昨年のS&P500(米国大型株500社)のリターンは+30%の強い数字でした。
過去を振り返ると、その翌年は『そろそろ急落するのでは・・』『これは割高だ・・』といった 声が必ず出てきます。
元本保証がない投資ですから、こういった不安が頭をよぎるのは当然の事ですね。
ただし、私は今年も米国に500万円を投資する予定!
例年通り強気ということです。
分散投資の視点から考えれば米国株の比率を下げるのが正解!
ただし、各国の条件を比較すると『米国への投資が圧倒的に魅力』 というが私の答えです。
今回は、米国株に対して強気に攻める理由について書いていきます。
※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。
大幅上昇した翌年も強い!今年も10%以上の成長を予想しています。
2019年の米国株は約30%と大きく上昇したこともあり『来年はマイナスになるのでは?』と心配している人が多いですね。
最初に結論を述べると、米国株が大きく上昇した翌年に下落するといった根拠データはありません。
1970年からのS&P500(配当込み)リターンを調べると、1年で25%を超える上昇となった月が11回ありました。※2019年は含まず
この11回のうち翌年がマイナスになった年は2回しかありません。
(80%以上の勝率)
さらに、25%を超える上昇となった 翌年の平均パフォーマンは約14%(配当込み) 。
1970年以降の平均リターンが約10%ですので、それよりも強い数値ですね。
また、米国株に関しては、昨年強かった銘柄が今年に強くなるという傾向があるので、順張りの方が儲けやすい傾向がある点は頭に入れておくと良いでしょう。
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補足:2019年よりも2020年は相場環境が良好
昨年は投資で資産を大きく増やせる環境でしたが、個人投資家の中には思い切った投資ができなかった人も多いようです。
2019年前半相場で蔓延した“景気後退への警戒感をずっと引きずってしまった”というのが理由だと思います。
経験的に言えば、市場が低迷する時は将来に対する不透明要素が強い時!
以前は米中貿易戦争の泥沼化が進み見通しが立ちませんでした。 英国のEU離脱問題も不透明でしたね。
これらは、 霧が晴れてきた印象 です。
株価に折り込み済みとなればリスクとして考える必要性は無いですね。
また、“予防的な利下げ”という過去に例がないことも実施!
下落リスクが大幅に減少している状態だと言えます。
昨年の相場不透明感とは状況が大きく変化している点は理解しておく方が良いでしょう。
米国株の投資を優先するのは安心感が高いから?
今年の米国相場も10%以上の成長を期待していますが、何が起きるのか分からないのが投資の世界です。
米大統領選で波乱という可能性もありますからね。
予想外の低迷がおきた時にパニックにならない秘訣は、長期的に成長する市場に投資をすることだと思います。
私が米国株の投資が大きい状態なのは、『ホールドしておけば大丈夫!』という安心感を持っているからです。
この大きな理由としては人口推移があります。
主要国の今後20年間の状況を表にまとめましたので確認してみてください。
★人口成長 2019年~2039年の予測
年平均の成長 | 20年間の増減数 | |
米国 | +0.6% | +4300万人 |
ヨーロッパ | ▲0.1% | ▲1300万人 |
日本 | ▲0.5% | ▲1100万人 |
中国 | ±0.0% | +100万人 |
※国連経済社会局のデータより
上記の数字を見れば、説明は不要ですね。
主要先進国で人口が明確に伸びると予想されるのは米国くらいしかないのです。
そして、米国はGDPの約70%が個人消費なので、 人口増加は大きな追い風 と言えます。
株価は凸凹に動くものなので、一時的に含み損を抱える可能性は充分に考えられます。
ただし、長期にわたって株価が下がり続けるイメージは全く持っていません。
仮に株価が下落するような事があっても、『そのうち回復するだろう』と考えているのでジックリ待つだけです。
ちなみに、長期的な成長という点から、情報通信セクターやヘルスケアセクターに関しては意識的に投資を増やすようにしています。
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将来に強い期待があるのですから、目先の小さな不安で躊躇するのは勿体ないというのが私の考えです。
今回は「2020年米国株の投資は強気!急落を心配するのはナンセンス?」について書きました。
記事の中で参考になる点があれば、運用のヒントにしてみてください。
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