米国市場は高配当株が好調!成績が低迷している人の理由は何?

先月末(4月末)に米国のバイデン氏が大統領就任100日を迎えました。

フォックスニュースの調査によると支持率が54%で、トランプ前大統領の同時期よりも約10ポイント上回っています。

歴代の大統領と比べると支持率は高くありませんが、 選挙での「国内分断」という状況を考えれば及第点だと思います。

そして、足元の株価下落で低調にみえる米国株ですが、実際には堅調!
前半戦が終わった時点では、ほとんどの投資家が好スタートだと推察されます。

一方で資産が伸び悩んでいる人もいるのですが・・・、
過去の成功体験が投資判断の邪魔をしているケースが 目立ちます。

今回は海外投資の全体的な状況について書いていきます。

※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。

多くの投資家は好成績!ただし成長株は失速中

2021年に入ってから乱高下が激しい相場のようにも見えますが、これは値動きが大きい銘柄をクローズアップされているからです。

インフレ懸念で足元の株価は低迷しているように見えますが、それは短期的な話にすぎません。

株価が大きく下落した5月12日を基準に見ても、S&P500や世界株といった市場全体、バリュー株(高配当)に関しては年初来で7~15%程度で推移。

年率換算なら20%~45%リターンですから好発進ですね。

こういった定番的な運用をメインにしている人が多いので、 ほとんどの投資家の資産は例年よりも大幅アップだと思います。

ただし、一部の投資家からは伸び悩みの声も聞かれます。
成長株を中心に運用している人は、ちょっと厳しいですね。

次の項目で、海外ETFの人気銘柄の状況を記載したので確認してみてください。

高配当株が好調!成長株の出遅れが鮮明・・・

SBI証券では米国ETFの保有人数ランキングを定期的に発信しています。
各社で若干差はありますが、概ね似たような状況です。

人気ランキング1位~10位のETFについて、年初来リターンを調べましたので確認してみてください。

●人気ETF:年初来リターン:2021年5月12日
ランキング調査期間(2021年5月3日~2021年5月7日)

順位 ティッカー ETF名 年初来
1位 SPYD SPDR ポートフォリオ S&P 500 高配当株式 ETF 24.9%
2位 VOO バンガード・S&P500ETF 8.8%
3位 VYM バンガード 米国高配当株式 ETF 15.1%
4位 VTI バンガード トータル・ストック・マーケットETF 8.08%
5位 QQQ インベスコQQQトラスト・シリーズ1 1.1%
6位 HDV iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF 12.1%
7位 VT バンガード・トータル・ワールド・ストックETF 7.0%
8位 VWO バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF 1.9%
9位 VIG バンガード・米国増配株式ETF 7.6%
10位 BND バンガード・米国トータル債券市場ETF ▲3.3%

米国市場(VOO・VTI)・世界株(VT)、配当株(SPYD・VYM・HDV・VIG)などが順調に推移しています。

一方で昨年まで市場を牽引していた成長株(QQQ) は出遅れています。
新興国株も一時好調でしたが、急ブレーキです。

米国株のニュースでは価格変動の大きい成長株の話題が多いのですが、ランキングを見ると投資家が運用しているETFは堅い銘柄が中心とうのが実態。

つまり、今年は好成績を残している投資家が多いということです。

関連 海外ETFランキング!人気ベスト10の実力は?

資産が伸び悩んでいる人は成功体験が足かせになっている?

2021年になり米国大統領はバイデン氏に変わりました
共和党から民主党になり経済政策のアプローチも変わりました

投資家の新型コロナウイルスに対する注目点も、感染者数からワクチン接種率へと変化してきています

このような状態ですから、投資への考え方もいったんゼロベースで考える必要があります。

例えばGAFAM 5社(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)の年初来成績を見てください。
※2021年5月12日

・Google(GOOGL) 25.5%
・Amazon(AMZN) ▲3.2%
・Facebook(FB) 10.7%
・Apple(AAPL) ▲7.4%
・Microsoft(MSFT)7.4%

昨年まで強烈なリターンでしたが、2021年はGoogle(アルファベット)を除けば目立った成績は出ていません。

それ以外でも、昨年話題となったテスラ(TSLA)は▲16.4%ズーム(ZM)は▲14.1%と低迷しています。

つまり、昨年の成功体験を引きずったまま投資をしていると、難しい状況になっているという事です。

これは成長株がダメという話ではありません。
成長株を柱にする戦略も本人が納得していれば問題ありません。

ただし、昨年とは市場環境が大きく変わってきていますので、ハイテクを中心でもバリュー株を加える事は選択肢として持っておくべきだと思います。

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先行き不透明な時は、守りを中心に考える

大きなリターンを狙いたい気持ちは分かります。
集中投資で成功すれば一攫千金も可能ですからね。

ただし、“成功確率が高い時期”というものがあります。

こういった投資は方向感がハッキリしている時に行うのが鉄則。
わざわざ難しい時期にハイリスクな手段を選択する必要はありません。

現在はウイルスの状況、金利の動向、景気回復のスピードなど不明瞭な点が多い時。

特に金利動向による相場変動は、今年は繰り返し起きると予想しています。

市場も迷っている時期ですから、平均点を取れば充分。
今は攻めるよりも守りを固める時期だと思います。

また、含み損が10%を超えた状態の銘柄がある人は、現在の戦略について再考してみてください。

運用は“損失は小さく抑え利益は大きく伸ばす”のが基本です。

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(損小利大!攻防一体が可能な私のメイン手法です)

集中投資をすると、どうしても全体の動きが見えづらくなります。
不透明感が強い時は、ちょっと引いた感じで市場をみることも大切です。

焦らずチャンスはジックリと待ちましょう。

また、分散投資をしている方が視野が広くなるのでチャンスも見つけやすくなると思います。

今回は『米国市場は高配当株が好調!成績が低迷している人の理由は何?』について書きました。

記事の中で参考になる点があれば、運用のヒントにしてみてください。

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