしまっている理由は、「インフレが強すぎて、FRBの金融緩和政策が見直されるのでは?」と心配しているからです。

ただし、インフレ圧力の急激な高まりは一過性と考えられており、年末には落ち着くと予想されています。

つまり、3ヶ月~半年は過度なインフレを警戒して米国株は急落する可能性もありますが、年末相場は強気というのが基本シナリオ

中長期視点に立てば難しい相場ではないと考えています。
今回はインフレを意識した米国株の投資戦略について書いていきます。

※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。

過度なインフレが続く事も想定!大型株を中心に据える

しばらくは、インフレ懸念や金利上昇によりマーケットが荒れる可能性があります。

短期的にはマイナスになる可能性はありますが、年末相場が強気予想なので仕込みチャンスとも言えますね。

ただし、決めつけは危険です。
コスト上昇などによるインフレが長期継続することも想定した上で投資を行うのが鉄則。

そうなると、やはり大型株ですね。

コカ・コーラ(KO)P&G(PG)は決算時に値上げについて言及していますが、こういったブランド力がある会社は安心感があります。

原材料価格などが上昇した場合、企業は利益確保の為には値上げするしかありません。

こういった時に大手ならば、仕入れ価格に強気の交渉ができます。
また、ブランド力があるので値上げによる顧客離れは限定的です。

一方で中小型株の企業だと仕入れ価格交渉は限界があり、商品価格の上昇で販売力が低下する可能性もあります。

先行きに不透明感がある時は、大型株を中心に投資した方が良いと考えています。

参考 米国株 注目の50銘柄

ハイテク株(成長株)の保有比率は50%未満にする

コロナ禍においては世界中の年でロックダウンが行われたので、従来型の企業は大きな打撃を受けました。

消去法により、業績への影響が小さいハイテク株に投資が集中したのは当然といえます。

しかし現在は、ワクチン接種がすすみコロナ禍から脱しようとしています。
様々な業種が成長予測がある中で、ハイテク分野に集中にする理由はありません。

また、金利上昇が警戒されている状況においては、割高感がある成長株は下落リスクも高くなります。

ハイテク株に関しては、最大でも保有割合は50%までにしておく方が無難です。

もっとも、警戒しているのは短期視点での話。

ハイテクを中心とした成長株については、長期投資としては強気です。
未来に向かって成長持続の可能性が高い分野ですからね。

ここ数年の成長株は短期間で大きなリターンが狙える投資対象でした。
この考えはリセットした方が良いでしょう。

これからは、中長期の投資として考えていく方が良いと思います。

金利上昇などで軟調になる事も考えられますが、長期的に考えれば有力な選択肢であることは間違いありません。

投資は次を見越して行動していく!企業の海外比率にも注目

米国はワクチン接種の拡大で、経済正常化へと向かっています。

5月中旬にはアマゾン(AMZN)が北米で倉庫作業や配送などに当たる従業員7万5千人を新規雇用するという発表がありましたね。

こういった状況ですから米国株に強気というのは当然と言えます。

ただし、株価はプラス材料を織り込むのが早い点は忘れてはいけません。
経済正常化が完全に達成される前に株価がピークを迎える可能性は高いです。

そこで注目したいのが、米国以外の国です。
世界各国の多くは米国から遅れる形で経済正常化となる見通しです。

どの国が良いかを探すのも方法ですが、私は米国株の中から海外の売上比率が高い銘柄を探す方が簡単だと思います。

例えば私はアルファベット(GOOGL)に投資をしているのですが、これには海外の売上比率が高いという理由もあります。

アマゾンの海外比率は約30%に対して、アルファベットは約55%と半数を超えています。

また、昨年7月にはインド市場に対して約1兆円の巨額投資も発表しました。
アルファベットを買うことで世界成長も取り込めると考えています。

ちなみに、これから世界景気が盛り上がっていく事を想定するなら、ナイキ(NKE)なども面白そうです。

こちらは売上比率の約6割が海外ですからね。

米国株はグローバル企業を通じて世界経済の恩恵も受けられるのが魅力だと思います。

尚、個別銘柄の海外比率は 米国会社四季報 などを見れば掲載されています。
※米国投資をするなら手元に置いてきたい。

私はこれにマネックス証券の銘柄スカウターを合わせて銘柄研究をしています。
※営業利益と営業CFは最低でもチェックしたい。

今回は『米国株の投資戦略!インフレ懸念がある時は何をすべきか?』について書きました。

記事の中で参考になる点があれば、運用のヒントにしてみてください。

私はDGRW(クオリティ株)の定期買付を実施しています

米国株の長期投資戦略として海外ETFの積立を実施しています。
現在のメイン対象は【DGRW】米国株クオリティ配当成長ファンド

配当を実施している米国の大型株約300社で構成されるETFです。

ROA・ROEの収益性等の指標から、利益(配当)成長が期待できる銘柄を投資対象としています。

「長期的には利益成長と株価は連動する」という私の方針と合致したことが決定理由。

また、私のメイン証券であるマネックス証券では、DGRWの買付手数料が実質無料になるのも利点です。

更に、この証券は米国株の為替手数料(買付時)無料

DGRWについては、購入コストを気にすることなく投資ができます。

長期運用に向いているETFですので、10年単位の定期積立で大きなリターンを目指す戦略です。

詳細マネックス証券、米国株取引で人気の理由!デメリットは何?

公式 マネックス証券(米国株)公式ページ

 

参考:VOOとDGRWの比較
※2022年6月28日時点

銘柄 年初来リターン 5年/年率リターン
VOO(S&P500) -19.36% 11.97%
DGRW(クオリティ株) -11.75% 12.15%