新興国株は長期投資で報われるのか? 知っておくべき事実と仕掛けの勘所

世界経済の成長見予測を確認すると、新興国の強さが目立ちます。

先進国の成長が2%前後に対して、新興国は今後も4~5%で成長していく見通し。

一般論として株価と経済成長はリンクする傾向があるので、 新興国株は長期投資に向いてると言われてきました。

しかし、新興国株の5年前と現在の株価を見比べると同水準・・
期待を裏切る結果となってます(2019年5月25日現在)。

ただし、新興国株の投資で儲かってる人が少ないかと言うと、決してそんなことはありません。

今回は新興国株の投資についての戦略と注意すべき点について書いていきます。

※推奨ではありませんので投資判断はご自身で行ってください。


耳より情報!投資のヒント

新興国株の特徴は「行き過ぎもまた相場」?

新興国は力強い成長を継続しています。
今後においても世界経済の成長エンジンであることは間違いありません。

経済成長に連動するのであれば、新興国株の値動きは綺麗な右肩上がりになるはずです。

しかし、新興国株式に幅広く投資できるバンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETFVWOと表記)の過去5年を見ると激しい上下を繰り返しています。
※赤線:5年前の株価

★2014年6月~2019年5月(新興国株VWO)

良い意味でも悪い意味でも、ジェットコースターのような状態・・。

米国市場に投資するバンガード・S&P500ETF(VOO)と比較してみると一目瞭然です。
※赤線:5年前の株価

★2014年6月~2019年5月(米国株VOO)

これだけを見比べてしまうと、新興国株式に投資をする旨味はないようにも見えます?

ただし、すごく極端な動きをするので短期~中期投資においては狙いやすいというメリットもあります。

実際に個別株投資で何度も失敗を繰り返している私ですが、VWOの投資では意外なほど簡単に利益が取れています。

あくまでも参考に過ぎませんが、私の投資スタンスについて記載しておきます。

世界の景気に、過剰反応する新興国株

新興国株に投資をする時には、実体経済よりも投資家心理を重視しています。

・・・というのも、新興国株は世界経済に対して強気な見通しがあるときはガンガン上昇していきます。

逆に世界経済に対してネガティブなニュースが流れると、「ここまで下がるのか?」というほど叩き売られることもあります。

ある意味では先進国の状況が悪ければ、新興国が好調であっても資金が引き上げられることがあるということです。

金融緩和や引き締めにも大きく反応するので、短期的な値動きは現地よりも外部の要因が大きいというのが現実かな?

新興国の情報を細かくとろうとすると大変ですが、外部的要因で動くのであれば投資チャンスは思ったよりも簡単に見つけられるというのが私の考えです。

米中貿易戦争は仕込みのチャンス?

直近の心配といえば、米国と中国の貿易戦争です。

長期的な泥沼化も予想されていることから、世界経済に対して不安を持っている投資家も多いと思います?

このような時期は、新興国株が軟調になる可能性が充分にあります。

VWOの株価は5年前と同水準となっていますので、新興国の成長を考えると説明しづらい株価になっているような気がします(安すぎる?)

また、世界全体を見ると金融引締めから緩和の方へ 徐々に変わってきている印象があります。

個人的には新興国株の仕込みタイミングは近づいてると考えており注視しています。

【補足】新興国株の投資はユックリ仕掛けた方が簡単

新興国株については、チャンスの時期が近づいていると感じていますが、下落中に慌てて買う必要はありません。

新興国の株価は行き過ぎる傾向があるので、底が想像以上に深くなることが多いからです。

購入のタイミングは、反転してからユックリというのが私の戦術。

出遅れ買いにはなるのですが、新興国株は上昇するときも行き過ぎる傾向がありますから、ワンテンポ遅れた投資でも十分にリターンが期待できます。

個人的な経験ですが、この手法でいけば負ける方が難しいかな?

ただし、上昇していたと思ったら突然急落することもありますから、逆指値を実施しながら上値を追うのが基本。

この方法については、別記事で紹介していますので興味がある人は覗いてみてください。

関連米国株は簡単!「売却タイミング」の悩みを1秒で解決する方法

新興国株式に対して長期投資を行なわない理由は?

経済成長に乗っていくのが私の投資スタイルですが、それを新興国では実践しないことに疑問を感じる人もいるかもしれません?

この点について私の考えを説明しておきます。

VWOの市場保有配分を確認すると、 中国が約35%で台湾が15%となっており全体の約半分を占めます。

実はこの二国間は将来的には人口減少と超高齢化で日本と同じような道筋を辿っていくと予想されています。

私が投資エリアを決めるときは、経済成長ということに加えて人口増加年齢構成に対しても注目しています。

現状としては経済成長に対しては合格ですが、人口推移を見てくと強い内需が続くかどうかは疑問?

中国は一人っ子政策の影響もあり、将来的には日本以上に厳しくなるという意見すらあるくらいです。

新興国株では短中期の売買で十分に利益を取れてるのですから、わざわざ不安を持ちながら投資をする必要はないと思っています。

ちなみに、 私が世界の中で米国市場に注力しているのは、経済成長と人口状況が先々明るいからです。

関連米国株って本当に儲かるの?私が2030年を目標にしている理由

新興国株で長期投資ならば、やはりインド?

今回は「新興国株は長期投資で報われるのか? 知っておくべき事実と仕掛けの勘所」について書きました。

ヒントになる点があれば参考にしてみてください。

尚、新興国株について短中期スタンスと書きましたが、インドは例外的に長期投資でも魅力があると考えています。

経済成長の見通しが良好なのは勿論ですが、人口数も将来的には中国を超えますし若い世代が多いので内需成長が長期的に期待できます。

経済成長を重視するモディ首相の続投もあるので、拡大はこれからが本番だと考えています。

関連インド株は別格!新興国株を避けている私が例外的に購入している理由?

ちなみに、インド投資を考えている人はウィズダムツリーインド株収益ファンド(EPI)が注目。

同タイプのETFや投資信託と比較して、コストが安くて分散銘柄も多いのが特徴です。

また、マネックス証券のゼロETFに採用されているので、マネックス証券の口座を持っている人は売買手数料は発生しません。

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ゼロETFはインド投資だけでなく、米国市場を対象とするETFも多数あります。

少額のコツコツ購入でも売買手数料の心配がいらないので、口座を保有している人は積極的に活用することをおすすめします。

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