私の米国株投資は投信積立(S&P500、ナスダック100)や海外ETF(連続増配株:VIG)を中心に行っています。
また、割合は少ないのですが個別株も保有。
銘柄はアルファベット(GOOGL)とジョンソン&ジョンソン(JNJ)です。
そして2021年7月より新たに投資をスタートした銘柄があります。
クレジットカード会社のVISAです。
このVISAですが、直近の株価が大きく下落しています。
2021年11月2日時点のチャートで見ると、私の買付スタートは現状より高いので含み損を抱えている状態です。
さて、このような状況ですので、今回は私のVISAに対する投資方針を再確認していきます。
結論としては、成功する可能性が高い投資だと考えており変更する理由はありません。
※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。
この記事の目次
VISAの株価が大きく下がった理由は?
VISAの2021年7-9月期の決算は、売上〇・利益〇でした。
ネット販売好調の追い風に加えて、国外旅行者のカード支出も38%増加。
更に四半期増配も発表しており、全体的に非常に良い内容です。
誤算だったのは、CFOが「国境を越える旅行が2023年夏までパンデミック前の水準に達しない公算が大きい」と指摘した点です。
関連VISA(V)決済高世界1位のブランドVISAは投資家から長期成長が期待されている銘柄なので、通常の銘柄よりもPERが高いのが特徴です。
こういった銘柄は成長鈍化しそうな話がでるとガタッと下がってしまいますね。
今期のアマゾン(AMZN)が低迷している理由も同様です。
さて、VISAについては「2023年夏まで・・」となると、1年以上にわたって低迷する可能性もありそうですね。
株価の底も分からない状態です。
通常の投資であれば、撤退するのも選択肢ですね。
ただし、私のVISAへの投資は積立買付です。
この場合だと、現在の見通しは逆にチャンスとも言えます。
VISAへの積立買付は約4年間を想定しています。
VISAへの買付を決めた理由は、将来的に国外旅行が復活した時に業績回復で株価上昇というストーリーを描いたからです。
そして、現在の株価低迷の大きな理由は、その回復見通しが思ったよりも先になりそうという点ですね。
私のVISAに対する投資方法は、毎月3万円を購入。
これを50回(投資総額:150万円)実施するというものです。
典型的なドルコスト平均法ですね。
50回(約4年)の積立だと現在の投資額は10分の1程度に過ぎません。
現段階では損益を意識する必要はありません。
ドルコスト平均法だと、低迷が長引いても最後に上昇すれば大きなプラスになる可能性があります。
この点を分かりやすく説明すると以下のような感じです。
以下は3万円の積立を12回実施したイメージです。
その後に6回目~12回目まで50円づつ回復してくと仮定。
上記の設定だと、積立買付することで株価が750円(スタートから22%低い水準)の地点でプラス転換します。
最後まで株価は買付水準に回復していませんが、最終金額は44万円で投資総額の36万円を大きく上回ることになります。
上記は仮定の話ですが、一括投資とは全く考え方が違いますね。
私がVISAに対して一括投資をしているならば撤退ですが、積立投資ですから全く心配していません。
VISAについては株価がしばらく厳しい状態で推移しても、プラスリターンで終われると予想しています。
補足:米国株の金額積立(ドルコスト平均法)が可能です。
ここまで読んだ人の中には、「VISAを毎月3万円購入?」という疑問を持った人もいるかもしれません。
一般的な証券会社では「1株が○○ドル」なので、ピッタリ3万円という買い方はできません。
しかし、それが例外的に可能な証券があります。
それがPayPay証券です。
この証券は、日本円の金額指定で買付ができる貴重な会社。
ドルコスト平均法で米国株の投資をしたい人にはオススメです。
小型株などは取扱いが無いのですが、米国株の大型株や有名銘柄・注目株は扱っているので私は個別株ではこの会社を利用しています。
1000円から買付ができるので、少額で米国株にチャレンジしたい人も注目ですよ。
最後まで下落すれば失敗!でも、VISAは心配してません。
ドルコスト平均法だと下落している銘柄でもリターンを得られる可能性はあるのですが、どの銘柄でも良いわけではありません。
そもそも、株価の下落が永久に続けばドルコスト平均法でも大損です。
VISAに関しては、国外旅行が増えていけば業績が回復していく可能性が高いとい考えています。
尚、クレジットカードに対してBNPL(後払い決済サービス)が脅威になるという話もありますが、私は全く心配していません。
VISAの業績の重しになっているのはBNPLの影響ではなく、国外旅行者のカード支出がコロナ前の水準に戻っていない事です。
そして、クレカには世界中の旅行やレストランなど幅広い場所で使えるという強烈なメリットがあります。
ポイントや保険などの特典サービスに魅力を感じている人も多いので、BNPLがクレカを脅かす存在になるとしても相当先の話だと思います。
そもそも、BNPLはクレジットカードが利用できない人やクレカの上限額が少ない人にとってメリットが多いので顧客ターゲットも少し違うように見えます。
最後にVISAについて私が好きな理由を挙げておきます。
この会社はカード決済の手数料を得るという事業ステムなので、他の企業のように簡単には赤字になりません。
カード発行もしてないのでリスクは無いですし、有利子負債も無いに等しいので利上げによるコスト増も心配なしです。
成長についても今後も続いていくと予想!
総合的に見て長期保有に向いている銘柄だと判断しました。
足元の株価動向は分かりませんが、積立設定の私には低迷も好材料です。
目標とする4年後には、良い結果になると想像しています。
今回は『今年から投資のVISAが急降下!私の運用方針は変更すべきか?』について書きました。
記事の中で参考になる点があれば運用のヒントにしてみてください。
米国株のメインはマネックス証券!独自性と条件面から決めました
私は米国株・海外ETFの取引で、マネックス証券をメインにしています。
その理由は、大きなリターンを得る為の条件が揃っているからです。
この証券は 米国株で時間外取引ができる貴重な証券会社 。
時間外で【安く買えたり、高く売れたり】するケースもあるので注目です。
また、米国株の分析では【銘柄スカウター】が大活躍します。
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